配信#11ー2 特別ゲストさんとのコラボ配信だよっ!:下

 今後は12時に投稿しようかなぁと思います!

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【御月美うさぎ:じゅ、準備できましたっ!】


「あ、はーい! じゃあ……はい!」


 と、僕はうさぎおねぇたまを画面に表示させました。

 三人だと結構きつきつ?


『こ、ここっ、こんみみっ! お、御月美うさぎ、ですぅっ!』

「というわけで、うさぎおねぇたまですっ!」

『よろしくね、うさぎちゃん』

『は、ははっ、はいぃっ! わ、わたもち、さん……!』


【ほんとに出とるww】

【みたまちゃんのコラボ配信のイレギュラー率の高さよ】

【まあ、らいばーほーむだし……】

【らいばーほーむしてんのは周囲定期】


『あ、ちなみに、みたまちゃんの嫌いな生き物ってなんなの?』

「そう言えば言ってなかったですね。んっと……なんだろう? あ、蜂」

『蜂?』

『は、蜂、ですかっ……?』


【蜂が嫌いなんだ。なんで?】


「んっと……昔家族でキャンプに行ったことがあってね? その時山の途中で車を停めて、そこから少し登ろう! ってなった際……車から出て一分でふくらはぎを刺されました」


 あの時はすっごく痛かったです……。

 鼻歌交じりに歩き出したら、すごい痛みが僕の左足のふくらはぎを襲って、ふくらはぎを見ると、黄色と黒の生き物が飛んでくんだもん……。

 しかも、しばらく痛くて、すっごい腫れてたし……。


【草】

【草】

【うわぁ、いてぇ……】

【それ、どうなったの!?】

【めっちゃ心配なんだけど!】


「すぐにお姉ちゃんが対処してくれました。こう、きゅって血を出して、あとは吸ってぺって」


【天空ひかり:あぁ、懐かしい話だねぇ】

【あ、シスコンだ】

【シスコン、コラボ配信がトリプルコラボ配信になってるで】

【シスコン、スパチャ投げなくてええの?www】

【シスコーン、一緒に混ざらないの~?w】

【天空ひかり:シスコン言いすぎじゃない!? あと、スパチャは送れないんだよっ! だって、限度額! 今週もう送っちゃってる! くそっ、今までは一週間切り替えでできたから毎回出来てたのにっ……! あと、シスコーンはそれ、ただのコーンフレーク!】

【草】

【草】

【ってか、リアルで直接渡せよww】


「あ、あはは、さ、さすがにリアルでもらうのはちょっと……というより、お姉ちゃんからスパチャを貰うのって、すっごく困るんだけどね……」


 そもそも、お年玉やお小遣いとして貰うのならともかく、こうしてその、なぜか貰っちゃうのはちょっと……。


『わ、わかり、ますっ……あ、あれ、ですよねっ! あの、お、お母さん、が、活動を見てて、その、す、スパチャを投げて、くる、みたいなっ……』

『うわぁ、それは嫌だねぇ』

「わ、わたしもお母さんにはバレたくないかなぁ……」


【この感じ、うさぎちゃん経験あんな?】

【いやまぁ、うん、わからんでもない……】

【全然伸びない動画配信者をやっていて初めて来たコメントが母親だとわかった時並みに辛い】

【↑やめろぉぉぉぉぉぉ!? その話はやめろぉぉぉぉぉぉ!】

【ぎゃあああああ! く、黒歴史ぃ! 黒歴史がぁぁぁぁぁぁぁ!】


『み、みみっ、みなさんっ、だ、大丈夫っ、です、よっ!? つ、強くい、生きてれば、い、いいこと、ありますっ……!』


【うさぎちゃんに慰められるとか、なんか負けた気分になるな……】

【わかる……】

【悪気がないのはわかるし、超善意なのはわかる……が、なんか釈然としねぇ……w】


『ひえぇ!? わ、わわたし、な、なにもしてない、ですよぉ~~っ……!』

『結構うさぎちゃんっておもしれー女だよね。うち、みたまちゃんがきっかけで、らいばーほーむはよく見るようになったし。まあ、その前から一期二期の各ライバーはちょこっと見たことはあったけど』

『じゃ、じゃあ、み、みたまさんがきっかけ、ですか……?』

『そうなるね。元々、嫌いじゃねぇでしたからね。それにほら、自分の娘がいる事務所なら見ようと思うじゃん? まあ、見事に嵌まったけど』


【草】

【草】

【これがさっきまで好きじゃなかったとか言ったイラストレーターか……】

【でも実際、らいばーほーむのライバーは声が合ってっからなぁ……!】


『そうそれ! らいばーほーむって、みーんなガワと声が合ってんでしょ? だからそこがいいわけよ! 尚更気に入ったよね!』

『な、なる、ほどっ!』

「あ、あははは……」


 かなりの熱意を感じて、ちょっと苦笑い。

 らいばーほーむに所属してるからこそ、僕もちょっと気恥しい。


『あ、みたまちゃんってゴキブリは苦手じゃないの?』

「あれは滅ぼします」

『ひっ』

『あっ……』


【ヒェ……】

【またみたまちゃんが真顔に……?!】

【シスコン! 解説!】

【天空ひかり:簡単に言えば、みたまちゃんは家庭の天敵が嫌いです。というか、Gは様々な菌を保有しているので、食べ物をダメにする可能性が高く、知らない間に増えますよね。なので、食べ物をダメにするという存在と、様々な菌をばらまき、健康を害するGの存在は、みたまちゃんにとって最も度し難い存在であり、抹殺対象なわけです、尚、Gを発見した瞬間、三秒以内にGは死んでます】

【えぇ……】

【戦闘力高くね?】

【強すぎて草】

【解説と言われた後にすぐ解説が飛んでくるの草】

【みたまちゃん、ゴキブリ嫌いなんだね……】


「生きる価値なし♥」

『み、みたまさん、その、え、怨嗟が、す、すごい、でうっ!』

『うさぎちゃん、噛んでるよ』


【すっごいいい笑顔なのに、声が笑ってない……】

【ハートが付いてるんだろうなぁって感じはするのに、怖すぎて……】

【うわぁ……】


「生き物のお話はこの辺りで……次のましゅまろです! 『こんたまぁ! みたまちゃんとゲストさんの将来したいことが知りたいです!』とのことです! んー、将来……わたし、あまり考えたことがなかったなぁ……。お二人は何かありますか?」

『んー……あー、いつか会社持ちたいかもしれねぇですね』

『か、会社、です、かっ?』


【おぉう、なかなかすごいのが来た】

【会社てww】

【本当にできたらすげぇなぁww】


『会社。業種は……うち自身がイラストレーターだし、デザイナー関係とか? あぁ、出版社、ってのもありかもしれねぇですね、ラノベ系とか』

「ふわぁ、それはすごいですね!」

『まあ、あくまでやってみたいってだけですね。うさぎちゃんはどう?』

『わ、わたし、何も考えてない……そ、そもそも、ほ、ほとんど働いたことない、ですし……!』

「え、そうなの? ……そう言えば、うさぎおねぇたまって普段はどう生活してるの?」


 ふと、うさぎおねぇたまが普段どういう生活をしているのか気になって、試しに尋ねてみることに。


【そういや、らいばーほーむで一番プライベート情報が出てないのって、何気にうさぎちゃんじゃね?】

【わかる】

¥20,000

【春風たつな:うさぎ君はあがり症だからね、おそらく自分からは話しにくいんだろう】

【しれっと出没して、うさぎちゃんのことを話してるのに、二万をぶん投げてる、すっごいシュールな先輩がいるんですが】

【何気にたつな様もみたまちゃんラブだよね】

【春風たつな:らいばーほーむでみたまちゃんのことを好きじゃない人はいないね。もちろん、私も好きだが】


「ふあ!? たつなおねぇたま!?」

『ひえぇ!? ど、どどどど、どうしてた、たつなしゃんがぁ!?』

『おお、やはり我が娘はどんどんらいばーほーむのライバーを呼び込むね。あ、初めまして、らいばーほーむ一の常識人、たつなさん! みたまちゃんのママのわたもちです!』


【春風たつな:これは丁寧にどうも。まさか、未成年だとは思わなかったが、なかなかに面白い人だ。とはいえ……仮に四期生として本当に入ってきた場合、私とデレーナ君の胃が死にそうだが……】

