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2024年11月4日 10:43
紆余曲折あった徐晃の人生ですが、最期に大切な人がそばにいてくれたというのは、もうそれだけで奇跡のような出来事。次に会えたならもう遠慮はしない、と曹操を意識した言葉に口にしていますが、そのことすらも含めて充実した生涯だったのではないかと思います。大斧を受け取り愛と遺志を継ぐ、曹洪と徐晃ならではの美しい永遠の契約でした。このお話を紡ぐのは苦しいものがおありだったかもしれません。亜咲加奈様、ありがとうございました。
作者からの返信
嚥下と発話が困難な病人が果たして厠へ自分の足で行けるのかという点については、このお話は正確ではなかったと思います。少なくとも私の身近で寝たきりだった身内三人は、導尿したりおむつをつけたりしていました。ですがこのお話では思いきってあの場面をいれてみました。北方三国志でも曹操が板に乗って寝たまま厠へ行き、許褚の介添えで用を足す場面が描かれていたことが心に残っています。徐晃も最期に愛する曹洪に思いを伝えることができてよかった。実際に身近な人を見送ることが今年は続いたので、その時に感じたことなどがこの作品に結実しました。形になるまではまったく文字を打つ気にならず、もんもんとしていました。その苦労まで汲み取ってくださり、ありがとうございました。
2024年11月4日 10:11
悲しいけれど、とても美しかったです。今際の際に寄り添うのは辛くて悲しいですが、一秒一秒かけがえのないものだったのだろうと思います。とても素敵なお話でした。どうもありがとうございました。
そうおっしゃってくださいまして嬉しいです。ほっとしています。最期を迎えるまで愛する曹洪といられて、徐晃は幸せを感じていたと思います。こちらこそありがとうございました。
紆余曲折あった徐晃の人生ですが、最期に大切な人がそばにいてくれたというのは、もうそれだけで奇跡のような出来事。次に会えたならもう遠慮はしない、と曹操を意識した言葉に口にしていますが、そのことすらも含めて充実した生涯だったのではないかと思います。大斧を受け取り愛と遺志を継ぐ、曹洪と徐晃ならではの美しい永遠の契約でした。このお話を紡ぐのは苦しいものがおありだったかもしれません。亜咲加奈様、ありがとうございました。
作者からの返信
嚥下と発話が困難な病人が果たして厠へ自分の足で行けるのかという点については、このお話は正確ではなかったと思います。少なくとも私の身近で寝たきりだった身内三人は、導尿したりおむつをつけたりしていました。
ですがこのお話では思いきってあの場面をいれてみました。北方三国志でも曹操が板に乗って寝たまま厠へ行き、許褚の介添えで用を足す場面が描かれていたことが心に残っています。
徐晃も最期に愛する曹洪に思いを伝えることができてよかった。
実際に身近な人を見送ることが今年は続いたので、その時に感じたことなどがこの作品に結実しました。形になるまではまったく文字を打つ気にならず、もんもんとしていました。その苦労まで汲み取ってくださり、ありがとうございました。