最終回 卒業式
今日はみんなと別れてしまう卒業式、僕は高校受験に合格した。しかし僕の高校に受験する生徒は誰もいなかった。僕は寂しく感じた。
卒業式の前日、僕は家の大掃除をしていると、偶然的にあの木箱があった。僕はそれを拾い、深く考えてしまった。『そうだ、あの木箱に代表答辞の紙に入れておけばきっとばれないかも。それに今年の卒業式を盛り上げないとな。』と代表答辞の紙を木箱に入れた。入れた直後に学ランのポケットに木箱を入れてから大掃除の続きをした。大掃除が終わった後、僕は胸を膨らませしながら寝た。
卒業式当日、僕はこの中学校を卒業式するのであった。生徒代表答辞の時、僕は生徒代表なので舞台に上がった。もちろん、あの木箱を持って。そう、あの木箱が悲劇を起こすなんて思いもしなかった。そして僕はあれがバレないように箱を開け、紙を出した。代表答辞の終了後、僕は舞台を降りながら思わず声を出してしまった。すると、背後が赤く光った。後ろを振り返ると宝石は赤い大きな玉になり、やがてブラックホールのような姿になり、僕とみんなそして、そこら中にある物と一緒に吸いこまれてしまった。
僕らの卒業式は悲劇の感じで幕を閉じてしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます