最終回 卒業式

 今日はみんなと別れてしまう卒業式、僕は高校受験に合格した。しかし僕の高校に受験する生徒は誰もいなかった。僕は寂しく感じた。

 卒業式の前日、僕は家の大掃除をしていると、偶然的にあのがあった。僕はそれを拾い、深く考えてしまった。『そうだ、あの木箱に代表答辞の紙に入れておけばきっとばれないかも。それに今年の卒業式を盛り上げないとな。』と代表答辞の紙を木箱に入れた。入れた直後に学ランのポケットに木箱を入れてから大掃除の続きをした。大掃除が終わった後、僕は胸を膨らませしながら寝た。

 卒業式当日、僕はこの中学校を卒業式するのであった。生徒代表答辞の時、僕は生徒代表なので舞台に上がった。もちろん、あの木箱を持って。そう、あの木箱が悲劇を起こすなんて思いもしなかった。そして僕はがバレないように箱を開け、紙を出した。代表答辞の終了後、僕は舞台を降りながら思わず声を出してしまった。すると、背後が赤く光った。後ろを振り返ると宝石は赤い大きな玉になり、やがてブラックホールのような姿になり、僕とみんなそして、そこら中にある物と一緒に吸いこまれてしまった。

 僕らの卒業式は悲劇の感じで幕を閉じてしまった。

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