番外編#1-4 変態と変態は惹かれ合うし、クリエイターとクリエイターも惹かれ合う
私から自重というブレーキが消えた瞬間です。
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依桜とまひろの両名が桜木家に滞在することが決まったあと、三人は他愛のない話で盛り上がる。
その中で一番盛り上がったのは……。
「わかるっ、すっごくわかるっ! お風呂とか、すっごく困るよね!」
「うん……お家ならいいんだけど、その、他の人たちがいるような場所だとちょっと……」
「そうじゃのう……別に見られる分にはほんの僅かの恥ずかしさ程度でしかないが、中身は男故、申し訳ない気持ちになるんじゃよなぁ……」
「ボクは普通に見られるのも恥ずかしいかな……」
「僕も……まひろ君って、結構恥ずかしがらないタイプなの?」
「んー、まあ、元々そんな感じじゃのう……とはいえ、それは仲が良い者たちが前提で、関係性が薄い者たち相手は普通に嫌じゃがな」
「ボクは仲が良くてもちょっと……」
「僕も、かなぁ……」
などなど、三人は脱衣所とか公共の場での風呂についての話題で盛り上がる。
TSした者たちが確実にぶち当たるであろう悩みに、三人はわかるわかる、とひたすらに共感しまくる。
あと、どうもこの三人はそれぞれ違う方面で苦労してはいるが、それでも根本的な悩みは同じらしく、特に……。
「儂は……あれじゃなぁ。この体になってから、やたら同じクラスの女子に構われるようになったのう。髪型とかなぜかいじって来る」
「あ、それボクも。ちっちゃくなった時は特に……椎菜君は?」
「休み時間にたまにされるかなぁ……」
女子にいじられ過ぎ問題である。
ここで三人の容姿についておさらいしておくと……。
椎菜:腰元まで伸びた黒髪ロングのロリ巨乳美少女(美幼女とも言う)で、それはもう綺麗な髪の毛に真っ白な肌をしている。万人受けするタイプの癒し系美少女で、笑顔が一番魅力的、とか言われてる。
依桜:腰元まで届いた銀髪ロングのロリ巨乳美少女(こっちは美少女でOK)で、おだやかな雰囲気を纏ったすれ違った者全員が振り向いてしまうようなそんな美少女で、普段のほんわか笑顔からは想像できない、真面目な時のイケメンな言動や表情が一番の魅力(身内で)と言われている。
まひろ:太腿辺りまで伸びた桜色の髪をした美幼女で、眠たげな表情をしている物の、庇護欲を刺激されるような、とても愛らしい容姿をしており、男子人気よりも女子人気の方が高くなりそうなタイプ。一番の魅力は寝顔とか思われている。
とまあ、このような形なのだが、全員共通することは……髪と肌が綺麗であり、特に髪の毛は思わずいじりたくなるような、そんな髪。
あと、やっぱり本人たちが可愛いので、同年代の女子たちはもっと可愛くしたいっ! 髪型をアレンジしたい! とか思うために、女子たちは三人をいじるのである。
ちなみに、椎菜は描写こそないが、描写外でいじられてる。
「でも、個人的にルーズサイドテールは好きかなぁ」
「おぉ、あれじゃろ? あの、二次元で図書委員とかがやってそうな感じの」
「その感じはわからないけど、多分そうかな?」
「ルーズサイドテールってなぁに?」
「簡単に言えばじゃな、髪の毛を肩越しでリボンなどで結んでそのまま前に垂らした感じの髪形じゃな」
「へぇ~、僕もやってみようかな?」
「いいと思うよ。まあ、ボクの場合はもう元には戻らないことが確定しちゃってるから、少しでも前向きにって感じなんだけどね」
「む、そうなのか? おぬしは呪いが原因故に、呪いを解けば治りなんじゃが……」
「あはは……少し前にちっちゃくなったりする、っていうことを話したと思うんだけど、あれって呪いの解呪に失敗した時の反動でして……」
「え、そうなの!?」
「まあ、こればっかりは仕方ないんだけどね。二人もやっぱり元には戻らない感じなの?」
自分は無理だけど、病気が原因の二人はどうなのか、と依桜は二人に尋ねてみる。
依桜としては、そんな病気が普通に存在している方が不思議なのである。
異世界でも性別が変わる、というのは通常ではありえないことだったのだ。
それ故、未知の病気が存在する二つの異世界は、依桜的にかなり気になっている。
「そうじゃのぅ……少なくとも、戻る方法はないとは言われておるな」
「僕もそう言われたかな。そもそも、調べても異常がないみたいで……」
「なるほど~……でも、そっかぁ。やっぱり大変だよね……」
「本当にね……」
「じゃなぁ……」
などなど、しんみりしたものの、すぐに三人は別の話題に花を咲かせた。
◇
場所は変わり……。
ブー、ブー。
「あらぁ~? 誰からでしょうかぁ~……って、あらぁ~、愛菜さんからですねぇ~」
らいばーほーむのロリコンこと、百合園千鶴は配信も本職もない休日を、の~んびりと過ごしていると、突然かかってきたらいばーほーむの先輩であり、みたまちゃんガチ勢仲間の愛菜から電話がかかってきたことに気付き、珍しいですねぇ~、なんて思いながら通話に出る。
「もしもしぃ~」
『あ、千鶴ちゃん? 今暇? というか、今日って暇?』
「そうですね、今日は配信もありませんしぃ~……もしかして、ゲリラコラボのお話でしょうかぁ~?」
開口一番に暇かどうか尋ねて来た愛菜に、千鶴はゲリラコラボのお誘いかと思い、愛菜にそう訊き返す。
『あ、ううん、そうじゃなくてね。実は、かくかくしかじかで』
「ふんふん、これこれこういうわけですねぇ~。なるほどぉ~……まあ、椎菜ちゃんがみたまちゃんになるようなファンタジーもありますしねぇ~。そういうこともありますかぁ~」
『私もそうだったけど、千鶴ちゃんも普通に信じるんだねぇ』
「みたまちゃんが嘘を言うとは思えませんしねぇ~」
『うん、よく言った!』
顔は見えないが、今現在の二人の顔はとてもいい顔をしている。
同類なのだ。
「それで、そのまひろちゃん? という方の旦那さん(♀)を私の家で預かれないか、ということですねぇ~?」
『そうそう。大丈夫?』
「構いませんよぉ~。何か考えがあって私に相談したんですよねぇ~?」
『まあね。なんか、二人相性が良さそうだったから!』
「なるほどですねぇ~。わかりましたぁ~。それで、迎えはいりますかぁ~?」
『そこは私が連れて行くから大丈夫』
「わかりましたぁ~。待ってますねぇ~」
『ありがとう! じゃ、私はこれで!』
「はい、また後でぇ~」
通話終了。
「平行世界から、ですかぁ~……」
通話を終えると、ぽつり、と千鶴は呟く。
千鶴自身、そう言ったものとは無縁……というか、そもそもファンタジーなんて現実にないだろうと思っていたのだが、最近はTSしたとても可愛らしい、好みドストライクな存在と出会っただけでなく、千鶴自信がご執心な同期VTuberの姿になれるという存在がいるために、ファンタジーはあるのかもー、などと思っていた。
だが、だがしかし。
まさか平行世界という存在が出て来るとは思わなかっただけでなく、その相手を泊めてほしいと頼まれるとは思っていなかった。
不安もないことはないが、それ以上に好奇心が勝っているのを千鶴自身が感じる。
「たしか、私と相性が良さそう、って言っていましたよねぇ~……ふふ、どんな方が来るのか、少し楽しみですねぇ~」
世界広しと言えど、平行世界の人を家に泊めるなんて起こり得ないことだし、やはり楽しみが勝る、そんな千鶴である。
と、いつ来てもいいように、千鶴は部屋を掃除する。
とはいえ、千鶴は基本的に部屋は綺麗に保つタイプなので、そこまで汚れているわけではない。
家事も人並み程度にできるし、案外生活能力はあるのである。
ロリコンなのに! 変態なのに!!
「さてぇ~、こんなところでしょうかぁ~?」
掃除機の電源を落とし、ふぅ、と一息。
そのタイミグを見計らったかのようにインターホンが鳴る。
ピンポーン。
「あ、来ましたねぇ~」
千鶴が住むマンションはセキュリティがしっかりしている。
「今開けますねぇ~」
そう一言告げて、マンションの扉を開き、招き入れる。
それからほどなくして件の人物がやって来る。
「いらっしゃ~い~」
「あ、やっほー、千鶴ちゃん」
「こんにちはぁ~、愛菜さん~。それで、宿泊希望の方はぁ~?」
扉を開けると、そこには愛菜がいた。
軽く挨拶を済ませて、千鶴は言われていた人物はどこか尋ねると、一人の少女――瑞姫が千鶴の前に現れた。
「初めまして、羽衣梓瑞姫と申します。今回は宿泊の許可を頂き、ありがとうございます」
ぺこり、となんとも綺麗なお辞儀と共に、丁寧な物腰で挨拶をしてきた。
黒髪ロングのかなりの美少女だ。
スタイルも抜群であり、なんというか、お嬢様、という言葉がぴったりな、そんな容姿だ。
千鶴としては、大人の女性が来るのかと思っていたら、どう見ても年下がやって来て驚き……というか、椎菜と同じくらいの年頃ではなかろうか、と思案する。
だが、そんなことよりも、なんとなく千鶴は思った。
(同類ッ……!)
と。
そして、瑞姫についても、
(この方は、確実にわたしと同類ですね……!)
とか思っている。
お互い優し気な笑みを浮かべているが、その中身では同類認定している。
「あらあらぁ~、これはご丁寧にどうもぉ~。私は百合園千鶴と言いますぅ~。ささ、中へどうぞぉ~」
「それでは、お邪魔します」
「あ、愛菜さんも上がっていきますかぁ~?」
「ううん、私はすぐに家に帰るよ。私の家にも二人いるしねー」
「そうでしたねぇ~」
「というわけだから、じゃ、私はこれで! 瑞姫ちゃん、この人多分、瑞姫ちゃんと相性がいいと思うから、打ち解けてみるといいよー」
「はい、ここまで連れてきていただき、ありがとうございました。まひろちゃんをよろしくお願いします」
「いいっていいって! じゃ、ごゆっくりー!」
そう言い残して、愛菜は帰って行った。
二人は愛菜を見送ってから千鶴の家に入る。
瑞姫にソファーに座るように言った後、千鶴は紅茶を淹れる。
「どうぞぉ~」
「ありがとうございます。……あ、美味しいですね」
「ふふ、ありがとうございますぅ~」
二人揃って紅茶を一口。
二人とも紅茶を上品に飲む姿がなんとも似合う。
ほっと一息つき……瑞姫から口を開く。
「それで、千鶴さん、でいいでしょうか?」
「いいですよぉ~。私は、瑞姫さんと呼ばせてもらいますねぇ~」
「はい、ご自由にどうぞ」
「ありがとうございますぅ~。それで、一体何を聞こうとしたんですかぁ~?」
「不躾な質問かも知れませんが……千鶴さんは、おロリ様好き、ですね?」
「……ふふ、そう言う瑞姫さんも、ですかぁ~?」
「やはりっ! 初めて会った瞬間から、なんとなくおロリ様好きなのではないかと思っておりまして!」
「ふふっ、それはこちらもですよぉ~!」
お互いがロリコンであるとわかるなり、二人はお互いに笑みを交わし、ガシィッ! と熱い握手を交わした。
別世界のロリコンとVTuberのロリコンが邂逅した瞬間である。
「ふふ、わたしの元いた場所でもあまり身近におらず、こうして別の世界で同じ趣味の方とお会いできるとは……わたしは幸運ですね」
「それはこちらのセリフですよぉ~。まさか、平行世界から来た方が、私と同じ趣味だとはぁ~」
「ちなみに、千鶴さんはお好きおロリ様が?」
「そうですねぇ~、私VTuberをしていまして、同期の方にみたまちゃん、という娘がいましてぇ~。声もビジュアルも最高で、中身もとても可愛らしい女の子なんですよぉ~! しかも、TSした男の娘なので、完璧ですねぇ~!」
「あらあら! 奇遇ですね! わたしも好きな方がTSした男の娘なのです! お爺さんのような口調で、とてもめんどくさがりで睡眠が大好きな方なのですが、とても愛らしくっ……! 日々可愛がっているのです!」
「あらあらぁ~! 可愛がっている、ということはもしや一緒にぃ~?」
「はい! 結婚しています!」
千鶴の質問に、瑞姫はそれはもう嬉しそうな、それでいて幸せそうな表情で答える瑞姫。
「あらあらあらぁ~~~~! そちらの世界は進んでいるんですねぇ~!」
「わたしの世界に存在するTSF症候群の発症者の方は、同性の方との結婚がありだけでなく、複数婚が許されており、わたしのお嫁さんであるまひろちゃんはわたし以外にも五名の旦那さんがおります!」
「あらぁ~~~~~! もしや、その旦那さんたちはぁ~……」
「全員女性です!」
「素晴らしいぃ~~~! なんて素晴らしい世界なのでしょうかぁ~!」
「ちなみに……旦那さんの一人は、合法お幼女様です!」
「う、羨ましいですねぇ~~~~!」
「ちなみに、これがまひろちゃんと合法お幼女様の真白さんです」
スッ――と、瑞姫はスマホに一枚の写真を映し出す。
そこには、やたらと可愛らしいポーズを取る桜髪の美幼女と、無表情だが幸せそうな感情が滲みだす銀髪ショートカットの美幼女のツーショット写真が!
「ほぁぁぁぁ~~~~~! な、ななっ、なんなのですぁ、この可愛らしいロリはぁ~~~~~~!?」
「ふふふ、そうでしょう! ちなみに、こんな写真も……」
さらに追い打ちィ! とばかりに、瑞姫は次なる写真を表示する!
そこには、桜髪の美幼女が襲われるように(というか実際に襲われてる)それはもうアレなキスを銀髪幼女にされている光景であった!
「ほあぁ↑ぁ→ぁ←ぁ↓ぁ↑ぁ↑ぁ↓ぁ↑ぁ⤴!? き、きき、キス!? 幼女同士のキスッ! しかもこれ、ディープな方っ! す、素晴らしいっ、素晴らしい光景じゃないですかぁ~~~~!」
「本当に素晴らしいですよ……わたしは毎日幸せで……」
「あらあらぁ~! これはぜひ、お話を聞かせて頂かなければぁ~~~!」
「いくらでも!」
「これは、楽しい夜になりそうですねぇ~!」
「ふふ、こちらこそ……」
二人は再び、ガシィッ! と熱い握手を交わした。
◇
再び、ところ変わり……。
「お、おー? ここは一体……? わたし、ついさっきまで依桜君の家に向かってた気がするんだけどにゃー」
美月市の住宅街から少し外れた所にて、一人の少女がどこか気楽そうな声でそんなことを呟いていた。
「んー……んー……ハッ! これはもしや、異世界転移ならぬ、平行世界に来ちゃった感じの奴かな!? おぉ! 依桜君が前に経験してたけど、いやぁ、まさか自分の身で経験するとは! これは、同人誌のネタになる!」
少女はかなりポジティブだった。
というか、速攻で平行世界に来ちゃったと考える辺り、色々と強い。
尚、周囲には人がいなかったので、痛い人にならずに済んでいる。
「さてさて、見た所……ふむふむ、どうやら日本みたいだね! それなら、お金も使えそう! いやぁ、これで日本じゃない! お金が使えない! なんてことになったら厄介だったなー。とりあえず、ちょっと歩いてみよーっと!」
お気楽少女はそう言うと、たたた、と辺りを歩き始めた。
現在地が住宅街らしい場所だったので、とりあえず、人が良そうな場所を目指して歩く。
「お、商店街っぽい。いやぁ、美天市の商店街みたいに活気を感じるねぇ~」
しばらく歩くと、少女は商店街に辿り着く。
なかなかの活気を見せており、少女は自分がよく知る商店街のことを思い出してうんうんと頷く。
「とはいえー……んー、これからどうしたものかなぁ。着の身着のままに放り出されちゃったしなぁ~」
少女は適当なコンビニで飲み物とチョコレートを購入(ちゃんとお金が使えて安心してたりする)。
適当な公園を見つけて、ベンチに座って情報を整理することにする。
「とりあえず……お金は使えることがわかったねー。これが知れただけでも大きいねぇ。これで寝泊まりは何とかなりそうだしー。で、所持品はーっと」
持っていたカバンの中身をベンチの上に広げる。
現在の少女の所持品。
・スマホ
・財布(5万入ってる)
