配信#17-1 出張みたま家事サービスだよっ!《春風たつな編》:1

【《らいばーほーむ三期生》出張! みたま家事サービス! 第一回目コラボ

 神薙みたま/Kannagi Mitama

 チャンネル登録者106万人

 474,771人が視聴中

 #みたまの社 #らいばーほーむ #コラボ


「みたまの民のみんなー! こんたま~~~~っ!」


【こんたまぁ!】

【こんたま!】

【待ってたぜぇ!】

【二日連続で配信が見られるとか、こんな贅沢していいんか!?】

【贅沢ww】


「はい! 今日は昨日の予告通り、たつなおねぇたまのお家にお邪魔して! 家事をして行く配信となります! ……って、よくよく考えてみれば、家事をする配信を流して面白いのかな……?」


 いいなぁと思ってこれからやっていくわけだけど、家事をするだけの光景を流すVTuberってあんまり聞いたことがないような……?

 あれ、本当に面白いのかな、それ……。


【今更過ぎるww】

【面白いに決まってるやん!? だって、みたまちゃんが家事をする風景が見られるんだぞ!?】

【ってか、よく視たら実写部分が映っとる!?】

【あ、マジだ! ってか、結構綺麗な家?】

【たつな様は?】


「あ、そうでした。じゃあ、家主のたつなおねぇたまを呼ぶね! たつなおねぇたま! 来てくださーい!」

「やぁ、みたまの民の諸君、春風たつなだ。出張みたま家事サービスの記念すべき一回目の相手ということで、今日は私の家を提供している」

「あ、えっと、一応お家の中をかなり見られることになっちゃいますけど、大丈夫ですか?」

「そこは問題ない。見られて恥ずかしい物など置いていないからね。というより、この企画を了承した時点で、その辺りの覚悟はできているよ」


【大人だ……】

【な、なんて普通に進む配信なんだ!】

【未だかつて、みたまちゃんのコラボ配信でここまで順調に進んだ配信があっただろうかいやない!】

【昨日の配信がアレだったからなぁ……w】


「あ、あはは……」

「まあ、ひかりはあれが平常運転だから」


 あの配信はかなりその、すごく反響があったみたいで、トワッターのトレンドのほとんどが僕だったそうです。

 え、あれのどこがよかったの……?

 なんて思っちゃったけど。


【んで、たしかA~Cコースがあったけど、どうやって決めるん? やっぱ申告制?】


「あ、んーん、当初の予定では配信が始まってからジャンケンで! って考えてたんだけど、事前の打ち合わせでたつなおねぇたまから指摘があって……。二回ジャンケンをして、一回勝てばB、二回勝てたらCにしようかなってなったんだけど……仮にこの時間から配信を始めてジャンケンをして、Aコースになったとして、夜ご飯を作ってほしいってなったら、その間の時間がかなり空いちゃうことになったので……」


【あー、なるほど。たしかにそれは……】

【朝の十時から始めたとして、夜ご飯だとその間かなり時間が空くよね。なにすんの? ってなっちゃうかも】

【まあ、みたまちゃんだったら雑談だけでも面白いけど、さすがに数時間は長いよねw】


「うん、そういうことです。なので、今回はジャンケンをしますけど、今後はルーレットで決めて、決まった人にクイズを送って期間中に回答を送ってもらって、前日に結果を教える、そんな感じにすることになりました」


【なるほどー!】

【魔乃闇リリス:ほほう、クイズとな! 難しいのかの?】

【雪ふゆり:どうなんでしょうかぁ~?】


「あ、二人ともいらっしゃい! んっと、難易度は……どうかなぁ。まだ何とも言えない、かも?」

「ま、その辺りはルーレットで当たってから考えればいいと思うよ。さて、早速ジャンケンをしようか?」

「あ、で、ですね! じゃあ、えと、不正が無いように実写の方でやりますね!」


【マジで!?】

【というか、よくよく考えればこの配信、二人の3Dモデルが表示されてるだけで、ほぼ実写では?】

【たしかにwww】

【そういやそうじゃねぇか!】


「まあ、さすがに事務所のような設備はないからね。まあ、その代わりどこからでも音を拾えるよう、配信機材は至る所に設置しているから音声が入らない、なんてことはないよ。一応、コメントの方もプロジェクターを併用することで確認はできるようにしているしね」


【なぜプロジェクターがある!?】

【え、なに、たつな様の家って結構お金がある感じ!?】


「まあ、これでもライバーとモデルをしているからね。……さて、みたまちゃん。早速ジャンケンと行こうか」

「うんっ! あ、手は映ってるかな?」

「どうだい?」


【映ってる映ってる!】

【ってかクッソ可愛い手と指が長くて綺麗な手が映ってるんですが?】

【どうみてもちっちゃい方はみたまちゃんだなこれ】

【うわぁ、二人ともすっごい肌が綺麗!】

【というか、みたまちゃんの肌、めっちゃ色白じゃん! 羨ましいっ!】

【狼神いくま:そう言えば、みたまっちめっちゃ肌綺麗だったし、ウチとしても羨ましい! たつなパイセンもモデルなだけあってこっちも綺麗だし!】

【お、いくまっち。やっぱ、女性から見てもこの二人の肌って綺麗なのか】

【そりゃ羨ましいよ! これ見るだけで、この二人の容姿がさぞかし整ってるんだろうなぁとわかっちゃうよね……!】

【魔乃闇リリス:まあ、たつなはモデルをしてるほどじゃからな】


「じゃあ、行くよ?」

「うん!」

「「じゃーんけーん、ポン!」」


 僕、グー、たつなおねぇたま、パー。


「あ、たつなおねぇたまの勝ちだよっ! これで、Bコースを頼める権利が発生したよ!」

「それだけでも嬉しいが……せっかくだ、Cコースを狙いたいものだね。まぁ、高望みはしないさ。運ゲーだからね」


 ふふ、ともう満足げにそう答えるたつなおねぇたま。


 Cコース狙い……そう言えば、たつなおねぇたまはすごく頑張ってるってよく聞くし、昨日も大変そうだったもんね……うーん、わざと負けるのは申し訳ないし、本当に運で頑張ってもらって、Cコースにしてあげたいなぁ。


「じゃあ、二回目をやろうか」

「うん!」

「「じゃーんけーん、ポン!」」


 僕、パー、たつなおねぇたま、パー。


【おー、あいこか!】

【マジでたつな様はCコースで癒された方がいいと思ってるんだよなぁw】

【わかるわー。もう休め、って言いたくなる】

【少なくとも、みたまちゃんとのコラボであれば、胃と精神にダメージは行かないだろうしな】


「「あーいこーで……しょっ!」」


 僕、パー、たつなおねぇたま、チョキ。


「あ! たつなおねぇたまの勝ちだよっ! これでCコースの権利も手に入ったね!」


【おおおおお!】

【やったじゃん! たつな様!】

【さぁ、どうする!?】


「あー……じゃ、じゃあ、Cコースで頼むよ」

「はーいっ! Cコース入りま~すっ!


【雪ふゆり:う、羨ましいですぅ~~~~!】

【魔乃闇リリス:じゃなぁ……羨ましいのう】

【猫夜はつき:うむむ、はつきも受ける時はCがいいぞ!】

【はつきっちもいるしw】

【というか、みたまちゃんがすっごいノリノリで笑う】

【微笑ましい】


「じゃあ、まずは……お掃除だね! お掃除してほしい範囲を言ってね! あ、全部なら全部でいいよ!」

「いや、さすがにそこまでは申し訳ないし……そうだね。それなら、リビングとキッチン、廊下……あとは寝室を頼めるだろうか?」


【多いw】

【申し訳ないと言いつつ結構注文してて草】

【さぁ、みたまちゃんの反応はいかに!?】


「ふぇ? それだけでいいの? 一階全部くらいなら問題ないけど……」


【www】

【草】

【それで少ないと言えるのかw】

【見た感じ、たつな様の家結構広いっぽいのに】

【というか、一階? え? たつな様の家って二階建て?】


「ん? あぁ、言ってなかったっけ。私の家は一軒家だよ。一階は生活スペース。二階は仕事で着用した衣類を仕舞う部屋が多数、あと寝室だね」


【え、実家暮らしとか? じゃなきゃ一人暮らしで一軒家?】

【いやいや、単純に両親が家にいないだけじゃね? さすがに持ち家ってことは……】


「いや、ローンを組んではいるが、持ち家だよ」


【ファーwwww】

【マジかよw】

【一軒家住み!? うっそん!?】

【デレーナ・ツァンストラ:そういえば、たつなさんの家って大きかったわよね。あれ、持ち家だったのね……】

【魔乃闇リリス:うむ、かなりいい家じゃよな! 我も羨ましいのじゃ】


「はは、まあ、今までの頑張りで購入した家だから、威張れるようなものじゃないけどね」


【それでも十分すげぇよww】

【普通その歳で一人暮らしのために家一軒購入はすごすぎんだよなぁw】

【ライバーしてモデルをしてってことは……もしや、かなり有名なモデル……?】

【↑おう、詮索はやめよう。たつな様が一番バレやすいかもしれんし】


「ま、最悪バレてもネット上で騒がれるだけだろうから、問題はないよ。まあ、バレないに越したことはない」

「つ、強いんだね?」

「いや、バレて問題があるのは、単純に恥ずかしがり屋か、自分に自信がないか、もしくは何らかの問題があるかの三つくらいだからね」


【たしかにww】

【みたまちゃんは明らかに一つ目だもんなぁ】

【というか、らいばーほーむってみたまちゃん以外バレても構わない! みたいな人ばっかじゃない……?】


「ん、あぁ、そうだね。ひかりは例に漏れず、リリスも問題はないし、刀もだね。二期生は……あー、うさぎ君とデレーナ君はバレたくないそうだけどね。うさぎ君は単純に恥ずかしがり屋だし、デレーナ君は古書店をやっているからね」


【デレーナ・ツァンストラ:そ、そうね。前に声だけで身バレしかけた時とか、ほんとにやばかったし……あれ、めんどくさいのよね】

【そりゃそうだろうなぁ】

【古書店のあの店長、VTuberなんだぜ! ってなったら行く奴は多そうだし】

【むしろ行かない自信がない……から、絶対に身バレは避けてほしいと思っております】

【野次馬根性w】


「ま、そうだね。仮にもし身バレが発生しても、みんなは絶対に押し寄せちゃいけないよ。迷惑になるし、何より訴えられることにもなりかねないからね」

「訴える……」

「あぁ、あまりにも酷いとね。それに、人が押し寄せる様になれば、引っ越しも考えなきゃいけなくなる。だから、VTuber……というより、実写系以外の動画投稿者や配信者は身バレを避けないといけないんだよ。人間関係の面倒くささ以上に、そういった諸々の問題も発生してしまうからね。もっとも、みたまちゃんのように、実家暮らしとなると……なかなか大変そうだけど」

「あ、あははは……むしろ、その、変な人が来るなら、お姉ちゃんがどうにかしちゃいそうだけど……」


 なんて、たつなおねぇたまの言葉に、苦笑いを浮かべながら僕はそう返しました。

 だって、お姉ちゃんだもん。


「まあ、やるだろうね」


【たしかにww】

【あの姉なら絶対やる】

【そういやシスコンいなくね?】

【みたまちゃん、シスコンはー?】


「あ、お姉ちゃんはゲーム制作の件で用事があるーって言ってて、今日はアーカイブで見るそうだよ?」


【へぇ、あのシスコンがねぇ……】

【つか、あのゲーム政策の話マジなのかよw】

【↑政策は草】

【草】

【誤字のせいで無駄に壮大になってて草】


「なんでも、ここまで来たら音楽面を盤石にしたいって……」

「あぁ……なるほど。ということは、あれだね。私たちの持ち歌を作った人に相談しに行ったんだろう」


【えぇぇ……】

【おいガチでやりにいってんぞあいつ!】

【マジかよ……】

【魔乃闇リリス:ほほう! ならばさらによいゲームができそうじゃのう! 我も声優として参加する故、楽しみじゃな!】

【狼神いくま:その話を聞いたら、俄然やる気が出て来たんよー。もう既に作る準備はウチはできてるし!】

【深海いるか:ん、私もモデリングはいつでも行ける】

【やべぇ、やる気が半端じゃねぇw】


「まあ、ゲームの話はまたその内ということで……というか、ひかりのことだ。製作会議と称して、配信を開きそうだがね」

「あ、なんでも、『製作会議は絶対必須! 視聴者にもいくつか案を出してもらいたい!』って言ってたから多分やると思うよ?」

「やっぱりか……」


【草】

【つまり、俺たちも参加できるってことか!】

【へぇ、そりゃいいなぁ】

【らいばーほーむで作り上げるゲームってことか。主役がみたまちゃんなのが面白いけどなw】


「あぅぅ、本当にどうしてわたしなのかなぁ……」


 そういうのはこう、一期生の誰かでいいと思うんだけど……。


「……まあ、主人公にした時に一番作りやすいのは、間違いなくみたまちゃんだからだろうね」

「ふぇ?」


【あーw】

【みたまちゃんの性格ってこう、主人公だもんね】

【ほのぼの冒険系のゲームだったら間違いなくみたまちゃんがぴったり】


「さ、さすがにそれはない、と思うけど……」

「はは、まあ、その辺りはまだ作り始めてもいないし、話が長引いても今は意味はないだろう。っと、時間があるとはいえ、ここまで話が脱線すると本来の目的が行方不明になりそうだ」

「あっ、いけない! お掃除しなきゃ!」


【言い方が可愛い】

【主婦かな?】

【バカ野郎! みたまちゃんはお嫁さんだルルォ!?】

【みたまちゃんは新妻、異論は認めん!】


「まだ結婚してないよ!?」

「あー、みたまちゃん、ツッコミを入れてくれるのは私としては非常に助かるが、今は配信を優先させよう」

「そ、そうだねっ! じゃあ、お掃除を始めます!」


 そう言って、僕はお掃除を始めました。

 とは言っても、たつなおねぇたまのお家は比較的綺麗で、これと言ったごみなどは落ちていません。


 なので、僕がするのはそうじゃない場所の細かい場所。

 例えばカーテンのレールの上とか、棚の隙間とか、テレビの裏側とか、そう言った普段目に見えない場所などです。

 あとは、モップで床を磨いたりかな!


「~~~♪ ~~♪」

「……なんと言うか、こう、エプロン姿で可愛い女の子が掃除をしてくれている、という状況はなかなかにくるものがあるね……」


【わかる……】

【ぶかぶかのパーカーを着てて体型はわからなくなってるけど、エプロン姿でちっちゃい女の子が鼻歌混じりに掃除してる光景が素晴らしすぎる】

【俺、らいばーほーむ見ててよかったっ……!】

【雪ふゆり:うぅ~~~~~! 画面越しでも魅力的過ぎますけどぉ~、やっぱり生でみたまちゃんがお掃除してる光景が見たいですよぉ~~~っ!】


「~~~♪ ~~~♪ ……あ、たつなおねぇたま、お昼ご飯なんだけど、ハンバーグでいいかな?」

「ん? あ、あぁ、構わないよ。むしろ、もうお昼の話かい?」

「うん! こう言うのは早めに決めておけばちょっと楽が出来るので!」


 それに、お掃除をしながらどう作るのか考えられるからね!


「ふふ、そうか」

「あ、夜ご飯はたつなおねぇたまの好物だよっ! 期待しててね!」

「好物……え、本当にリクエスト通りの物を?」

「もちろんっ! そのために材料も買って来てあるよっ!」

「本当に至れり尽くせりだね……なんと言うか、ダメになりそうだ」

「ふぇ?」

「あぁ、いや、何でもないよ」

「そうですか? ~~~♪ ~~~♪」

「んぐっ……まずい、あまりにもちょこちょこ可愛らしく動き回る物だから、可愛すぎて頭がおかしくなりそうだっ……!」


【草】

【草】

【猫夜はつき:まぁ、みたまちゃんのあの見た目でエプロンを着けてお掃除はそうなってもおかしくないぞ】

【深海いるか:ん、同感】

【魔乃闇リリス:むしろ、耐えてるたつながすごいのじゃ】

【なんか、らいばーほーむ全員、みたまちゃんのことを可愛いって言ってるから、本当に可愛いんだろうなぁって思うのと同時に、メッチャ見てみたいという気持ちが強くなるんですが】

