配信#7-2 お姉ちゃんとコラボ配信だよっ!:下

 はい、本編の前に先に謝らせてください。

 特に、スマホで読んでくださっている方ァァァァッ! とある部分がひっじょ~~~~~~~に! 読みにくくなっておりますが、許してください!

 PCの人たちはまだマシってことでね! うん、まあ、楽しんでね!

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 前回のあらすじ。

 妹好き好きVtuberがエンジェルによって言殺げんさつされた。


【おいおいおい!wwww】

【待て待て待て待て!】

【ってか、マジで顔が絶望になってんだけど!? 何この局所的な差分はwww】


「みたまちゃん、今までありがとう……お姉ちゃん、もう生きていける気がしない……」


 どこか生気のない言葉でそう呟くお姉ちゃんの表情は、とても儚い物になっていました。


【どんだけみたまちゃん大好きなんだよww】

【多分、自分の人生よりみたまちゃんの人生が大事ってナチュラルに思ってんだろうなぁw】


「あっ、え、えと、あの……」

「ふへへ……私、生まれ変わったら、みたまちゃんの細胞の一つになるんだぁ……そうすれば、ず~~っと一緒だし、私という細胞が細胞分裂をすることで、私がみたまちゃんの体を満たして、いっぱいにして、常に見守るんだぁ……うへへぇ……パーフェクト生物……」


 なにか理解できないことを言っている気がするけど……。


【発想気持ち悪っ!】

【マジでキショすぎて草……いや、草も生えないなこれ】

【頭どうかしてんじゃねぇの!?ww】

【もうこれ、病気だろ……】


「あ、あの、お、お姉ちゃん……?」

「へ、へへ……さよなら現世、こんにちは細胞生……」

「お、お姉ちゃんっ! あ、あの、き、嫌いになんてならないからっ、あの、えと……た、ただ恥ずかしいだけど……んと、あの、だ、だから……き、嫌いにならないからぁ……ぐすっ……し、死なないでぇ……」

「……じゃあ……お姉ちゃんのこと好き……?」

「す、好きだよっ」

「どれくらい好き……?」

「んっと、いっぱい大好きっ!」

「……ほんと? じゃあ、恋人になって、って言ったら、なってくれる?」

「そ、それは無理かなぁ……」


【おいwww】

【途中まですっごいよかったじゃん!】

【なんでそこでボケる!?】

【雪ふゆり:チッ……】

【ふゆりん!?】

【一応あなた清楚系Vだよね!? 舌打ちはまずくない!?】


「で、でも、だ、大好きなことに変わりはないからっ、だ、だから、ね……? あの、ご、ごめんなさい……」

「――ううんっ、全然いいの! お姉ちゃん、みたまちゃんから大好きって言われるだけで、一ヶ月は飲まず食わずで生きられるから♥」


 わぁ、すっごくいい笑顔……。


【バケモン過ぎて草】

【あんたにとってのみたまちゃんってなんなんだよwww】


「え? 私の人生そのものだけど?」


 すごく綺麗な目だなぁ……。


【な、なんて綺麗な目をしてやがる……】

【綺麗な目してるだろ? 生きてるんだぜ。これで】

【草】

【即答できる時点でやっぱシスコンだろ】


「はーい! じゃあ、そろそろ今日の企画をやろう! って思って、ましゅまろを募集したけど……なんかもうこれ、私とみたまちゃんでお話しするだけで面白いような気がしてきました☆」

「え、で、でも、ましゅまろを貰ったんだよ? だから、そっちも読み上げた方がいいと思うよ、お姉ちゃん」

「じゃあそうする☆」


【ひかりん、もしかしてみたまちゃんのお願いなら無条件で聞くのでは……?】

【わかる】


「え? 当然じゃないかな? だって、みたまちゃんという、可愛い可愛い妹ちゃんだよ? お願いを聞かないとか……それ、お姉ちゃん失格じゃない?」


【草】

【草】

【草】

【当然だよなぁ? みたいな顔して言ってんのがほんまおもろい】


「はーい、というわけで、私とみたまちゃんは姉妹だし、みたまちゃんは世界一可愛いTSっ娘だけど、今後ともよろしくね! あ、まだみたまちゃんのチャンネル登録をしていない人は、絶対登録すること! ってかしろ。私のチャンネルとかどうでもいいから、みたまちゃんのチャンネルを登録しろ」

