#54 初めてのアレと、助けを求めるシスコン(ガチ目な方)
なんだこの回はァ……。
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コラボ配信から四日後の朝。
昨日の夜、杏実お姉ちゃんたちの配信を見ていて、四人の恋愛経験を聞くことが出来て面白かったなぁ、と思いながらお布団に入った僕。
そうして、朝目が覚めると……。
「……うっ、なんだか、お腹痛いっ……」
強い腹痛に襲われました。
それに、なんだか気持ち悪いし、めまいもするような……。
「うぅ、辛いよぉ……」
突然の体調不良に、お布団から起き上がれなくなってしまいました……。
起き上がれはするんだけど、気持ち悪くてあんまり起き上がる気力が出てこない。
あ、朝ご飯、作らなきゃいけないのに……お姉ちゃん、楽しみにしてるんだもん……。
で、でも、辛い……。
と、そうしてお布団の中で、うーん、うーん、と唸っているとドタドタ! とお部屋の外から大きな足音が聞こえて来て、バタンっ! とお部屋のドアが勢いよく開いてお姉ちゃんが入ってきました。
「椎菜ちゃん! なんだか今、椎菜ちゃんが苦しんでる気配を感じたんだけど……って! 椎菜ちゃんどうしたの!? 顔色が悪いよ!?」
「お、お姉ちゃん……」
「大丈夫!? と、とりあえず、熱は……ないね。椎菜ちゃん、今どんな感じ?」
「お、お腹が痛くて、気持ち悪くて……あと、眩暈が……」
「なるほど、腹痛、吐き気、それから眩暈………………え」
ふむふむと、頷くお姉ちゃんだったけど、途中で表情が変わって行き、何かに気付いたように短い声を零しました。
「……ねぇ、椎菜ちゃん。もしかしてなんだけど、倦怠感とか、ない?」
「倦怠感……? う、うん、たしかにちょっと気怠い、かも……?」
お姉ちゃんの言う通り、たしかに気怠い……。
「頭痛は?」
「……少し?」
頭痛もちょっとだけある、かも……?
「あ、あー……なるほどなるほどー…………あー、その、椎菜ちゃん……」
「……んぅ、ちょっと、おトイレ、行ってきます……」
ふと、おトイレに行きたくなって、なんとか頑張って起き上がって、ベッドを降りておトイレへ。
その際にお姉ちゃんが、
「あ、あー、椎菜ちゃん……その……気を強く持ってね!」
って言っていたけど、それどころじゃない僕は頭の中に小さな疑問符を浮かべるだけで、よろよろとした足取りでおトイレに。
最初の頃はなんだか慣れない行為だったけど、二ヶ月も経過すると慣れるもので、いつものようにズボンとパンツを下ろして座って……そこで気付きました。
……あれ? なんだか赤い………………――っ!
「きゃあああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁっっっ!」
朝、体調が悪いことを忘れるほどの衝撃によって、僕は悲鳴を上げていました。
◇
「う、うぅっ、血、血がいっぱい……」
その後、悲鳴を聞きつけたお姉ちゃんが来てくれて、その、色々してもらったあとそのままお布団に戻るなり、僕はお布団をかぶってぶるぶると震えていました。
「まあ、椎菜ちゃんみたいに、元々男の娘で、尚且つ初めての生理なら、そうなるよねぇ……」
はい、お姉ちゃんの言葉からわかるように、遂に僕にも生理がやってきてしまいました……。
女の子になったから、いつかは来るんだろうなぁなんて漠然と思っていたけど、いきなりくると困惑すると言うか怖いと言うか……その、怖いです……。
怪我をしたわけじゃないのに、いっぱいの血が出てる状況は怖いよぉっ……。
「女の子になってから一ヶ月経っても特に来る様子がなかったし、てっきりないのかと思ってたけど、やっぱりあったかー。しかも、割と椎菜ちゃん重めかぁ……ともあれ、椎菜ちゃん、今日は学園お休みするように」
「で、でも、病気じゃないよ……?」
「何言ってるの。そもそも椎菜ちゃん、生理用品とかないでしょうに。さすがに私とは色々と違うんだから買わなきゃダメだよ? あと……多分えらいことになるからほんとに休んで、お願いだからっ……!」
必死にお願いするお姉ちゃんの言う通り、今日は学園をお休みすることになりました。
元々一度もお休みしてない、っていう状態じゃないけど、それでもなんだか申し訳なさが……。
うぅ……。
「じゃ、お姉ちゃんちょっと大至急買って来るから! ちょいと待っててねぇ!」
びしっ! と敬礼? をすると、お姉ちゃんは大急ぎでお部屋を出て、お買い物に行きました。
お姉ちゃんがいてよかったけど……うぅ、なんだかずる休みをしてる気分だよぉ……。
「はぁ……せめて、体調不良さえどうにかなれば………………」
と、そこまで言ったところで、ふとベッドのすぐ傍に置かれている組み紐に目が行きました。
「……もしかして、変身すればマシになる……?」
※現在、椎菜は初の生理+辛い体調不良により、気が狂っております。よい子のみんなは真似しないように。
「……も、物は試しっ……! さすがに辛いですっ……! 転神っ……」
――と、そこで変身能力を使ったのが悪かったんだと思います。
まさか、あんなことになるなんてこの時の僕は思いもせず……ぷつん、と意識が途絶えました。
◇
「たっだいまぁ! 椎菜ちゃーん! お姉ちゃんが帰って来たよー……って、は!?!?」
椎菜ちゃんに必要な用品を大急ぎで買いに行き、大急ぎで帰って来た私が目にしたのは……
「はぁ~っ、はぁ~っ……んんぅっ……!」
呼吸が荒く、顔も真っ赤であり、そしてやたらともじもじするみたまちゃん姿のマイ天使なシスターの姿でした。
「?????」
え、どういうことぉ……?
ちょ、ちょっと待って、ちょっと落ち着こう私。
状況整理……そう、これは状況整理が必要な類の突発的異常現象……。
まず、朝起きたら椎菜ちゃんが生理に入り、体調を崩した。
で、椎菜ちゃんに必要な生理用品を買いに行って戻って来たら……なんか、椎菜ちゃんがみたまちゃんでエロくなってました。
……なるほど、わからんッ!
私が買いに行く間に一体何があったというんだ!
くっ、しかも……。
「んんっ……はぁっ、ふぅ~~っ……」
なんであんなにエッチなのっ!?
ま、まずい、あまりの椎菜ちゃんのエッチさに、このままでは我がダムという名の理性が破城槌によって破壊され、欲望赴くままに襲いかねんッ……!
だ、だが、そんなことをしようものなら、椎菜ちゃんに嫌われてしまう可能性大……いや、むしろなんだかんだでより親密な関係になりそうな……なら別に襲っても……ハッ!? 何を考えているんだ私ぃっ!
そのような発想、我が姉道から逸れてしまう物……!
そんなこと許されるわけがないッ!
エッチだけど!
「あ、あー、し、椎菜ちゃん……?」
とりあえず……そう、とりあえず、椎菜ちゃんが無事なのかどうかを聞かなきゃ!
「んぁ……ぁ、おねぇちゃんらぁ~っ……!」
「へ、あっ、ちょっ!?」
椎菜ちゃんが私を認識した瞬間、目にも止まらぬ速さで布団から飛び出し、私にぎゅっぅ~~~っ! と抱き着いて来ました。
は、はわわわわ~~~~~!?
え、あ、な、な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!?
ま、待って待って待って待て待て待て!
なぜ突然抱き着く!? いやそもそも、このみたまちゃんはどういうことぉ!?
「おねぇちゃぁ~ん……えへぇ……」
「おごあっ!」
な、なんて破壊力っ……!
潤んだ瞳! 上気した頬! とろんとした目元! あと、みたまちゃんモード! 生体兵器? 生体兵器なのか!?
あ、で、でも、みたまちゃんってネット上で、無差別級人型殺人兵器魔法少女神薙みたま☆、とか言われてるみたいだしっ……!
