#72 一日自由行動、目立った椎菜

 どうしてこうなった?

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「ご、ごめんなさいっ……!」


 起床後、僕はふかぶかぁ~~~~、と麗奈ちゃんに頭を下げて謝っていました。

 理由は……


「ま、まさか麗奈ちゃんの上で眠っちゃってるなんてぇ……あぅぅ……本当にごめんなさい……お、重かった、よね……?」


 僕が麗奈ちゃんの体の上で眠っちゃってたからです……。

 きっと重かったと思うし、寝苦しかったかなぁ、なんて思ったんだけど……


「いえむしろありがとうございましたッ!」

「なんでお礼!?」


 なぜか麗奈ちゃんに本気でお礼を言われました。

 本当になんで……?


「でも椎菜ちー、なんで麗奈ちーの上で寝てたの?」

「たしかに。一応隣で寝てはいたみたいだけど、そうはならんやろ、ってくらいおかしくない? しかも、布団の中だったし……」

「あぅ……実は、その……僕、近くに親しい人がいると、つい、その……寝ぼけてくっついちゃうと言いますか……お姉ちゃんと一緒に寝てる時も、今日みたいになっちゃって……」

「し、親しい人……?」

「う、うん……だって、女の子で一番仲がいいの、麗奈ちゃんだし……えと、麗奈ちゃんはそうじゃない、の……?」


 もしかしたら、麗奈ちゃんはそうじゃないのかも、なんて思ったら、


「そんなことあるわけないよあたしたちは親友!」


 そう言ってくれました。


「えへへぇ、それならよかったぁ」

「「「ごふっ……!」」」

「ふぁぁぁ!? ど、どうしたの!?」

「だ、大丈夫……ちょっと、上目遣い+寂し気表情からの、満面の笑みが、ね……」

「「うん」」

「ふぇ……?」


 三人が一体何を言っているのかはわからなかったけど、とりあえずは大丈夫ということでみんなお着替えをしてから朝ご飯を食べて……。


「じゃあ、一日自由行動にしゅっぱーつ!」


 一日自由行動の時間となりました。



「で、どこから行くかだが……とりあえず混みそうな場所から行かないか?」

「お、高宮君いい案だね。みんなそれでいい?」

「僕はいいよー」

「わたしもオッケー!」

「私も異議なし」

「じゃ、最初は……清水寺とか?」

「そうだな。じゃあ、早速行くか」


 と、最初に向かうことになったのは、清水寺。

 なぜか清水寺のイメージって飛び降りが強い……なんでだろう? そう思っちゃうくらいには、高いイメージ。

 一応行くのは二度目だけど。

 と、道中楽しくお話しながら清水寺に到着。


「おー! たっかーい!」

「そうね。そう言えば、昔は木の枝とか草木が生い茂ってた関係で死ににくかった、なんて話があるわよね」

「へぇ~、そうなんだね~」

「……まあ、今の椎菜なら落ちても無傷だろうがな」

「うーん、無傷どころか、普通にすたっ! って感じで着地してそう」

「え、椎菜ちーってそうなの!?」

「あ、うん、TS病って身体能力が高くなってるから、これくらいの高さだったら大丈夫だし、あと普通に自分でジャンプできるから」

「何それすごいわね……」

「結構ファンタジーなので……」


 自分でも、かなりファンタジーな体になったなぁ、なんて思っちゃうけど。

 でも……なんだろう、ちょっとだけ飛び降りてみたいなぁ、なんて……。

 できるとわかるとついついやりたくなっちゃうような、そんな気分。


「椎菜、悪いことは言わない。飛び降りたい、なんて思うなよ」


 なんて考えてたら、柊君に先に釘を刺されました。


「なんでわかったの!?」

「なんとなくだ」

「す、すごい……」


 さすが柊君です……!