「お姉ちゃん、無理強いはダメだよっ! み、みんなにだって、選ぶ自由はあるんだからね……?」

「いやでも、みたまちゃんがらいばーほーむに入った以上、私は自分の人気とかどうでもいいし、みたまちゃんの人気の方が大事だし。というか、もっとみたまちゃんをすこれ」

「お姉ちゃん、さすがにもうちょっと自分のことを気にしてよぉ……」


【姉の圧に対して、妹のこの純粋っぷりよ】

【すげぇな、無敵のコンビすぎるだろ】

【全然性格とか似てないけどな。本当に姉妹なのかと疑わしくなるくらいにw】


「あ、あはは……まあ、わたしとお姉ちゃん、血は繋がってないから……」


【え!?】

【なにぃ!?】

【義理の姉妹なの!?】

【じゃあ何か? この姉は、血の繋がらない弟を溺愛していた、と?】


「は? 世界一可愛い弟だよ? 溺愛するに決まってるでしょ? あと、血の繋がりがないっていうことは、それはつまり結婚できるってことだよ?」


 お姉ちゃん、冗談とはいえ、すごいことを言ってるんだけど……け、結婚って……。


【草】

【草】

【なんかもう、ぽんぽんと爆弾情報が出て来るもんだから、驚きも薄くなってきたな……】

【リアル姉妹暴露に続いて、TSっ娘暴露、そして義理の姉妹暴露……この姉妹のコラボ配信、暴露しかしてねぇwww】

【……ん? そう言えばみたまちゃんって、お姉ちゃんが原因でらいばーほーむに入ったって言ってたよね? それってつまり……】

【あんたがみたまちゃんを引き込んだんかいっ!】


「あっはっは! だーいせーかーい! そうです! 女の子になったみたまちゃんがあまりにも可愛すぎたでの、衝動的に応募しちゃいました! てへ☆」


 視聴者さんに指摘されると、お姉ちゃんはぺろっと舌を出してこつんと手を頭にぶつけていました。

 可愛いけど……なんだろうね。


【可愛いけどふざけんなありがとうございます!】

【こんな可愛い弟(妹)を引き込んだことは誉めてやろう姉と呼ばせてください】

【今後のひかりんのあだ名、お姉ちゃんになりそうw】

【お姉ちゃん! みたまちゃんをお嫁さんにください!】


「は? みたまちゃんをお嫁さんに出すわけないでしょ。みたまちゃんはずっと私の物だが? だが? あと、私をお姉ちゃんと呼んでいいのはみたまちゃんだけですが?」


【素wwww】

【だから地声やめいw】

【ってか、みたまちゃんはこんなドシスコンな姉でいいの?w】


「ふえ? だ、だって僕……じゃなくて、わたし、お姉ちゃんと今のお父さんができるまで、ずっとお母さんだけだったから……それに、お姉ちゃんは優しくて、わたしを大事にしてくれてるから……その、嫌なんてことは絶対にない……よ?」

「グハァァァァァッッッ―――!」

「お姉ちゃん!?」


【まずい! みたまちゃんの照れ笑いの殺し文句にひかりんが耐えきれなかった!】

【みたまちゃん、ひかりんどうなってんの!?】


「ふえ!? え、えとあの、す、すっごく幸せそうな顔と一緒に、鼻血を出しちゃってますっ!」


【草】

【草】

【今回の配信だけで、ひかりんの印象が変わっちまったなぁ……w】

【今後はただのシスコンだな。うん】

「お、お姉ちゃん大丈夫!? ねえ、大丈夫!?」


 僕は慌てて床に倒れちゃったお姉ちゃんの体をゆすって声をかける。

 うぅ、鼻血がすごいけど、なんでこんなにいい笑顔なんだろう……?


