第4話 桜狐の過去の話
私は昔色々とやんちゃしていた、まぁ人間を驚かしたり、実際に害を与えたことがないがまぁ人間にはそれでも恐ろしかったのだろう
「お前がここらで悪さをしている狐の妖怪か」
と陰陽師の人間がやってきた
「だからなんだよ?別に人間にそこまで迷惑かけていないから別にいいだろ?」
と私は人間を軽くあしらっていた
「それでも人間が安心して暮らせるようにと言う要望があってねまぁ仕方がないことだよ」
と女はやれやれって感じだった
「でもあんたを殺せばそんなバカな話は無くなるわけだ」
と当時の私はこんな人間すぐに殺れると思っていたがそうはならなかった
めちゃくちゃしつこい、攻撃しても避ける避けるしかも向こうの攻撃はめちゃくちゃ痛いしもう嫌になるわ
「ねえそろそろ帰っていんだけど?もう疲れたから帰りたいんだけど」
と出さんしたが
「退治するまでは無理かなー」
と否定された
「じゃあ退治以外で方法ないの?私死にたくないんだけど」
とまぁわたしはまだまだ生きていたいし、楽しいこともいっぱいしたい
すると女は少し考えてから
「じゃあ、あんた私の使い魔になりな、そしたら衣食住全部提供してあげる、その代わり私の仕事を手伝ってもらうがその条件でどうだい?」
と言う提案を受けた
私は考えていた、条件破格だが絶対に何か裏があるはずだと
「別に裏とかないよ?私の孫の相手をして欲しかったり、私も歳だから私の身の回りのお世話をしてくれたらそれで良いよ」
と言っていた
「わかったその条件のんであげる」
も私は了承した
するとその女は
「退治した証拠が必要だからあんたの髪の一部を切らせてくれ」
と言われたので私は自分の髪の一部を渡した
「じゃあこれ見せてくるからしばらく待ってて」
と女は急いで街に向かっていった
30分くらいしてから女が戻ってきて
「じゃあらこれからよろしくね、狐の妖怪さんって言うのも変だから、そうねこれから桜狐と名乗りなさい」
と私に名前を与えてくれた
「わかったわ、これからは桜狐と名乗ることにするわ」
とこれからはこの名前が私の名前だ
そして数年後私はこの女の世話役として働きまぁまぁ忙しい時間を過ごしていた
それからまた数年後私はこの女の孫を見ることになったこの出会いが私の人生を大きく変えることになるとはこの時の私は思っていなかった
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