【わかる。こうも可愛い可愛い連呼されると、ね】

【というか、映ってるみたまちゃんのリアル姿とか、本当にちっちゃいっぽいんだよなぁ】

【ちっちゃい女の子は可愛い】

【それな】


「……なんと言うか、みたまちゃんの可愛いは存在するだけで常に可愛いを発揮しているのかもしれない」


【何を言ってるんだたつな様】

【まずい、たつな様がらいばーほーむ側へ行きそうになっているゥ!?】

【止めろ止めろ! ただでさえ二期生の常識人が目も当てられない惨状なのに!】

【デレーナ・ツァンストラ:酷くない!? 私はまだまともよ!?】


「いや、デレーナ君はもう、手遅れだよ……」


【デレーナ・ツァンストラ:手遅れって何ですか!? いや、私はまだまともですからね!? と、というか、みたまママが可愛すぎるだけで、私がおかしいわけじゃないんだからねっ!?】

【ツンデレに見せかけて、みたまちゃんを褒めてるだけじゃん……】

【草】


「~~~♪ ~~♪」

「……前々から思っていたんだが、みたまちゃん、歌が上手くないかい?」


【たしかに】

【時折鼻歌を歌ってるけど、たしかに上手い】

【もしや、歌の才能もある……?】

【そう考えると、みたまちゃんって、実はかなりの才能お化け……?】


「そう、かも知れないね。たしか、演技もできて、家事も万能、料理も美味しく、そもそも配信者もできていることを考えると……たしかに、才能の塊かも知れないね。そう言えば、ぬいぐるみも作れるんだったか」


【シスコンの配信で言ってたなぁそれw】

【デレーナ・ツァンストラ:まだ完成してないけど、楽しみよね】

【深海いるか:ん、楽しみすぎる。見本を見せてもらったけど、可愛かった。お金を払う価値がある】

【そこまでなのか……】

【シスコンも才能お化けって言うか、超万能型だけど、何気にみたまちゃんもすごいわけで……】

【これで血の繋がりが無いってマ?】


「本当だろうね。今の父親とみたまちゃんは似ても似つかないそうだし。ひかり曰く、『たしかに、お父さんはカッコいいかもしれないけど、みたまちゃんの方が可愛いが?』だそうだ」


【草】

【まあ、親よりも新しくできた弟(妹)の方を溺愛するのはわかるw】

【ましてやそれがみたまちゃんクラスの可愛さとなると、それはもう自然の摂理だろ】

【草】


「……案外、みたまちゃんといるか君の二人は、早く曲が作られそうだね」


【もしそうなったら絶対買うわw】

【みたまちゃんのロリボイスで繰り出される曲とか、絶対可愛いに決まってるよなぁ!?】

【雪ふゆり:絶対買い占めますぅ~~~!】

【買い占めるなよ!?】

【ロリコンとシスコンは絶対買い占める気だからな! やるなよ!? 絶対やるなよ!?】

【バカ野郎! それはふりじゃねぇか! 日本の伝統芸能だぞ!?】


「~~♪ ~~~♪」

「私、何かに目覚めそうなんだが……掃除の時点であの破壊力なら、この後の手料理やマッサージ、耳かきは本当に人死にが出るのでは……?」


【……絶対、ロリコンは死ぬな】

【いや、ロリコンじゃなくても死ぬだろ】

【少なくとも、みたまちゃんのことを可愛いと思うだけで、デバフがかかるからな……】


「……私は、明日という日を無事に迎えることが出来るのだろうか?」


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 普段からストレスをため込んでいる人ほど、みたまの可愛さにやられやすくなります。つまり、みたま沼にハマってしまうのだ……。

 あと、後半がほとんどたつなとコメント欄だけだったので、軽く補足です。

 画面に映っていたみたまの状況ですが、ぶかぶかのパーカーを着て、しかもそれが萌え袖で、白のエプロンを身に付けたちっちゃい女の子が、せっせせっせと掃除をしており、とどめとばかりに鼻歌を歌っています(しかも上手い上にクッソ可愛いロリボで)。

 なので、たつなの心が酷く乱されております。

 まずい! たつなの常識人メーターがっ!

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