第2話「ネコミュニケーション」
20XX年4月10日8時00分。自宅。
日の光を浴びたことにより俺は目を覚ました。そして、驚いた。
俺の隣になぜか、女性が寝ていた。しかも、なかなかなダイナマイト。
「あのぉ、、、すいません、部屋を間違えてないですか???」
「んんんん~~~~~」
その女性は目を覚まし、自分と目が合った。
「あぁ~ご主人・・・。おぁよ。」
「おはようございます。・・・って、ご主人???」
「あぁ、私の主人だろう???」
「誰が誰の?主人?」
「あなたが私のだ?」
「いつから?」
「昨日の夜から?覚えてないのか?」
「え???」
その女性は自分の姿を見て数秒止まった。
「きゃぁぁっぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁxっぁっぁぁっぁぁぁぁx!!!!!!」
「みるなぁ!」
その女性は、その場にあったものを投げながら布団をかぶった。
「知縁地(チェンジ)」
その女性がそういうとその女性が昨日の黒猫の姿に戻った。
「え??」
「どうかしたか?主人?なにかあったか?」
「いや、、、なにかあったかって?」
「私は今起きたぞ?」
「いやいやいや・・・さっきまでお前・・・え?」
「なにをみたかわからないがなんか変な夢を見たのでは???」
「あれは確実に・・・はだ・・・」
「なにもみてない!」
「はい!なにもみてなかったです」
ピンポーン!(大和の家のインターホンが鳴る音)
「はーい。」
宅配便を受け取ってからは、いつもの日常が始まった。
俺はバイトに行って、24時ころに帰ってきていた。
リリスも俺が帰ってきてからだが何かを調べていたものをまとめていた。
20XX年4月13日24時55分。自宅。
「ただいま。」
「おかえり、主人。これを見てほしいんだが。」
「なになに?」
リリスは、関東地方の地図にいくつかのバツ印があった。
それは「鬼」と呼ばれる異能力を持った人間がいるといわれてる場所らしい。
猫の姿でネコミュニケーションで情報収集していたらしい。
「リリス。この地図の意味は分かったけど。ここにいったらなにになるんだ?」
「おそらくだがご主人の力になるやつらとは見てる。」
「なるほど。」
「まずは、箱根に向かおう。そこに『雪鬼』の異名を持つ奴がいるらしい。」
明日から、俺の大冒険が始まるのであった。
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