第5話 探偵の仕事

都内なのかな?ビルがたくさん、ネオンがみえる、とにかく人が多い。夜0時をまわった時刻でも、この人だかりだ。

それを尻目に、海の方へ、港の方へ、倉庫の方へと進んでいく。


おかしなくらい、人の気配がない倉庫に導かれるように、吸い込まれるように、自然とたどり着く。


「ココか」

芹澤が言葉を発したと同時に、目の前の空間が歪んだように渦巻き始めた。


次の瞬間、異空間に連れ込まれた。

そう、

まるで、

ゲームでよくみる

敵とエンカウントして

戦闘フェーズに移行したのだった。


『これってあれだよな』

俺がそう思った時に

芹澤は、誰に言うわけでもなく、ハッキリとこう言った


召喚サモン

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る