【草】

【まあ、それはそう】

【デレーナ・ツァンストラ:あたし、胃ッッッ……! 絶対、死ぬッッッ! こんなのが入って来たら、間違いなく、死ぬッッッッ!!!!】

【草】

【こんなのは草】

【ツンデレちゃん……】

【まあ、これが入ってきたらと思うと、まあ、うん……】

【まだイケる!】


「で、デレーナ・おねぇたまも!?」

『で、デレーナさん!? も、もも、もしかして、わ、わたしたちが、し、知らないだけで、らいばーほーむの人たちが、いっぱい……?』


【デレーナ・ツァンストラ:出てないだけで、いっぱいいるわよ。というか、さすがにコラボ相手がみたまちゃんのママってことだからほとんどが出てきてないだけよ、これ】

【自重するのかよ、らいばーほーむって】

【うそだろ!? あいつらはこう、もっとしっちゃかめっちゃかにみたまちゃんの配信で暴れまわるんじゃないのかぁ!?】

【魔乃闇リリス:まあ、ほれ、さすがにわたもちママ殿はちぃっとな……】

【あ、陛下】

【結構いるなぁオイwww】

【現状、うさぎちゃん、シスコン、ロリコン、ツンデレちゃん、たつな様、陛下、こんなところか?】

【約二名、名前ですらないんですが!】

【雪ふゆり:ロリコンはステータスですよぉ~】

【天空ひかり:シスコンもステータスだよ☆】

【お前ら……】

【ダメだこいつら早く何とかしないと】

【草】

【ステータスってか、バッドステータスだろ、それw】


「あ、あはは……」


 気が付けばリリスおねぇたまもコメント欄にいて、結局いつものようにわちゃわちゃとしてます。

 けど、僕はこの状態は好きなので、全然いいです!


『いつも配信は見ていたけど、実際に配信側に回った時のらいばーほーむの面々はおもしれぇですね!』

「最初はびっくりしちゃいますけど、慣れるととっても楽しいですよ! みなさん、いい人なので大好きですよっ!」


 にぱっ、と満面の笑顔と共にそう言いました。


『『あっ――』』


【天空ひかり:( ˘ω˘)スヤァ……さすがの妹力……ぐふっ……】

【雪ふゆり:アァァ~~~っ! 浄化されますぅぅ~~~~~!】

【デレーナ・ツァンストラ:ママぁっ……!】

【魔乃闇リリス:う、うむぅ……や、やはりっ、神子の笑顔と大好きは、強す、ぎるっ……(バタッ)】

【春風たつな:す、すまない、私でも意識が飛ぶかと思った……】

【今のはアカンっ……!】

【満面の笑みと大好きは死ねる……】

【ってか、ツンデレちゃんとか、完全にママ呼びだしww ぐはっ……】

【それでええんか……んぐっふ】

【心の浄化ァァァァ……】


「あ、あれ? あの、わたもちママにうさぎおねぇたま? 反応がないんだけど……」


 と、コメント欄は、その……いつも通りと言えばいつも通りの状況なんだけど、二人の反応がなぜか無くなっちゃったんだけど……。

 あれ? あれれ?


『――ハッ! い、意識がアヴァロンに行ってた……いや、うちの娘、破壊力が高すぎねぇですか……?』

『わ、わたし、は、初めてリアルでい、言われましたっ……もう、し、死んでもいい、かも、ですぅっ……!』

「ふぇぇ!? ど、どうしてですかぁ!?」

『みたま、さんが、つ、強すぎなんです、よぉ~~~っ……!』

「よ、よくわからない……」


【知らぬは本人だけってことだよ】

【まあ、みたまちゃんは自分のことを知っても、絶対ないよ~、くらいは言うから、言っても意味はないかと】

【可愛ければOK】

【さすがらいばーほーむの妹系アイドル……】


「アイドル!? 僕、アイドルになったつもりはないよっ!?」


 なんでアイドルなんて言われちゃってるの!?

 それを言うなら、お姉ちゃんの方が……!


