第捌話 未来が決まる冬

 今日は師走になってしまった。これから控えているのは高校受験は、三年間の努力や積み重ねが全て試される時である。自分の感情が全部ぐちゃぐちゃなり、精神が崩壊するまでクリスマス・イブが来るまで受験勉強をした。

 クリスマス・イブがきた時、僕は自宅でソロパーティーをしながら豪華料理をたくさん食べた。元々は友人の家でパーティをするつもりだったけど、今年は受験のためソロパーティーをする事になり、寂しく感じた。この感覚は一生忘れられないものになった。

 クリスマス・イブが終わり、大晦日がやってきた。僕は一日中、家で受験勉強ばかりしていた。今年の年越しは芋餅である。年が明けるまで芋餅を食べながら受験勉強をしていた。

 二〇〇三年になった時、高校受験まで残りわずかとなった。正月が終わった頃には、僕は自分自身を信じながら実力と努力と記憶力の三つの力を使いながら高校受験を迎えた。

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