第2話2次試験

 一次試験が終わった。身体能力は自信があるが、学力に関しては全くの無知だから大丈夫かなぁ。

 今年の東京の試験の受験者は150名。150名中何位なんだろう。

試験説明者「それでは、モニターに順位をうつします。」

 そしてモニターに順位が表示された。

誠「俺は、56位か!!まぁテストできなかった割には意外と高いぞ!!」

翔一「俺は4位か。」

光太郎「俺は………100位か………。」

 光太郎は運動も苦手でもないが得意ではない。だからこの順位だ。

試験説明者「一次試験では100位までの人が通過できます。」

光太郎「うわ!!俺マジギリ!!」

殲滅隊職員「保住さん、今年のテストを0点で1次試験通過した人が5人います。」

保住試験管「ほぉ、今年はオモシロイ受験者がおおいなぁ。」

試験説明者「二次試験は、4人1組でグループを組んで、サバイバル演習場での、3日間のサバイバル対決です。気絶したら脱落で、命に関わる行動をしたら試験管が止めに入り、試験を失格にします。ちなみにライバルを気絶させたらちゃんと受験ポイント加算になります。だから隠れて生き延びるのもあり、3次試験へのポイントを稼ぐのもありの試験です。学力が高くても戦闘力がなかったら意味がないので、それを2次試験では試されます。」

誠「4人一組!!?」

 誠と光と翔で組んでも一人足りない。

光太郎「おい、あと一人誰にするか。」

翔一「そうだね、できれば強いやつと組みたいけど。」

 一次試験のランキングでは1位末永龍馬、2位神田新一、こいつはテスト0点で、身体能力だけで通過したバケモノだ。3位はあの笹原家の笹原千尋らしい、4位は俺の友達、天才杉本翔一、5位がテストも満点で身体能力も申し分ない、森田裕也。組めるならこのトップ5の誰かと組みたい。

周りの人「おい、もうトップ1.2.3.5でグループ組んだらしいぞ。」

周りの人「おいおいまじか、あいつらにあったら終わりだな。」

龍馬「おいお前ら。」

新一「んー?」

千尋「どうしました?」

翔一「どうかした?」

龍馬「俺と組め、トップ4で組むのがベストだ。」

新一「んーまぁいいけど☆」

千尋「まぁそうですね。今回は協力しましょう。」

翔一「ごめん、俺はもう組む人がいるんだ。誘ってもらったのは嬉しいけど一人じゃそっちにはいけない。」

龍馬「わかった。強制をするつもりはない。じゃああと一人は5位のあいつか。」

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