『あぁ~~~! たしかに、みたまちゃんってアイドルっぽい!』

「ふえ!?」

『らいばーほーむの人たち、から、人気がある、から、そ、そうかもしれない、ですぅっ……!』


【天空ひかり:みたまちゃんグッズが発売されたら買い占める所存です】

【雪ふゆり:はぁ~? わたしが買い占めますけどぉ~?】

【どこで張り合ってんだよww】

【ってかあんたらは買い占めんなよ! 俺たちが買えなくなる!】

【そもそも、みたまちゃんグッズが出るかどうかが不明なのにどうすんねんww】

【いやほら、らいばーほーむって基本的に全員のグッズはちゃんと出すし……ね?】

【デレーナ・ツァンストラ:みたまママの膝枕を再現したクッションが欲しいわ】

【魔乃闇リリス:ツンデレよ、おぬし天才か!?】

【うわ、マジでいいなそれ! つまり、間接的にみたまちゃんの膝枕を味わえるってことだるぉ!?】


「ふえ!? なんだかおかしな方向に行ってないかな!?」


 僕の膝枕を再現したクッションって何!?

 どこに需要があるの!?


【春風たつな:私は……そうだね、案外目覚ましボイスやASMRといった、ボイス系が欲しいかもしれないね】

【あぁ! それはたしかに!】

【目覚ましボイスってか、睡眠導入用のボイスはちょっと欲しいかもしれん。快眠できそう】

【だが、あの天使の如きロリボでASMRは絶対死ねる自信がある】

【これでみたまちゃんに演技の才能もあったらやべぇよなぁ……】

【雪ふゆり:ふふふ……】

【なんで不敵に笑ってんですかロリコン】

【何かあるってのかい?】

【雪ふゆり:今は秘密ですよぉ~~~!】


 ふゆりおねぇたま、もしかして今週のことを言っているのかな?

 土曜日にふゆりおねぇたまのお家に行って、ASMR配信をする予定だし……。

 ……やっぱり僕、コラボばかりじゃない? 飽きられちゃいそうだけど……。


「と、ともあれ、あの、グッズに関してはよくわからないし、今のところは何もないので……あの、こ、公式さんに期待してください……」


【らいばーほーむ公式:ご安心を。鋭意企画・製作中です】

【公式ィィィィィィッッッ!】

【明らかに言っちゃいけないだろみたいなことをみたまちゃんの枠で言うなや!www】

【やべぇよ、やっぱらいばーほーむやべぇよ……】


「なんかもう……すごいですね、としか言えないです……」

『で、です、ねっ……!』

『いやぁ、おもしれぇ事務所だね! 当初は、うさぎちゃんとみたまちゃんの百合が見てぇ! とか思ってたけど、もう話すだけで楽しい』


【終始楽しそうだなぁわたもちママ】

【だなー。入ったらマジでヤバそう】

【百合がどうでもよくなっとるww】


「そ、それじゃあ、次で最後にしますか?」

『は、はいぃっ、あ、あまり長いと、わ、わたしが、し、死んでしまいまふっ……!』

『うちは名残惜しいけど……仕方ねぇですからね、枠もあるし!』

「ありがとうございますっ! じゃあ、これっ! 『みたまちゃんとゲストさんのスリーサイズを教えてください』とのことです。……えーっとたしか……」

『え、そこ言うの、みたまちゃん!?』

『さ、ささ、さすがにす、スリーサイズはっ……!』

「ふえ? けど、知りたいって言うから……」


 知られてもあまり困らないと言いますか……。

 むしろ、知っても何がいいのかわからないし……。


【草ァ!】

【まあ、元男だもんなァッ……!】

【こんなに可愛い性格に仕草をしてても、その辺はちゃんと男の感性っぽいんだよなぁ……】

【普通、スリーサイズとかトップシークレットみてぇなもんだもんね……】

【天空ひかり:ちなみに、みたまちゃんのスリーサイズは、上から84、55、62です】

【姉ェェェ!】

【ちょっ、おまっ!?】


「あ、お姉ちゃんが先に言っちゃってるね」

『はへぇ~~、スタイルいいんだねぇ、みたまちゃん』

『ぜ、絶対くびれ、ありますっ……! うぅ、羨ましい……』


【デレーナ・ツァンストラ:何言ってんのよ、あんたも随分立派なもんをお持ちでしょうに】

【魔乃闇リリス:むむむ……もしや、貧しいのは我だけ……? そ、そんなバカなっ……!】

【春風たつな:まあ、君にもいいことがあるよ】

【天空ひかり:ただ、最近のみたまちゃんは育ってきてるっぽいので、今はさっきの数字じゃない可能性あり】


「お姉ちゃんなんでわかるの!?」


【天空ひかり:え? 妹の変化がわからないとか……それ、お姉ちゃんじゃなくない?】

【笑えねぇ……】

【見ただけで体の成長がわかるとか、あんたバケモン?】

【絶対人間じゃないよ……】

【もう同じ人間名乗らないでくれます?】

【いやシスコンのキャラクターの設定に、人間社会に紛れ込むために翼を自分でむしり取った奴やぞ?】

【らいばーほーむの人を見抜く目が良すぎて怖い】


 お姉ちゃんの設定、そんな感じだったんだ……。


【雪ふゆり:あ、みたまちゃんはとっても抱き心地がいいですよぉ~~~】

【何ィ!? どういうことだロリコン!?】

【唐突に話が変わるゥ!】

【そういや、みたまちゃんを抱きしめながら寝たとか言ってたな、ツンデレちゃんとのゲリラコラボの時に】

【くっ、マジでお泊まり配信とか超見てぇのに……!】

【ってか、しれっとツンデレちゃんがうさぎちゃんのスタイルについて言及してて草なんだ】


「あ、あはは、ま、まあ、あの、スケジュールとかが合えば、お泊まり配信もありかなぁ、とは思ってるので……」


【天空ひかり:何ィ!? みたまちゃんは私とだけお泊まりしてればいいんだよっ☆】

【いやあんた毎日お泊まりじゃろがい】

【草】

【毎日お泊まり配信は草】

【雪ふゆり:じゃあ、今週しましょうねぇ~!?】

【!?】

【!?】

【ふゆりん!?】


「えっと、い、いいの……? さすがに、その、突然すぎない、かなぁ……」


 元々ふゆりおねぇたまのお家でASMRコラボはするってお話はしてたけど……いきなりお泊まりってなると大変なんじゃ……。


【雪ふゆり:いつでもウェルカムぅ~~~!】

【草】

【絶対興奮してる】

【間違いなく濡れてる】

【↑おいwww】

【バカ野郎!】


「ふえ? ふゆりおねぇたま、水でも被っちゃってるの?」


【ほらぁ! みたまちゃんが反応したぁ!】

【天空ひかり:今言った奴、名前は覚えたからな? あとで覚えとけよ?】

【草】

【終わったな】

【雪ふゆり:殺る時は教えてくださいねぇ~】

【殺戮マシーン一名追加でーす】

【草】

【あーあ……】

【春風たつな:言った方が悪いので、私は止めないよ】

【デレーナ・ツァンストラ:同じく】

【魔乃闇リリス:報いを受けよ】

【誰か助けてェ!?】

【無理だ、諦めろ】


『死んだ方がいいですよ』

『同じくですぅ』


【死んで来い】

【辛辣で草】

【あーあ】

【わたもちママはともかく、うさぎちゃんがどもらないで言ってる、だと……!?】

【それくらい、みたまちゃんはアンタッチャブルなんだな……】


「と、とりあえず、お泊まり、でいいのかな?」


【雪ふゆり:もちのろんですよぉ~! ぴっかぴかにしておきますねぇ~!】


「ふふっ、うんっ! じゃあ、楽しみにしてるね!」


【なんか、しれっとお泊まり配信の予定が組まれとるw】

【ってか、今週?】

【なんかもう、みたまちゃんの芸風が完全にコラボになってて笑うんよw】

【むしろ、コラボだからこそみたまちゃんが輝いてる】


『そう、です、ねっ。みたまさん、は、コラボが一番面白い、ですっ……!』

『うんうん、うちも同感! ひかりちゃんのコラボが一番ぶっ飛んでたけど』


【あれは伝説だから】


「あ、あはは……わたし、マネージャーさん……というか、らいばーほーむからも、コラボをしてる時の方が何かと面白いって言われてるみたいでして……」


【草】

【さすが公式、わかってやがる】

【まあ、面白さの方向性が違うけどな!】


『個人配信は可愛さとか、他のらいばーほーむからでは得られないほのぼのとした雰囲気で見られ、コラボ配信では笑いと可愛さの境界線を反復横跳びする面白さって感じだよね』

『わ、わかり、ますっ! コラボの時って、いろんな姿が見れます、よねっ!』

「えへへ……なんだか、その、ちょっと恥ずかしいね……」


 こうも褒められるとすっごく照れる。

 けど、やっぱり嬉しいかなぁ……。


【ところで、みたまちゃんって基本的にみたまの民やらいばーほーむのライバーへの呼び方が【○○たま】になってるけど、わたもちママだけそのままでええのん?】


「あ、たしかに……!」


 神薙みたまとしてのキャラクターというか、方向性が完全に【○○たま】という呼び方になってる以上、わたもちママっていうのもちょっとだけおかしい、かも……?


『え? あ、もしかして、うちだけの呼び方をくれるの!?』

「あ、は、はい。折角なので、んっと、じゃあ…………わたもちおかぁたま、とか?」

『あんばふっ!?』

『あぁっ、わ、わたもちさんがっ!』


【草】

【草】

【まあ、うん……おかぁたまはわかってても回避できねぇ……ww】

【あれ、わたもちママにクリーンヒットやろ】


「え、えと、これで、いい、ですか?」

『す、素晴らしいです……あ、あと、た、ため口でOK……母娘なので……』

「あ、う、うんっ! じゃあ、改めて、これからもよろしくお願いしますっ、わたもちおかぁたまっ!」

『ぴぎゃあああああああ!』

「わたもちおかぁたまっ!?」


 すごい断末魔が聞こえて来たよ!?


『い、今のは、し、死ねます、よね……み、みたまさん、お、恐ろしい娘、ですぅ……』

『う、うちの、ら、ライフはもう、ぜ、ゼロ……み、みたまちゃん、し、締めちゃって、いいです……うちはもう、満足……』

「ふえ!? あ、じゃ、じゃあ、えと……あの、うさぎおねぇたま参加してくれてありがとうっ!」

『い、いえっ、わ、わたしなんて、ほ、ほとんどいるだけ、だった、ので……!』


【むしろ、うさぎちゃんの話してる姿を見る時の控えめだけどにこやかな笑みがええんよ】

【わかる。話に参加しなくても、顔が楽しそうってわかるからよし】


『ひぇぇ!? そ、そんなにほ、ほめないでください~~~~っ! し、死んじゃいますからぁ~~~~~っ!』


【クソ雑魚すぎるww】

【まあ、こんなもんやろww】


「え、えーっと、わ、わたもちおかぁたまはその、無理だそうなので、今日はここまでにしますねっ! 次は土曜日にふゆりおねぇたまと配信するよっ! ふゆりおねぇたまの枠になるので、見に来てくれると嬉しいなっ! それじゃあ、おつたま~~!」

『お、おつみみ~~~っ!』


 そんなこんなで、コラボ配信が終わりました。

 楽しかったけど、わたもちおかぁたま、大丈夫かなぁ……。


【おつたまぁ!】

【おつみみ!】

【ってか、わたもちママ死んだママやんけ!】

【おつたま!】

【おつたまぁ!】

【おつみみ!】

【おつみみーーー!」

【なんというか、みたまちゃんのコラボって、必ず死人が出てるよなぁ、ライバー側に】

【それも芸風よ】

【いやな芸風だなぁオイww】

【ともあれ、次はロリコンとのお泊まり配信なのか……】

【マジで大丈夫なんか? それ】

【なるようになるだろう!】


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 どうでもいい補足ゥ!

 らいばーほーむ中の人たちの胸の大きさ順!


 うさぎ>ふゆり>みたま>いるか>ひかり>いくま>たつな>はつき>デレーナ>リリス


 となってます。

 具体的に言えば、うさぎ~いるかは巨乳、ひかり~たつなは巨乳寄りの平均、はつきとデレーナは平均、リリスは……貧寄りの平均です。貧寄りの平均です!

 ちなみに、身長順は、

 いるか>たつな>ふゆり>うさぎ>ひかり>デレーナ>はつき>いくま>リリス>みたま

 の順番となってます。

 まあ、みたまとリリスに関してはほぼ団栗の背比べレベルですが……。三センチしか違いないしね!

 こうして見ると、リリスは結構小さい。

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