第2話

 アンデットオブアナザーワールドの世界を選択した俺に待っていたのは再びのキャラクタークリエイトの時間だった。


 名前や容姿の選択はないが、キャラクタークリエイトの最初の選択は種族だった。


 選択可能なのはヒューマン、ビーストマン、エルフ、ドワーフ、ハーフの5つの選択肢だ。まずは1番上のヒューマンから順に確認する。


ヒューマン

筋力2、敏捷2、魔力2

平均的なステータスの種族

ビーストマン

筋力2、敏捷3、魔力1

筋力が平均的で敏捷が高い種族

エルフ

筋力1、敏捷1、魔力4

筋力と敏捷は低いが魔力は高い種族

ドワーフ

筋力4、敏捷1、魔力1

敏捷、魔力が低いが筋力が高い種族

ハーフ

それぞれの種族のステータスの特徴を受け継ぐ種族


 それぞれにそれぞれの特徴がある。俺は魔法が使いたい。このアンデットオブアナザーワールドには魔法があるが、魔法が得意な種族はエルフだ。


 でも魔力以外の他のステータスが低い。これだと身体を動かすとかの行動が難しくなる可能性がある。


 だからここはハーフを選んでエルフとのハーフがどれが良いかを調べてみる事にした。


 その結果、ヒューマンとのハーフを選ぶ事に決めた。他の種族だとビーストマンだとヒューマンのステータスと同じになり、ドワーフだと筋力2、敏捷1、魔力3になり移動速度に関係があるのではと思われる敏捷が1になるからだ。


 その点ヒューマンとのハーフだと筋力1、敏捷2、魔力3にステータスがなるからだ。これなら筋力が低いが早く移動も出来て魔法も使える。


 相手の攻撃を避けて魔法攻撃を使用する。そんな戦い方をこのアンデットオブアナザーワールドではしようと思う。


 そして次に選ぶ事になるのはアンデットオブアナザーワールドでこれから使用する魔武具という特殊な装備を選択する。


 魔武具とは自身の魔力で構築する装備だという事で、この世界ではプレイヤーしか手に入らない装備の様だ。


 俺は魔法を使いたいから魔法使いが使う様な杖の魔武具が良いんじゃないかと探しているとこんな物があるのかと言う様な魔武具を発見する。


 それは某映画のラ○トセイ○ーの様な魔力の刀身を作る物だった。そして、そのすぐ下に魔力銃という魔武具があった。


 この魔力銃は魔力を弾丸にして放つ魔武具だと説明に書かれている。


 ファンタジーゲームで銃があるのに違和感があるが、この魔力銃が気になり始めていた。


 そして決める。魔法は杖の魔武具が無くても取得する事が出来るのではと思い、俺はこの魔力銃を自身の魔武具に決める。


 最後に選ぶのはスキルの様だ。これでキャラクタークリエイトが終わり、やっとアンデットオブアナザーワールドが始まると思いながら取得可能なスキルを確認していくと取得可能なスキルは10個の様だ。この10個の中から3つのスキルを取得する様である。


魔力操作

魔力感知

狙撃

連射

集束弾

銃術

射撃

軽業

跳躍

体術


 この10個の中で説明を見ていくと、魔力消費で発動するアクティブスキルが魔力操作、魔力感知、狙撃、連射、集束弾の5つ。常時発動するパッシブスキルが銃術、射撃、軽業、跳躍、体術の5つ。この10個の中で良さそうだと思ったスキルは幾つもあるが、選べるのが3つだという事で考える必要がある。


 「魔法系スキルがなかったのが残念だけど、これとこれは欲しいな。」


 そうして選んだのは魔力操作と銃術の2つだ。そして最後の1つは軽業にした。これでキャラクタークリエイトは終了する為、最後のステータスの確認が始まった。


名前 アカメ

種族 ハーフエルフ(ヒューマン)

レベル1 0/10000

筋力1

敏捷2

魔力3

魔武具 魔力銃

アクティブスキル

魔力操作

パッシブスキル

銃術 軽業

魔導具装備一覧


魔力操作 アクティブスキル

感知可能な魔力を操作するスキル レベル分の魔力が操作可能になる


銃術 パッシブスキル

銃の扱いを身に付けるスキル 補正として命中率と威力に補正が掛かる


軽業 パッシブスキル

素早く軽い身のこなしが身に付くスキル バランス感覚や平衡感覚に補正が掛かる

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