黙示録 第4話 儀式の章


めぐる回廊は 古よりの祭壇に延々と続く道程

果てなき儀式の行く末は

その供物の数に値するのだろうか

我が進むその先に

終わりはあるのだろうか

供物は生餌か もしくは愚かな神の具現か

それを決めるのは自分ではない

搾取される側とされる側

抗うことすら許されず

ただ首(こうべ)を垂れるのみ 

願わくば ひとときの死の選択を

我に与えよ

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