第24話 高尾山
芹澤は翌日、早々に高尾山に向かった。現パーティーのレベルアップないし、新しい仲魔のスカウト、場合によっては、合体による新メンバーへの移行も視野にいれつつ、探索を開始する。
高尾山さんは、登り口の途中から完全にダンジョン化しており、一般人は、ほとんどこない場所となっている。
「
すると、いつもの3体が姿を現す。
シーサー
アークエンジェル
リャナンシー
この3体とも、結構な時間一緒にいるな。3体それぞれに、芹澤との繋がりがあるため、感情というか心に想っていることは、言葉にするより直接的に伝わっている。
自分たちのマスターが、危うい状況にあること、そして現状の自分たちでは、盾にすらなれないかもしれない不甲斐なさに落ち込むばかりなのだが、泣き言を言っても、何も変わらない。もっと強くなりたい。3体は各々にそんな焦りのような気持ちをもっていた。そんなことは敵には関係なく、ほどなく戦闘がはじまった。
「くるぞ」
しかし芹澤のいつもの声で、いつものパーティーは、いつもの気持ちで、いつも通りの連携をはじめた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます