第23話 いざ …

「行くよ」


PK「そう、じゃあ、地図は送っておくわ。でも、くれぐれも無理はしないでね」


「わかってる」


「ただし、3日間の猶予がほしいんだが可能か?半分、罠のようなものなら万全で望みたい」


PK「それは、多分OKよ、今さっき入った依頼だからね」


「それで頼む、仲魔を増やす」


PK「そうね、手っ取りばやく、戦力アップするには、それが1番の近道ね」


PK「アドバイスするなら、選択肢は2つね、1つ目は、完全タンクの前衛の仲魔を作り、ヨッピーは後方支援にまわる」

PK「2つ目は、魔法の遠距離アタッカーを作るかね」


PK「どちらも実現可能で、後は好みになるかもしれないけど」


「最適な狩場ってどこになる?」


PK「そうね、レベル帯的には高尾山かな、あそこはフリーダンジョンだし、それなりの悪魔がいるしね」


「わかった、ありがとう。明日から行ってみる」


芹澤は、そう言うと電話を切り、タバコに火をつけ、肺いっぱいに入れた煙を、くもった空に吐き出した。








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