第3話
午後の一時間の授業時間を使って紋章刻みとエネモンとの契約が終わった俺のクラスは六時間目の授業になった。
今日の六時間目はエネモンとの接し方やエネモンバトルの実習である。
エネモンとの接し方自体はこれまでの授業時間でも行なっていた事で五分くらいしかやらないが、実習の前にエネモンバトルの説明が始まった。
エネモンバトル
エネモン同士を戦わせる決闘
遊びから外交まで幅広い範囲で勝敗により様々な決まる
一対一のシングル、二対二のダブル、三対三のトリプルがあり、それぞれ同時にエネモンを出して試合が行なわれる
契約者二人で相手二人と戦うダブルスもある
基本的にはエネモンの契約者への攻撃は禁止だが、もしエネモンの攻撃に契約者が命中しても契約したエネモンがダメージを肩代わりしてくれる
試合の勝敗はエネモンが倒れるかどうかで決まる
エネモンバトルは基本的にはエネモンバトル専用の試合舞台があり、試合舞台は様々な場所に国や企業が設置している
アイテムの使用は一度の試合で三回まで
「それでは皆さん。相手になる生徒には攻撃を行なわない様に試合を行ないましょうね。」
「「「はーい!!!!」」」
エネモンバトルの前にエネモンバトルの説明が終わり、先生が戦闘で学校内にある試合舞台へと向かった。
小学校の中にあり五つある試合舞台ルームへと到着した。
「それでは契約したエネモンを召喚してください。召喚方法は分かりますね。では始めてください。」
「「「「はい!」」」」
契約紋章へと俺は意識を向けて契約紋章の中に入っているミニデビを俺は召喚する。
契約紋章と同じ形の光の紋章が円の中に現れると、契約紋章から放出されたエネルギーが集まっていき、集まったエネルギーが一箇所に集まってミニデビの身体を構築し、光の紋章が消えると同時にミニデビが召喚された。
「デビデビ!!」
召喚されると同時に元気いっぱいにミニデビが声を出す。そんなミニデビと同じ様に周りのクラスメイトも自身の契約したエネモンを召喚しており、辺りにはエネモンの元気な声が聞こえるのだった。
そんな中、先生が手をパンッと叩くと辺りは静まり返り先生が話し出す。
「全員エネモンを召喚しましたね。ではエネルギーデヴァイスを使用してエネモンのステータスを確認して見てください。ステータスの見方は分かりますね。」
「はい!」
エネルギーデヴァイスを操作して自身が召喚したミニデビへとエネルギーデヴァイスを向けた。
すると、エネルギーデヴァイスが起動して目の前のミニデビのステータスが表示される。
種族:ミニデビ
世代:成長期 本質:ダーク
属性:闇
レベル:1/10
HP:18
攻撃力:3
防御力:4
特殊攻撃力:8
特殊防御力:6
素早さ:5
特性
闇属性攻撃威力アップ(微) 闇属性攻撃耐性(微) 飛行(小)
必殺技
【ミニダーク】
使用可能回数20 特殊攻撃 単体小攻撃 闇属性
技
【体当たり】
使用可能回数∞ 物理攻撃 単体小攻撃 無属性
これがミニデビのステータス。ミニデビは特殊攻撃が得意なエネモンなんだな。
こうしてステータスを確認してミニデビがエネモンバトルで勝つにはどうしたら良いかを考えると、やはりミニデビは飛行しながら遠距離攻撃のミニダークで攻めるのが良さそうだ。
エネルギーデヴァイス
多目的エネルギー収集デヴァイス
昨日はエネルギー貯蓄、エネルギーキューブ収納、エッセンス収納、マテリアル収納、エレメント収納、エネモン図鑑、エネモンのステータス確認、エネモンの仮契約、エネモンの一時進化と退化など
種族
エネモンの種族
世代
エネモンの世代 幼年期、成長期、成熟期、完全体、極限体、究極体、超究極体の七段階ある
本質
エネモンの本質 エッセンスを吸収する事で本質を増やして進化する
属性
エネモンの属性 火、水、風、土、闇、光の六つが基本 他にも属性がある
レベル
エネモンの存在の強さ
HP
エネモンの肉体を構成するエネルギー量
攻撃力
エネモンの物理攻撃力を表している エネモンの筋力を表している
防御力
エネモンの物理防御力を表している 身体関係の状態異常への防御力を表している
特殊攻撃力
エネモンの特殊攻撃力を表している エネモンの特殊行動を表している
特殊防御力
エネモンの特殊防御力を表している 精神関係の状態異常への防御力を表している
素早さ
エネモンの行動速度を表しており、行動速度が早いほどに一度の攻撃回数が増える エネモンの移動速度を表している
特性
エネモンの特性
必殺技
エネモンの種族が得意とする技
技
エネモンの繰り出せる技
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