「ふ、ふへへ……私、もう今日死んでもいいや……」

「ダメだよ!? 死んじゃったら、僕すっごく悲しむからね!?」

「じゃあ生きるね☆」

「ふわぁ!?」


 突然何事もなかったかのように起き上がり、その動きがあまりも早すぎたために思わずびっくりしてしまう。

 お、驚いたぁ……。


【えぇぇぇ……】

【情緒不安定すぎませんかねぇ?】

【こわ……】


「さてと! じゃあ、いい加減ましゅまろ行こっか☆」

「う、うん。け、けど、かなり時間を使っちゃったから……あの、送ってくれた人たちにはその、申し訳ないんだけど、二つか三つだけにするね……?」


 本当なら、もっといっぱい読む予定だったんだけど、なんだかすごくカオスなことになっちゃったから……本当に申し訳ないです……。


【全然いいよー】

【むしろ、ましゅまろより面白い物が見れたし!】

【なあ知ってるか? みたまちゃん、明日は三期生とオフコラボするんだぜ? これ、明日のハードル上がってね?】

【うわぁ……】


「あ、あはは、あの、明日は明日だから、ね? 来てくれると嬉しいかなぁ……なんて、えへへ」


【よし行こう絶対見る】

【用事があったけどキャンセルしよう。みたまちゃんたちの配信の方が大事】


「それはダメだよ!? そ、そう言う時はアーカイブで見てほしいかな!?」


 用事を優先してまで見てほしいとは思わないよ、僕!?


【アーカイブじゃ、ライブ感がないじゃないかッ……!】

【まあ、アーカイブだからな】

【リアルタイムじゃない配信は、それはもうリアルタイムじゃないですからね】

【小泉構文やめいw】

【草】


「じゃあ、早速読んでいくね! お姉ちゃん、どっちから引く?」

「ならば、私から引くよ☆ 見ててね、みたまちゃん! 私が面白いましゅまろを引いて見せるから☆」

「う、うん。別に面白くはなくてもいいとは思うけど……頑張ってね!」

「よっしゃ! うおおおおお!」


【なんで叫ぶんだよwww】

【妹に良い所を見せたい姉の図】

【草】


「よっしこれぇ! えーと? 『こんひか! こんたま! お互いの好きな所を教えてください! あと、TSっ娘でリアル姉妹で、しかも義理な関係は驚きましたw。是非是非、教えてください!』とのことだね☆ はい全部ですね」