「……毎回思うけど、あの二人、あれで付き合ってないのってすごくない?」

「だねー……まあ、見ててもお互い恋愛感情は本当にないんだなーってわかるよね。特に高宮君」

「わかるわ。なんかこう……弟とか、そう言う風に向ける目をしてるわ」

「「わかるー……」」

「ん、どうしたんだ、三人とも?」

「何かお話ー?」

「あ、ううん、なんでもなーい!」


 何かお話してたのかもしれないけど、何でもないなら気にしなくてもいいよね。


 ……あれ?

 ふと、建物の影に白い狐さんがいて、じーっとこっちを見つめてきているところを発見。

 あの狐さんって、昨日の夜旅館の屋根にいた狐さん、だよね……?

 なんだろう……。


「どうした、椎菜?」

「あ、うん。えっと、今そこに白い狐さんが……って、いない……?」


 なんでか白い狐さんが気になってじっと見ていると、柊君が声をかけて来たので、白い狐さんのことを言おうとしたら……なぜかいなくなっていました。

 あれ、どこに行っちゃったんだろう……?


「白い狐? どこにもいないが……大丈夫か?」

「うーん……気のせい、だったのかなぁ……」

「そうじゃない? それにほら、近くに山もあるし、迷い込んで来たんじゃない?」

「……そうかも。じゃあ、次に行こっか」


 白い狐さんのことは気になるけど、いなくなっちゃった以上は気にする必要はない、よね。

 うーん、でも……あの狐さんってなんなんだろう……?



 気になることはあるものの、今は自由行動中。

 なので、頭の片隅に移動させて、僕たちは次の目的地に。


 次に向かったのは金閣寺。

 とは言っても、距離がかなりあるのでバスで移動。

 けど、一時間くらいはバスでもかかるみたいなので、半分くらい行ったところで一度降りて色々な所を見て歩いて、そんな風にして目的地へ向かっていると……。

 くぅ~~~~。


「はぅっ!」


 僕のお腹が鳴りました……。


「椎菜ちゃん、お腹空いたの?」

「あっ、え、えと……うん……その、もうすぐお昼だなぁ、って思って……」

「そう言えばそうだねー。んじゃあ、お昼にしない? この辺り、丁度お店とかもあるっぽいし。椎菜ちーはどこか行きたいところとかある?」

「え、ぼ、僕? 僕はみんなが行きたいところでいいけど……」

「いいのいいの! 何でも言って!」

「あ、う、うーん……それじゃあ……んー、湯豆腐?」


 食べたかったなぁって。


「そう言えば、食べたいとか言ってたな。いいんじゃないか? 確かこの辺にいい店があるらしいぞ」

「へぇ~、高宮君調べたの?」

「一応な。なんでも、湯豆腐以外の料理も美味いらしい」

「おっ、いいじゃーん! じゃあ、そこいこー」

「了解よ」

「はいはい」


 というわけでまずはお昼ご飯を食べることに。

 早速移動して目的のお店へ。


「お、早めに来たからか今はそこまで混んでないんだな」

「だね~。お腹空いたぁ~」


 柊君曰く、結構人気のお店らしくて、混んでることがよくあるそう。

 とはいえ、今回は早めに来たこともあってそこまで混んでなかったみたいです。

 ラッキー。


「いらっしゃいませー! 何名様でしょうか!」

「五人です」

「かしこまりました! それでは、奥のお座敷にどうぞ!」


 と、指示された場所へ移動して、靴を脱いでからお座敷に。


「はふぅ……まだそこまで歩いてないとはいえ、座ると疲れが来るね」

「わかるー。まだまだぁ! と思ってるのに、いざ座るとね」

「そうだな。ま、どうせこの後も歩きっぱなしみたいなもんなんだ。今のうちに休んでおこう」

「だねぇ」

「そうね」


 と、そんなことを話しつつ、僕たちは各々食べたいものを注文して……というより、みんな同じものを選んだんだけど。


「お待たせしました、湯豆腐御膳です!」


 僕たちが注文したのは湯豆腐御膳というメニュー。

 内容としては、湯豆腐とお漬物、天麩羅、それからご飯と言った物になります。

 お、美味しそう……!


