第39話
第39話 ガチャ
リディアがダンジョンロードに進化し、新たなスキルがバージョンアップされたことに気づいた。ノエルがそのスキルの説明を始めた。
『マスター、進化に伴って『ガチャ』スキルがバージョンアップしました。これにより、より強力なアイテムやモンスターを召喚できるようになります。』
「より強力なアイテムやモンスターか…これは面白そうだな。」リディアの目が輝いた。
リディアはリリィ、ロゼッタ、バルドを集めて新しいガチャを試してみることを伝えた。
「皆、『ガチャ』スキルがバージョンアップされたんだ。これでより強力なアイテムやモンスターを手に入れることができる。早速試してみようと思う。」
「それは面白そうなの!どんなものが出てくるか楽しみなの!!」リリィが目を輝かせた。
リディアは魔力と素材を用意し、新しいガチャを回す準備を整えた。
▼ガチャの種類
〇魔物10連ガチャ(10000P)
ボーナス: 10連を1回回すごとに、ランダムな素材やアイテムが1つ付いてくる。
〇魔物100連ガチャ(90000P)
ボーナス: 100連ごとにボーナスとして、強力なユニークアイテムやユニーク魔物が確定で1つずつ付いてくる。
〇スペシャルガチャ(300000P)
ボーナス: 一定回数回すごとに、ユニークアイテム、ユニークな魔物、レジェンダリーアイテム、レジェンダリーな魔物が出る。
ダンジョンマスターの時よりかなりバージョンアップしている。
「ノエル、今のダンジョンポイントはいくらある?」
『マスター、現在1667000Pあります。100連ガチャとスペシャルガチャがおすすめです。戦力増強は数も必要です。数は力です。』
「ノエル、今のダンジョンポイントはいくらある?」
『マスター、現在1667000Pあります。100連ガチャとスペシャルガチャがおすすめです。戦力増強には数も重要です。数は力です、マスター。また、レジェンダリーアイテムや魔物も手に入れるべきです。』
「そうか、まずは100連ガチャから試してみよう。」リディアは意を決して決断した。
リディアは深呼吸をして手を合わせ、魔力を集中させてガチャを回す準備を整えた。リリィとロゼッタが興味津々で見守る中、リディアはガチャのボタンを押した。
「100連ガチャ、いってみよう!」リディアの声が響き渡り、空が青白く輝き始めた。光の玉がくるくると旋回し、次々とアイテムや魔物が現れる。
1667000P⇒1577000P
▼結果
・ゴブリン(ファンタジー定番のあいつ)×15
・スライム(ファンタジー定番のあいつ)×9
・コボルト(ファンタジー定番のあいつ)×8
・スパイダー(ファンタジー定番のあいつ)×6
・ハーピー(ファンタジー定番のあいつ)×5
・ウルフ(ファンタジー定番のあいつ)×10
・オーク(強力な戦士)×10
・トロール(力に特化した戦士)×8
・サイクロプス(力に特化した戦士)×2
・ガーゴイル(ファンタジー定番のあいつ)×4
・エレメンタルガーディアン(土地の肥沃度を高める魔物)×4
・ドライアド(植物の魔物で有名なあいつ)×2
・ダークスパイダー(闇から生まれた蜘蛛)×2
・スケルトンウォリアー(アンデッドの戦士)×5
・グリフォン(空を飛ぶ強力な獣)×5
・リッチ(ファンタジー定番のあいつ)×3
・ドラゴン(火)×1
・ミスリルインゴット×1
リディアは結果を見つめながら微笑んだ。「まあ、悪くないな。ゴブリンが多いのは少し残念だけど、ドラゴンやリッチ、グリフォンまで手に入ったんだ。これで戦力はかなり増強できる。」
リリィが興奮気味に声を上げた。「リディア様、ミスリルインゴットも出たの!これは大きな収穫なの!!」
ロゼッタも頷きながら、「これでさらに強力な武器や防具を作ることができるわね。今回のガチャは成功よ。」
「よし、もう一回100連だぁ~!」
100連ガチャ2回目
リディアは再び100連ガチャに挑戦することにした。手を合わせ、再度魔力を集中させてガチャのボタンを押した。上空が青白く輝き、光の玉が回転し始めた。
1577000P → 1487000P
▼結果
ゴブリン×28
スライム×16
ヒールスライム×3
スケルトン×15
スケルトンウォリアー×5
コボルト×9
ガーゴイル×2
ミノタウルス×2
オーク×4
トロール×3
ハイウルフ×2
リッチ×2
ドラゴン(風)×1
フェニックス×1
マンティコア×1
エント×1
グリーンマン(植物と共生し、自然の力を引き出すことに特化)×3
ホーリースプリット×2
世界樹の苗木×1
「せ・世界樹の苗木って…。街に植えると世界樹になるのか??」
リディアはしばらく考えた後、決断を下した。
「世界樹の苗木は街の中心に植えよう。これで街全体が恩恵を受けるはずだ。そして、皆で祝おう。」
リディアはリリィとロゼッタに指示を出したが、まずは100連だな。
100連ガチャ3回目
リディアは再度100連ガチャを回す決断をした。深呼吸して集中し、再びガチャのボタンを押した。再び青白い光が空を照らし、光の玉が舞い上がった。
1487000P → 1397000P
▼結果
ゴブリン×23
スライム×7
ヒールスライム×3
スケルトン×10
スケルトンウォリアー×9
オーク×5
トロール×6
ウルフ×9
ハーピー×4
ゴーレム×3
コボルト×4
ガーゴイル×2
ドライアド×3
サイクロプス×1
ミノタウルス×5
ドラゴン(氷)×1
フェニックス×1
グリフォン×1
リッチ×2
エルダートレント×1
オリハルコンのインゴット×1
リディアは今回の結果に満足そうに頷いた。「今回は本当に良い結果だ。これで街の防衛力がさらに強化される。」
続いて、ガチャではなく街の発展や魔法使いに特化させるため、種族で召喚することにした。
種族召喚
リディアはさらなる戦力増強のため、種族召喚を行うことにした。これにより、彼らの街の発展に寄与する強力な仲間を手に入れることができる。
1397000P → 1097000P
▼結果
ダークエルフ×10
エルフ×10
ドワーフ×10
リディアは新たな仲間たちを迎え入れ、彼らが街の発展にどのように貢献できるかを考えた。ダークエルフは暗闇の中での優れた戦闘力を、エルフは魔法と弓の技術を、ドワーフは鍛冶と建築の技術を提供してくれるだろう。
「これで街はさらに強くなる。みんな、これからも一緒に頑張ろう!」リディアの言葉に、仲間たちは力強く頷いた。
「続いてスペシャルガチャだ!!」
1097000P ⇒ 797000P
リディアがガチャのボタンを押すと、虹色の強いエフェクトが天空を駆け巡り、期待感が高まる。
「来い、来い、来い!」リディアは拳を握りしめ、目を輝かせた。
▼結果
ドラゴンエンペラー(全属性を扱えるドラゴンの頂点)×1
「おおっ!ドラゴンエンペラーだ!」リディアは歓喜の声を上げ、リリィとロゼッタも驚きと喜びの表情を浮かべた。
「これで我々の戦力が一気に跳ね上がるぞ!」リディアの声に皆が沸き立つ。
「もう一回いくぞ!」
797000P ⇒ 497000P
再び虹色のエフェクトが空を彩り、リディアの心臓が高鳴る。
「次は何が出るんだ…」
▼結果
リディア専用 刀(命名)×1
「リディア様専用の刀ですって!?」ロゼッタが驚いた声を上げた。
リディアは刀を手に取り、感触を確かめながら、「この刀、すごい…!」と呟いた。「これでさらに強くなれる。」
「次もいくぞ、スペシャルガチャ!」
497000P ⇒ 197000P
虹色のエフェクトが再び輝き、リディアの期待が一層高まる。
「頼む…!」
▼結果
アークエンジェル(浄化の魔法に特化しており、究極の回復力と攻撃力を持つ)×1
「アークエンジェルだ!」リディアは大きな声を上げた。
リリィが驚いて、「リディア様、これで回復力も攻撃力も大幅に強化されますわ!」と叫んだ。
「これで我々の防衛力は完璧だ。」リディアは満足そうに頷いた。
「よし、これで十分だ。皆、準備を整え、街の発展と防衛をさらに進めよう!」
リディアの言葉に、仲間たちは一層の団結を見せ、彼らの未来に向けた新たな一歩を踏み出した。
「アークエンジェルだ!」リディアは大きな声を上げた。
リリィが驚いて、「リディア様、これで回復力も攻撃力も大幅に強化されますわ!」と叫んだ。
「これで我々の防衛力は完璧だ。」リディアは満足そうに頷いた。
「よし、これで十分だ。皆、準備を整え、街の発展と防衛をさらに進めよう!」
リディアの言葉に、仲間たちは一層の団結を見せ、彼らの未来に向けた新たな一歩を踏み出した。
「さて、次は名前を付ける番だな。」リディアはドラゴンエンペラーとアークエンジェルを見つめながら言った。
「ドラゴンエンペラー、お前の名前は『龍王』としよう。全ての属性を持つお前に相応しい名前だ。」
ドラゴンエンペラーは頷き、その名前に誇りを感じるかのように咆哮を上げた。
「アークエンジェル、お前は『セラフィム』だ。最も高位の天使として、浄化と回復の力を持つお前にぴったりだ。」
セラフィムもまた、光を放ちながらその名を受け入れた。
次にリディアは自分の専用の刀を手に取り、しばらく考え込んだ。「この刀には特別な名前が必要だな…『天照剣アマテラスのつるぎ』。日本の伝説にちなんで、この名前にしよう。」
「龍王、セラフィム、リリィ、ロゼッタ。私は、一度クレストへ帰る。街の発展まかせた。あと武道会の準備もよろしくな」
「「「「おまかせください」」」」
全員が礼をし、リディアはダンジョンウォークでクレストへと転移した。彼が去った後、仲間たちはそれぞれの役割に戻り、街の発展と防衛の準備を進めていった。リディアの背中を見送りながら、彼らの表情には信頼と決意が浮かんでいた。
リディアが転移先のクレストに到着すると、そこは彼の帰るべき場所、そして新たな挑戦が待つ場所でもあった。彼は新たに得た力と仲間たちの信頼を胸に、次なる冒険への一歩を踏み出した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます