第6話 たったひとり


死も こんにちわ と言うことがある

それが わたしたちの生きている世界

この価値を

この輝きを 

見つめていたい

だから あゆみは止めない


見てなくていい

目を閉じていてもいい時もある

だから

君が君を大切にするだけでいいんだ

心をずっと

その手の中で守ろうなんて

それが悲しみの始まり

だね


こわれていくことも遊びだ

ゆるされること

誰に遠慮してるの

影はいつも半分でいいんだよ


愛したいのに

出会えなかった


悔やんでいるのは

君だけじゃない


宇宙は始まりから

ずっとそうだった


君はそのための

夢をかなえる

たいせつな

たったひとり


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