「「「「「いただきます!」」」」」


 早速湯豆腐を一口。


「ふぁ……おいひぃ……」


 お豆腐はあっつあつだったけど、それでも熱いうちに食べないともったいない、そう思わせるくらいに美味しかったです。

 このタレいいなぁ……酸味が強めだけど、甘みもあって、すごくさっぱりしてる。

 それに、天麩羅の方も衣がサクサクだし……結構難しいんだよね、こうやって作るの。


「確かにこれは美味いな……」

「うん、漬物美味しいね」

「いやぁ、これはすごくいいねぇ……」

「正直、もっと食べたくなるわ」


 なんて、みんなで感想を言いながら食べ進めていきます。


「はむっ……んん~~っ、はふぅ……」

「「「んぐっ……」」」

「……三人とも、その調子だと一日もたないぞ」

「いや、これを見て耐えられる高宮君がおかしいと思うなあたし!」

「そうそう! 普通吐血しそうになるよ!?」

「鼻血出るわっ!」

「いやそれがおかしいと思うんだが!?」

「「「いや高宮君がおかしい」」」

「えぇぇぇ……」

「もきゅもきゅ……んむ? みんなどうしたの?」


 集中して食べていると、何やら四人が話していたみたいで、何かあったのかな~なんて声をかけると、


「「「「気にしないで(くれ)」」」」


 って言われました。


「そっか~。あ、この天麩羅美味しいよ~。柿の天麩羅なんだって。僕甘いのはダメだし、柿は苦手だけど、これは美味しいな~」


 えへへぇ、と笑いながらそう言うと、柊君はどこか苦笑いを浮かべて、三人は、


(((やっぱ可愛すぎじゃない……?)))


 なぜかすごくいい笑顔をしていました。

 ……あれ? なんか鼻血出てない?



 美味しいお昼ご飯を食べて、再び移動。


「いやー、やっぱ広いねぇ。でも、旅先で歩くのって楽しくない?」


 歩いて移動していると、美咲ちゃんがそんなことを言って来ました。


「むしろ、それが醍醐味なまであるよね」

「そうだね~。それに、やっぱり遠い場所だからそれが一番いいよね」


 京都なんて行こうと思ったらかなり大変だし、お金もかかるしね……。

 だって、新幹線だけでかなりの金額だもん。

 今の僕の収入面で言えば軽々行けるには行けるけど、あまり金銭感覚は壊したくないので……。

 高いものを買う時は、どんなにしても月に一回で、一万円くらい。

 そこから増やしても二万円未満だしね……。

 だからこそ、こうやってそういうことを考えずに旅行が出来るのはありがたいです。


「そういや、伏見稲荷大社はいつ行く?」

「最後でいいんじゃないかな? 戻る途中で行くくらいで」

「わたしもそれでいいよー」

「あまり行ったり来たりじゃ疲れるし、それでいいわ」

「椎菜は?」

「僕もそれでいいよ!」


 個人的に神社が好きなので、伏見稲荷大社には行きたいです。

 千本鳥居っていいよね。


 最近は、前より神社のいると落ち着くようになってきてるけど……やっぱり、あの髪飾りが原因、だよね?

 うーん、本当にあれってなんなんだろう?


 と、僕がそんなことを考えている時でした。。


「きゃぁっ!」


 と、どこからか悲鳴が聞こえてきました。

 きょろきょろと周囲を見回すと、後ろの方でおばあさんが尻餅を着いていて、かと思えば黒い服を着た男の人がこちらに向かって走って来て、


「どけっ!」

「きゃっ!」


 と、近くにいた麗奈ちゃんを突き飛ばすような形で走り去っていきました。


「ひ、ひったくりよぉ~~っ!」


 すると、さっきのおばあさんがひったくりと叫ぶ。


「麗奈ちゃん、大丈夫?」

「いてて……い、一応……」

「あの人……許せませんっ……!」

「あ、おい椎菜!?」


 僕はひったくり犯な上に、大事なお友達の麗奈ちゃんを突き飛ばすという行為をした男の人に怒りを覚えるなり、どこか人気の少ない場所に移動。後ろから柊君が僕のことを呼んでいたけど、

 さすがに、この姿の状態で色々とやるのは問題なので……。


「『転神』!」


 一度神薙みたまの姿になることに。

 昨日の時点でお風呂に落っこちちゃってはいるけど、それはそれとして、街中なら大丈夫……だと思いたいです……。


 けど、麗奈ちゃんに謝ってもらわないと気が済まないし、あのおばあさんが盗られた物も取り返さないと!


 僕は物陰から飛び出すと、人にぶつからないように男の人を追いかける。

 変身する前にどこへ向かって行ったのかは見ていたので、まずは真っ直ぐ追いかけて……。


「むっ、いないっ……けど!」


 かなりの速度で走っていたけど、男の人が見当たらなかった。

 だけど、今の僕ならできることがいっぱいあります。

 なので……。


「やぁっ!」


 膝を大きく曲げて、思いっきりジャンプ。

 そのまま、ちょっとずつ練習してきた風の霊術で、少しだけ空中に浮けるようになった僕は、辺りを見回していると……


「いたっ!」


 思いっきり走って逃げるていく男の人の姿があって、よく見るとかなり強引に逃げてるみたい。

 しかも、姫月学園の生徒もたまにぶつかられたりしてるみたいだし……余計に許せませんっ!


 僕は商店街からお家まで飛んで帰ったような感じで霊術を使用して、びゅんっ! と男の人を空から追いかける。


 向こうは人の足だけど、僕はファンタジーを活用しているので僕の方が早く、追い越したところで霊術の使用を切って、地上へ。


「うぉ!?」


 いきなり目の前に現れた僕を見るなり、男の人は一瞬うろたえたような様子を見せたけど、すぐにそんな素振りはなくして僕を突き飛ばそうとして……。


「ふっ――!」


 僕はその手を掴むと、背負い投げの要領で男の人を地面にたたきつけました。


「がぁっ!?」


 走っていた勢いもあって、かなりの威力にはなっちゃったとは思うけど……同情の余地なしです!


「あ、おばあさんの盗られた物ってこれかな?」


 ふと、男の人のすぐ傍に小さなカバンが落ちていて、僕はそれを回収。

 あとは……。


「ねぇ、おじさん。さっき、僕のお友達を突き飛ばしてたよね?」

「な、んだテメェッッ……!」

「僕が誰かはどうでもいいんです。でも……僕のお友達を傷つけることは許さないし、人の物を盗むなんてもっと許しません。なので……これから謝ってもらいます。あ、もちろん警察にも行ってもらいますからね?」

「ふ、ふざけんなっ!」

「ふざけるな? あなたがそれを言うんですか? どうして? 人の物を盗んで、人を突き飛ばしているのに、ふざけるな? 子供ですか? 自分が悪いことをしたと自覚もしない状態で? まだ子供の方が悪いことをしたって理解できますよ? そもそも、盗むと言う行為をしておきながらその態度は……人としてどうかと思います」

「こ、このがきぃ……!」

「――黙ってください」


 自分でもびっくりするくらい冷たい声が出ました。

 怒った時に、頭が沸騰する、みたいなことをたまに聞くけど、今の僕が本当にその状態で、麗奈ちゃんを突き飛ばしたことやおばあさんの物を盗ったことが許せない。


「ひっ……」


 すると、男の人はなぜか小さな悲鳴を漏らしました。

 許せないけど、怖がらせすぎても問題かも……それなら……。


「謝らないと……僕は何をするかわかりません」


 にっこりと微笑んで、僕はそう言い放ちました。


「す、すすす、すんませんでしたッ! に、荷物は返しますしさ、あ、謝りますのでっ、

い、命だけはっ……!」


 と、さっきまでの態度が180度変わって、突然土下座しながら謝り出しました。

 え、なんで……?

 疑問しかないんだけど……でも、謝ると言うのなら……。


「それなら……さっきの人たちの所へ行って謝りましょう。もちろん、その後は警察に行ってください。あ、もしも約束を破れば……ふふ」

「ひぃっ! す、すんませんでしたぁぁぁぁぁぁ!」


 と、そう叫びながら男の人が走り去っていきました。

 あの方角は……うん、麗奈ちゃんたちがいる方だね。


 一応、向こうに戻らないと。

 おばあさんの荷物、僕が持ってるからね。


 と、そうして再び走って元の場所へ戻っていくと、そこにはまたしても土下座で謝る男の人の姿が。

 ちゃんと謝ってるみたいでよかったです。

 僕の方はおばあさんに近づくと、


「おばあさん、これが盗られた物ですよね?」


 微笑みながらカバンを差し出しました。


「あぁっ、ありがとう、狐のお嬢さん……!」


 僕からカバンを受け取ると、おばあさんは泣きそうな顔でぎゅっとカバンを抱きしめると、笑顔でお礼を言って来ました。


「いえいえ。でも、そのカバン、すごく年季が入ってますね?」

「えぇ、このカバンは昔私の孫がプレゼントしてくれた宝物でねぇ……だから、盗られた時は頭が真っ白に……」

「それなら取り返せてよかったです」


 そう言う大切な物が盗まれるとか、すごく嫌だもんね……。

 僕だって、お姉ちゃんから貰った物を盗られたりしたら…………何をするかわからないもん。

 怒る事だけはわかるけど……。


「それにしても、お嬢さんはお狐様の化身かい?」

「ふぇ!? あ、ち、違いますよ!? あ、で、でも、間違いじゃない……?」


 突然おばあさんにそう言われて、ちょっと慌てる。

 確かに設定はお狐様だけど、僕自身はそうじゃないもん!

 あくまでも設定だし……。


 って、そ、そう言えば早く元の姿に戻って、みんなの所に戻らないと……って、そういえばどうやって説明しよう!?

 僕がいなくなって神薙みたまが出て来て、それで荷物を取り返したし……あれ、すごく怪しまれない!?

 あぅぅ……後先考えない出て来ちゃったばかりに……。


「いや、私が困っていた時に来てくれたんだ、きっと神様の使いみたいなものなんだろうねぇ」

「あぅぅ、ぼ、僕はそう言うのじゃ……」

「それじゃあ、本当にありがとうねぇ、狐のお嬢さん」

「あ、え、えーっと、おばあさんもお気をつけて」

「ふふ、ありがとう」


 そう言っておばあさんは去っていきました。


「……とりあえず、元の姿に戻ろう」


 そう言って再び人気がない所へ行く僕。

 その後ろ姿を白い狐さんがじーっと見ていたことに、僕は気付きませんでした。



 尚、この時の僕は怒り心頭で気が付かなかったんだけど……どうやら神薙みたまの姿をした女の子が現れた上に、ひったくり犯を捕まえた、という一部始終が動画で撮られていたみたいで、それが瞬く間にSNSで拡散。

 しかも、場所が京都だったこともあって、本当に神の使いなのでは、みたいな噂がたったとか……。

 ただそれと同時に、関東の方でも見たことがある! みたいなコメントが写真付きで投稿されて……みたまちゃんはリアルに存在するのでは? みたいな、そんな噂もたったとか、たってないとか……。

 やらかしちゃったぁ~~~~……!


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 はい、なんか知らんけどこうなってしまった回です。

 一応、みたまモードはどっかで出す予定だってんであれですが、まあ……いっか!

 白い狐の正体は……あー、次回かその次か……少なくとも、一日自由行動の話の内に出したいよね。

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