第弐話 ゴールデンウィーク

 僕は中学校時代最後のゴールデンウィークを一週間過ごした。

 課題を終わらせた僕は家で友達と一緒にゲームをしてたのすん時間を過ごしたり、お菓子をたくさん食べたりした。お菓子がたくさんある理由はふたつある。一つ目は僕の生活はいつも一人なのであり、親がこの世を去ってからみんなにもバレずに過ごしていた。僕はみんなと違って普通の食事をせず、健康第一のお菓子を毎日三食少しずつ食べるようになり、弁当の時はいつも冷凍食品であり、米があまりにも買うことがないのでご飯は月に二回しか炊かなかった。二つ目は僕が住んでいるところは町外れの一軒家だったので三年間、誰にもバレずに一人暮らしをしていた。

 五月四日にきれいな夜景をたのすんた。 ゴールデンウィークの夜に桜島はライトアップされ、美しい景色が広がる。たのすん時間は夜明けまで続いた。

 中学校時代最後のゴールデンウィークは特別な思い出がいっぱいで、一生忘れられない素敵な時間だった。しかし、ゴールデンウィーク明けはテストが三週間あった。だけど、テストを三週間頑張ったら、僕がたのしんにしていた修学旅行が待っていたのだった。たのすんとたのしんは楽しいと楽しみの鹿児島弁である。

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