くっ、間違いじゃない上に、本当に我が心の臓が停止しそう!
……あれ? 椎菜ちゃんが死因なら、それはそれでオールオッケーな気が……ハッ! だ、ダメ! 仮にそんなことになれば、椎菜ちゃんが悲しむっ!
と、とりあえず、椎菜ちゃんを引きはがさねば、私の命がもたないっ!
「し、椎菜ちゃんっ? と、とりあえず、は、離れてほしい……かなぁっ?」
「ふぇ……ど、どーして……?」
「え、ど、どうしてって……わ、私の命がもたない、から?」
「……ぐすっ、おねぇちゃん、わたしがきらいになっちゃったの……?」
なぜそうなる!? あと、しれっとわたしになってませんか!? 椎菜ちゃん様!?
いや可愛いけどね! すっごい!
「ぐすっ……ふぇぇ……」
「あぁっ! 泣かないで!? 大好き! 私椎菜ちゃん大好きィィィィィ!」
「ほんと……?」
「ほんとほんと! いやぁっ! 本当に椎菜ちゃんは世界一可愛いなァッ! ほら、もっとぎゅってしていいよ!」
「わぁい……!」
「んぐっふぅっ……!」
し、椎菜ちゃん、恐ろしい娘っ……!
とりあえず、このままは不味いと思った私は、抱き着く椎菜ちゃんをそのままに、リビングのソファーに移動。
すると、椎菜ちゃんは私の膝に座り、首に手を回した状態になってしまった。
ぐっ、き゛ゃ゛わ゛い゛い゛っ……!
し、しかし、このままでは、本当に私は萌死にしてしまう……そうなる前に、椎菜ちゃんを正気に戻さねばっ……!
だ、だけど、これをどうすれば?
私一人で対処するにしても、これはどうしようもない気がする……とりあえず、ライバーの誰かに応援を頼む……?
近場……近場にそれっぽい人はっ……!
「んんぅ……ぎゅぅ~~~……」
あびゃああああああああああああああああああああああああああッッッッ!
だ、ダメだっ! これはもう、誰でもいいから応援を呼ばなきゃダメな奴ゥゥゥゥゥ!
このままでは死ぬと思った私は、大急ぎでスマホを開き、らいばーほーむの一期生から三期生までが入っているグループに、メッセージを送った。
内容はこう。
『至急! 大至急! 桜木家に応援に来ることが出来る人物募集ッ! あ、刀君と暁君に関しては状況が状況なので来なくて大丈夫ッ! いやもう、私の命がヤバいので来てくれると本当に助かるッ……!』
ガチ目な救援要請である。
こんな状況でも一文字も間違えることなく打てる私を褒めてほしい。
肝心の返信はと言えば、みんな暇なのか、すぐに来た。
『何があったんだい!? いや、丁度今日はオフだからそっちへ行ける。今すぐ向かおう』
『ん、私も行ける』
『すまんなぁ、うちは講義や……』
『あたしも講義だぞ……』
『ごめーん! あーしも用事があって無理!』
『わたしも少々忙しくぅ~……』
『わ、わわっ、わたしはい、行けますぅっ……!』
『あたしも行けます』
『俺たちはダメってことは、男じゃダメな話題か。ま、どのみち俺は行けないがな!』
『ボクも講義があって無理だねー。もとより行けないみたいだけど』
ふむ、
だけど、私一人で死ぬくらいならば、道連れを増やしてやる!
実質的な本命はたつなちゃんだけどねぇ!
『行けると明言した四人! 今すぐ桜木家に来られたし! 繰り返す! 今すぐ桜木家に来られええええええええええええええええええええ』
メッセージがバグった。
なぜかって? そんなの……。
「んちゅ……」
突然椎菜ちゃんが私の頬に……私の頬にちゅーしてきたからだよぉぉぉぉぉおぉぉぉお!?
「ホァアアッァアァァァァァァアッ!!?」
早くゥ! 早く来てぇぇェェェェェ!
道連れたちィィィィィィィィィィィィィィィィィ!
◇
場所は変わり美月駅前。
「さて、来れる人間は全員集まったわけだが……あれについて、どう思う?」
そう話を切り出すのは、例のグループLINNに突如として流れて来た、ひかりからのメッセージである。
「ん、ひかりさんが言うなら、おそらく椎菜関連」
「あたしもそう思います。というか……恋雪、あんたよく来ようと思ったわね?」
「あ、あの、い、一応、ひ、暇でしたのでっ……あ、あと、お、お二人のお、お家に興味がっ……!」
どこか呆れた様な笑みを浮かべて、ミレーネがびくびくと怯えたやたらと胸がでかい成人女性に向かって言えば、件の女性こと恋雪がそう返す。
「まあ、言わんとしてることはわかるが、案外普通の家だよ」
「皐月さん、二人の家に行ったことがあるんですか?」
「あぁ。とはいえ、平日の日中だから一度も椎菜ちゃんと鉢合わせたことはないけどね」
「ん、私も行ったことがあるけど、普通。けど……いい匂いがした」
「「に、匂い……! ごくり……」」
「そこの二人、生唾を飲み込まないように」
いい匂いがした、という藍華の発言に、二期生の二人がなぜか生唾を飲み込み、皐月からツッコミを受けていた。
「ともあれ、私たちもすぐに向かうとしよう。最後のメッセージ以降、愛菜から既読すらついていないからね」
「しかもこれ、完全に『E』を押しっぱなしって感じですよね……」
「な、何があった、んでしょう、ね……?」
「それを確かめるために行くんじゃない。じゃあ、早速向かいましょう」
話はほどほどに、四人は自分たちが道連れとして呼ばれたことを知らずに、天国であり地獄のような空間が待ち受ける、桜木家へ向って歩き始めた。
◇
歩くこと十分ほどで桜木家に到着。
皐月が代表してインターホンを鳴らすが……。
「ん? 出ないな……」
「じ、事件……?」
「いや、さすがにあの人がいる時点でこの家の護りは盤石なんてもんじゃないと思うけど」
「ん、仮に強盗が数人がかかりで入って来ても、無傷で撃退すると思う」
「あぁ、実際問題、強盗が入りかけたことがあったらしいけど、家に椎菜ちゃんもいたらしく、しかも椎菜ちゃんを人質にしようとしたものだから……まあ、強盗が大変なことになっていたよね」
「「「うわぁ……」」」
本当に強盗が入ったと言う話と、大変なことになっていたと言う話に、三人は揃ってドン引きしたような声を漏らした。
「ちなみに、強盗は再起不能らしい。精神的に」
「何したんですか……」
「さぁね。少なくとも、犯罪レベルのことはしてない、と言ってはいたが……何にせよ、愛菜がいる限り、この家に侵入することは不可能だろうね」
「あ、あの、愛菜さん、って、その……人間、ですか?」
「……正直、私も疑わしい」
眉間にしわを寄せて険しい顔をしながら、皐月はそう零した。
※【一応】、愛菜は人間です。
「ともあれ……ふむ、まずは入ってみようか。まあ、私たちが入るくらいなら、愛菜も突然襲いかかることもないだろう」
「ちょっと待ってください? え、なに? 愛菜さんって急に襲い掛かって来るの!?」
「あぁ。知らない気配を感じると、突然現れ、背後に回って関節技を決めるらしい」
「13的な殺し屋さん、です、か……?」
「正直、愛菜は殺し屋が天職と言われても私は不思議じゃないと思う」
どんどん出て来る人外情報に、三人はさらに困惑した。
それと同時に、全部椎菜を護るためなんだろうなぁと思うと、納得もしたのでこいつらもこいつらである。
「お邪魔します」
「お、お邪魔します……!」
「お邪魔します」
「お邪魔します……」
四人それぞれ桜木家に足を踏み入れる。
皐月の予想通り、突然愛菜が現れると言うことはなかったが……。
「おかしいね、いつもならこの段階で来るはずだが……とりあえず、奥に――」
「え、さ、皐月さん……」
「ん、どうした、ミレーネ君?」
「い、いえ、あそこの壁……」
どこか青ざめた顔をしながら、ぷるぷると震える指でミレーネが壁の一部を指さす。
そこには……血がべったりと付着していた。
「ひぃぃぃっ!? じ、じ、じじ、事件ですぅぅぅぅっっ!?」
突如として視界に現れた猟奇的状況に、いつもの三割増しで恋雪が悲鳴を上げる。
「警察、呼ぶ?」
「じゃ、じゃああたしは救急車……!?」
「みんな落ち着く。あの感じは……おそらく、愛菜の鼻血、もしくは血反吐だろう」
「なんでわかるんですか!?」
皐月の指摘に、ミレーネがツッコミを入れる。
「これでも付き合いは長い。大体、愛菜が出血した時の状態はわかるよ」
「ん、素晴らしい関係」
「絶対素晴らしくないと思うけど!?」
「そ、尊敬、しますっ……!」
「いやこれ尊敬するレベルのものじゃない! 皐月さんもおかしくないですか!?」
「……すまない、私は基本愛菜の狂気に慣れてしまっているからね……だが、そうやってツッコミを入れてくれるミレーネ君の存在には助けられる……」
「皐月さんっ……!」
あぁっ、この人は既に狂気に飲まれてるのねっ……!
と、ミレーネは思ったが、あまりにも遠い目をする皐月がアレだったのでそっとしておくことにした。
「さて、なぜああなったのかを確かめに行くとしようか」
「は、はいぃっ。に、逃げる、準備はで、できてますぅっ」
「何一人だけ逃げようとしてんのよ」
「ん、スタートダッシュは任せて」
「藍華もおかしいけど!?」
「なんというか……ツッコミがもう一人いると楽だね」
「皐月さんもツッコミ側ですが?!」
今日一ツッコミを入れまくるミレーネの体力がぎゅんぎゅん減っているが……ともあれ、四人は恐る恐ると言った様子でリビングへ。
まあ、ただ可愛い椎菜を見て鼻血を出しただけだろうと高を括っていた四人は、リビングに広がる光景に絶句することになる。
「はぁ~っ……はぁ~っ……んんぅ……おねぇちゃぁ~ん……」
「も、もう……血が、ない、ぜ……☆」
そこには、真っ赤な顔にとろんとした瞳、更にはなぜか呼吸が荒いみたまモードと化した椎菜が、愛菜の膝に乗って首手を回し、そして頬にキスしたり頬ずりしたり、あとなんか妙な動きをしていた。
そして、肝心の愛菜の方はと言えば、幸せそうなのに不幸そうななんとも器用な表情で真っ白になっており、鼻と口端から血を流していい笑顔をしていた。
尚、文字通りに血の気が引いており、酷い表情ではあったが……。
「「「「……何があった!?」」」」
そんなわけがわからない状況に、四人はそれぞれの口調を忘れて、全く同じセリフでツッコミを入れるのであった。
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はい、なんか椎菜がおかしくなった回でした。
勘のいい方は椎菜の状態がどういう物かわかるかもしれませんねぇ!
まあ、最初はこんな風な話になる予定はなかったんですが、あのままやるとただただ生々しい話になるなと思ったので、こうなりました。というか、こっちの方がロリVっぽいよね!
あと、珍しくシスコンが本気で助けを求める回でもありました。
平常の椎菜相手なら『独占するぜ☆』となりますが、さすがに今回のおかしい椎菜相手ではそうはならなかった模様。理性と本能が戦ってますが、比率的に6:4で一応理性が勝ってます。姉としての矜持がそうさせる……!
あ、ちなみにですが、例のアンケート結果が出まして、結果がね……なかなかに面白かったと言うか……男共人気だなぁオイ! あいつら同率一位だよ! ちなみに、二位はたつなでした! なので、こいつら3人が出るハロウィン回なります! お楽しみにィ!
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