「ふえ!?」


【草】

【草】

【ノータイムで、しかも真顔で言うのは反則だろwww】

【くっ、わかってても笑うだろ……】

【ってか、しれっとついさっき送られてきたましゅまろだろこれwww】


「お、お姉ちゃん、あの、ぜ、全部って……」


 いきなり全部が好きって言われて、ちょっとあわあわする。

 いっぱい人が見てくれている中で言われるのはやっぱり気恥ずかしいよぉ……。


「んー、じゃあ、もうちょっと細かく言おっか! まず性格が素晴らしいと思います春のお日様の如き暖かでみんなを優しく包んでくれるような優しさが素晴らしくその優しさは私の凍てついていた心を瞬時に溶かし過保護になるレベルでしたがその後もどうしようもない私を好きになってくれたことは大変嬉しく我が生涯において一生分の運を使い果たしたと言っても過言ではないでしょうそして家事万能で特に料理は美味しく特にハンバーグと唐揚げの美味しさはそこらのお店より美味しいレベルなのがとても素晴らしいしさりげなくお水を出してくれたり物足りないなぁと思っている時はすかさずお代わりをよそったりしてくれるところも最高ですねそしてなんと言ってもその容姿でしょうか男の娘時代もそれはもう可愛らしく下手な女の子よりも美少女然としており女装させれば100%美少女にしか見えず同時に声も可愛らしかったみたまちゃんが私を呼ぶだけで耳は幸福で満たされ思わず子供が出来てしまうのではないかと思えてしまうほどでしたが現在のみたまちゃんはそれはもう素晴らしい可愛らしさを持つ天下無敵と言っても過言ではない可愛らしさを備えた美少女でありそして世界一いや宇宙一可愛いという言葉で形容することが難しくそもそも言葉で称えるのは間違っていると思うんですね私はそしてこれがみたまちゃん最大の魅力なのですがみたまちゃんの魅力は何と言ってもその笑顔でしょうね柔らかく私たちを和やかな気持ちにさせてくれるような柔和で純粋無垢な笑顔は見る人を魅了しついつい甘やかしてしまうこと間違いなしですし私もそうですねあぁそうだ実はみたまちゃんは嘘を吐くのが苦手で隠し事があるとえぇっととかあのとかんっととか言っちゃうんですねこれも可愛いですねほんとしかも恥ずかしがると確実に上目遣いになりますしその時に顔が赤くなるのも実にグッドですね思わず尊死してしまいそうですよマジであぁそうだ実はみたまちゃんってバレンタインデーになると毎年なぜか大量のチョコレートを女の子からもらうっていうことでホワイトデーには大量のお菓子をちゃんと返してるんですよすごくないですかほんとにしかも全部手作りだし私も毎年毎年もらってるけどそれがまた美味しくて美味しくて……食べただけで滂沱の如き涙が私の両眼から溢れて止まらなくなるレベルなんですね誕生日になると手作りの誕生日ケーキの用意もしてくれるところも最高と言いますか本当に料理の腕は最高ですよお菓子も料理も作れる……最高の妹だしっと後はあれですねみたまちゃんは楽しみなことがあると鼻歌が出てしまうと言うとっても可愛らしい癖があるんですよねいやぁしかもその歌が上手いのなんのってもうね耳が幸福で仕方がないですよねあそうだそれとねみたまちゃんってホラー番組を見たりゲームをしたりした後は夜中にお手洗いに行けないのと一人で眠れなくなるみたいで私の所に来て一緒に寝ようとか言ってくるくらいの怖がりなんですよねだから最近のホラーゲーム実況の時は一緒に住んでいないことを酷く悔しがったものですあの時一緒にいればみたまちゃんを抱きしめて眠ることが出来たと言うのにお父さんお母さんめいやーでもまあ持つべきものは可愛らしい弟であり妹な可愛い娘ですがえ? まだ聞き足りない? ではここからパート2へ――」

「――はっ! お、おおおお姉ちゃん!? 長い! 長いからもう止まってぇぇぇぇ!?」


 まるでガトリングガンのような速さと正確さで飛び出すセリフに、僕は恥ずかしくなってお姉ちゃんを止めた。


【怖い怖い怖い怖い!】

【狂気すぎんだろ!?】

【こっわ! いやもう、ほんっと怖いよぉ!?】

【い、今の一度も息継ぎしてなかったよね? まるで外郎売みたいだったよ!?】

【ヒエッ……】

【春風たつな:……す、すまない、あまりにもつらつらと言葉が出るという異常な光景とそれを息継ぎ無し且つ真顔でずっと話し続ける光景に私の脳が聴くことを拒否してしまっていたようだ……今再起動したが……】

【魔乃闇リリス:わ、我らはひかりの……いや、ひかり様の深淵を覗いてしまったと言うのか……? こ、怖いんじゃが……】

【宮剣刀:……わりぃ、今のはこの俺をもってしても恐怖心を拭い去ることが出来なかったぜ……さ、さすが一期生の暴走車だぜ……】

【猫夜はつき:?????】

【深海いるか:……勝てる気がっ……しないっ……!】

【雪ふゆり:そ、そこまで可愛らしいと言うのですかぁ~!? ぜ、是非、みたまちゃんの可愛らしいエピソードを~~!】

【一期生や他の三期生が恐怖し絶句している中、ふゆりんだけは全部を理解(?)した上にみたまちゃんのエピソードを聞くとか……え、やっぱ同類……?】

【HAHAHA! ここはらいばーほーむだぜぇ? 頭らいばーほーむが多いに決まってるだろう? HAHAHA! ……すまん、空元気だわ……】

【尚、この配信を視聴中の二期生も、漏れなく全員処理落ちしてる模様】

【草】

【二期生でもこれはダメだったのか……】

【ふゆりんだけが理解できて順応できてるってのが余計酷いww】

【どうやら、変態が炙り出されたようだな……】

【ふゆりんは最初から変態って知られてだろw】

【何が酷いってこれ、あのリリス陛下が様付けしてるんだぜ……?】

【陛下、基本的に呼び捨てで、自由だからな……そんな人が様付けってよっぽどってことだろ? こわ……】

【知ってるか? 実況スレでも誰も書き込んでないんだぜ……?】

【被害がでかい】

【刀なんて、自分たちがBLのカップリングされてもOKとか言ってるのに、これはダメってことだもんな……】


 さすがに今のお姉ちゃんの長文でのセリフは怖く見えたようで、コメント欄は怖いでいっぱいになっていました。

 お姉ちゃん……。


「あ、え、えーっと、じゃ、じゃあ今度はお姉ちゃんの好きな所を言う、ね?」

「よっしゃバッチコイ! あ、録音していい?」


【草】

【変わり身早いw】

【えぇぇぇ】


「そ、そんなことしなくても、この配信は残るんだよ……?」

「それはそれ、これはこれ。じゃあ、録音☆」

「う、うぅ……じゃ、じゃあ、言うよ……?」


【ドキドキ……】

【さぁ、俺たちも気合を入れようぜ】

【あぁ。みたまちゃんは核弾頭みたいなもんだからな……】

【お前ら、戦地にでもいるんか?】

【似たようなもんだろ】


「え、えとお姉ちゃんの好きな所は……その、いつも優しくて、わたしのことを大事に思ってくれていて……それから、誕生日には必ずプレゼントをくれるし……僕が怖がっていたり、不安になっている時は何も言わずにそっと傍にいて手を握ってくれるし……それにやっぱり……」

「やっぱり?」

「わたしは、お姉ちゃんのいつも楽しそうな笑顔とか、仕草がやっぱり好き、かなって……えへへ……ちょ、ちょっと恥ずかしいね……」

「アッ――( ˘ω˘)スヤァ」


【あぁ、こりゃだめだぁ……】

【悪い、俺はここまでらしい……後は、頼んだ、ぜ……】

【魔乃闇リリス:我、浄化されて消滅しs――】

【猫夜はつき:うぇへへへぇ……みたまちゃんのはにかみ顔は最高だぞぉ……】

【深海いるか:ん、気持ちよくなれる魔法の表情】

【宮剣刀:これは、人気でるのも頷けるってもんだぜ……強すぎる】


「あれ? お姉ちゃん? お姉ちゃん!?」

「……( ˘ω˘)スヤァ」

「お姉ちゃーーーーーーーーーーーーん!?」


 気が付けば、お姉ちゃんは安らかな笑顔で固まっていて、よく見ると意識を落としていました。

 さらに言えば、お姉ちゃんは座ったまま微動だにしない状態にもなっていて……。


【し、死んでる……!】

【うっそだろ!?】

【いやまぁ、あれは真正面からやられれば死ねるわ……】

【合掌】

【R.I.P】

【メッチャ安らかな顔しとるww】

【本望だろうな……】

【そういえばふゆりんの反応がないな……】

【死んだか……】

【逝ってしまったか……】

【おかしい人を二人も亡くしたな……】


「え、えーっと……お、お姉ちゃんが気絶しちゃったので、今日の配信はここまでにするねっ!」


 これは続行不可能と判断した僕は、


【理由が草すぎるんだが?】

【ひかりんェ……】


「あ、明日は三期生でオフコラボするから、みんな見に来てくれると嬉しいなっ! 枠は、いるかさんの方でやるよっ! それじゃあ、おつたま~~~~~っ!」


【おつたまぁwww】

【おつたま!】

【面白かったぞー! おつたまぁ!】

【チャンネル登録したから頑張ってね! おつたま!】


 などなど、温かいコメントを貰いつつ、お姉ちゃんとのカオスなコラボ配信は、お姉ちゃんが気絶することで幕を閉じました。


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 はい、作中最凶の姉による、みたまちゃん好き好き大好き長文セリフでしたー。

 実はこれ、最初に書いた時はこれの半分くらいだったんですね。

 じゃあなんで増えたんだ、とお思いかもしれませんが……まあ、悪ノリです。

 私、小説は全てWordを使って執筆しているのですが、色々この回よりも前の回に文章やコメントを付け加えていく過程で、あの長文がちょうどページの始まりに来ていました。あ、じゃあこれを1ページ余すことなくジャストで使い切ってやるぜ! ってなって、あの長文になりました。尚、ひかり的にはもっと話したいそうです。

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