・スケッチブック
・手帳
・BL本
・百合本
「うーむ、我ながら本当に酷いねぇ! にゃっはっはー!」
全然役に立ちそうなものが無くて笑いが零れた。
「あー、くっそー、こういう時に依桜君から貰ったあの指輪が役に立つと思うんだけどな~。なーんでこういう時に限って家に忘れて来ちゃうんだろうねぇ~」
まあ仕方ないかー、と少女はカバンの中に物を戻していく。
そして、ふぅ~、と一息。
「お金はあるから最悪寝泊まりはネカフェでいいとしても……問題は帰る方法だよねぇ。依桜君かミオさんがいればなんとかなるんだけどなー。くっ、こういう時ファンタジーを身に付けてない我が身が憎いっ! ……はぁ、無理矢理テンション上げてもなぁ……なんか虚しいぜ」
孤独である。
どうしたもんかなぁ、と少女は考える。
現状と言えば、親友である依桜の家に行く途中で、いきなり場面が切り替わったかのように見知らぬ住宅街にいたことと、所持品がお金以外役に立たないことくらいしかわからない。
帰る方法などわかるわけがなく、異世界旅行に行ったことはあるけど、それでも連れてってくれた本人がいないしぃ~、みたいな。
「ん~、どうしよっかなぁ~」
なんて、呟いた時だった。
とたとた、と目の前を一人の女性……少女? が通った。
無造作に伸ばした黒髪が寝癖なのか、ところどころ跳ねており、着ているTシャツもちょっとよれてる感じはある。
一応ホットパンツは穿いているとは思うが、どう見ても穿いていないように見える、そんな少女(?)である。
あと、なんだか疲れた感じがあり、微妙に眠たげだ。
なんとなーく、その少女が気になった、途方に暮れる少女はじーっと見つめた。
その視線に気づいたのか、はたまた少女の独り言で気になったのか、少女(?)も途方に暮れる少女に視線を向けた。
その瞬間。
((――!))
少女たちに電流走る――!
お互い、何も言わぬまま、たしかな足取りで無言で近づき……。
ガシッ! となぜか握手を交わした。
何この二人、なんで握手交わしてんの?
「初めまして、
「初めまして、四月朔日小夜です! 高校生の頃からプロのイラストレーターしてます! 最近VTuberの仕事をしてその娘がクッソ可愛くてやべぇです! あ、エロゲの仕事もしたことあります!」
二人はなぜか謎すぎる自己紹介をしたァ!
というか、傍から見たら普通にやべぇ状況でしかなく、人によっては通報しているかもしれない。
「「あなたとは仲良くなれそうだぜぇ……!」」
お互いにそう言いながら、二人は不敵な笑みを交わすのだった。
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はい、追加でーす!
というか、うん、比較的動かしやすいキャラを登場させております。
とりあえず、例によって補足をば。
・腐島女委
依桜の中学時代からの友人。変態でバイで同人作家で喫茶店経営をしてる何でもあり系友人。
ハイスペック女子で、勉強はそれなりにできるが、それ以上にその他の方面で強すぎる人物。クリエイター関係だったらなんでもござれのヤベー人。依桜的に、一番のファンタジーは実は女委なんじゃないか、とか思ってる。
オレンジ色の髪をしているが、地毛ではなく染めている。あと、スタイルがかなりよく、胸は大きい。
ムードメーカーであり、暗くなった時は場を明るくしようとするくらい、心優しい人物でもある。
実は依桜が好き。ついでに言えば変態だし、やっぱり変態。凄腕のハッカーでもある。
正直、設定を詰め込み過ぎた感は否めないキャラです。
以上!
さすがにもう増やさない……とは思う……かなぁ……でも、人数比的に、まひろの世界からももう一人くらい引っ張って来るか……?
まあ、あまり多すぎても話が長くなりそうなので、うん、そこは考えます!
あと、しれっと本編より先にわたもちママの容姿が出ていると言う……。
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