応援コメント

第5話 永遠に問え~于禁と龐徳」への応援コメント

  • はわわ、凄く良いお話です。于禁もそうですが、曹丕が優しくて良い…
    日本人の中には武士道を変に解釈している方がいて、殉じて死ぬのが美徳・降伏は悪みたいな論調がありますからね…玉砕とかはその最たるものでしょうか…「死ぬ事と見つけたり」は「死ぬ覚悟を迫っている」のではなく、しがらみや束縛から自由になる覚悟を説いていると思っていて、土壇場での于禁の行動はまさにそれだなあと。自分も優柔不断で何かを決める時にはいつも脂汗を流しているような人間なので、このお話で何か救われたような気がしています。素敵な一編、ありがとうございました!

    作者からの返信

    はうあ、ご感想ありがとうございます。
    于禁を書きたくて書きました。
    そして、曹丕があの絵を描かせたのはなぜだろうかと考えたことも、このお話を書くきっかけとなりました。

    さすが九州の方、「死ぬことと見つけたり」の解釈に蒙を啓かれました。
    実は以前、九州出身の方から「外に出たら何があるかわからないのだから、外出前にそのように準備を済ませておきなさいと教わりました」と伺ったことがあります。また、もしかしたら葉隠でなかったかもしれませんが、同じ方のお話で、小学校で葉隠を暗唱したと話していました。

    最近の少年漫画を見ていますと、正に殉じて死ぬのが美徳みたいな書き方が目につくなと感じています。読者の年齢に近い登場人物を登場させざるを得ないでしょうから、若い人たちが命がけで無理を重ねて敵と戦うという場面が多くなっています。そのような場面を目にした時に感じたもやもやした気持ちが、諏訪野さまのコメントを読んで晴れた気がしております。
    こちらこそお読みくださいましてありがとうございました!

    編集済