小説書いて過ごす時の注意(生活習慣について)
「小説家の仕事って、文字ガチャガチャ御託並べるだけでしょ」と、間違いではないがカチンとくる印象で見られることが多い。
いわば『絵師』に「ただ絵を描いているだけでしょ」とか『配達員』に「もの運んでいるだけだろ」と言っているようなことだ。正論のイヤなところで、『間違いじゃないし、納得もできるんだけど、そうじゃないんだよ』と『細かい部外者に語っても、引かれるような話』程度しかできないと思う。
分かりやすい例が、当作品だ。ベラベラと御託を並べ、よく読むと理解はできるものの、全部読めと言われたら引くような状態。一言で説明したいんだけど、一般からすれば語弊があるしなと、あまり情報としても外に出ない。
だが、ここまで来たんだ。バンバン出そうと思う。
一般的には『クリエーターて家でカタカタやっている』印象があるが、ずっとそんなことをやっているわけではない。主に、起きた瞬間や寝る前に作業をして、何時間か勉強の時間、情報を入手をするという一種の食事時間を取っていることが多い。
論理的には、朝起きた瞬間に頭がクリアだから作業がしやすいとか、決まった時間に休憩を取ると良いという循環テクニックとかあるのだが、それはそれで良い。
中には、あえて疲れている夜に仕事をして、思考能力を落とし、湧いてくる内容を吐き出したり、始めるのがしんどいから一度で終わらせるという人もよく見られる。前の話でも触れたが、『撃って、着弾するまで結果は解らない』理性が働きすぎて出せない状況もあったりするから、そこはもうお好みです。
しかし共通事項として、これは絶対すべき!これやっちゃダメなことが結構ある。
例えば、『睡眠をよく取る削らない』とか『運動する』とか『姿勢に注意しろ』などと身体を大切にできなければ本末転倒だ。
いや、そんな小学生でも分かることを取り上げるんですか?馬鹿にしないで下さ――――。バカにしてんのはお前らだ。いいか、どれだけ酷い栄養状態でも、どれだけ悪い言葉を吐いて、その三つだけは絶対に満たさないといけない
入門として、ここは徹底的にやる。
まずは『睡眠』に関してだが言わずのながら、人生の三分の一は睡眠だ。多すぎてもダメだし、少なすぎてもダメだ。「寝貯めできる」と勘違いしている寝過ぎ野郎、「俺はショートスリーパーだ」と自称する睡眠不足の阿呆など、間違った認識を持っている人も多い。
そうじゃなくとも、「睡眠で疲れを取るためには必要なんでしょ」と蓋開けて、睡眠のことを勉強していないんだなと思う純粋な人もいる。
『睡眠』には大きく二つの役割がある。一つ目は『脳の情報の整理、最適化』二つ目は『頭の中の老廃物を出す役割』だ。
『脳の情報の整理、最適化』だが、これは基本的には生存確率を上げるために余計な情報や、必要な情報を整理し、習慣に適する最適化を行う。これができないと、生存に不利になる感情やトラウマのダメージを処理、抑止、癒すことできずノイローゼや精神疾患を患ったり、新しい情報を入手しても正確に保存できず、ニューロンという脳回路の線が新たに接続ができにくくなり、誤作動を起こす確率も増えてしまう。
そういった作用のせいで年間この日本では15兆円の損害が出ていると試算されている。成功者と言われる人は間違いなくしっかり寝ているか、世界貢献ができていると言っても過言ではない。
続いて『頭の中の老廃物を出す役割』だ。人間は一応、五時間ほどで上記の最適化が行われるが、そのあと二時間ほどで溜まってる毒素老廃物を脳幹という部位を通して脳液で脳内を満たし、ふたたび脳幹を通して最終的に朝の濃い液体になる。
これが行われないと『認知症』の原因にもなる物質や後でカフェインの方でも詳しく取り扱うが、頭の中には疲労を知らせるカギ穴があってそこに嵌った物質も洗い流されず、身体は何ともないのに妙に疲れているという現象にもなってしまう。
そうなってしまったら、創作だころか日常生活が送れなくなってしまう。
ちなみに、前述した『エセショートスリーパー』『寝貯め主義者』はほとんどは、逆効果で、脳がいつ寝るの?と混乱して、上手く機能が働かなかったり、ただ単に眠りが浅いから、すぐ目覚めるという現象をショートスリーパーだと勘違いしている人がほとんどだそうだ。これは遺伝で決まっているから変更不可である(さんまさん、尾田栄一郎さんはホンマモン)
あと、クロノタイプとかいう自分専用の睡眠時間帯タイプがあるから、そこは各々で調べてくれ。
次は『運動』だ。「おいおい、運動する時間なんてなよ~」とか「運動したら疲れる!」とか「クリエーターは外でなくていい仕事だろ」と運動の価値も分からない敗残兵がウヨウヨいるわけですが、語弊承知で言える「だから、頭足りないんだな」と恥じらいもなく嘲笑させてもらう。
あえてブチギレさせて、解説するが『BDNF』とか知ってるか?ああ、分かってる、黙れ。こんな単語は覚えなくていいし、話を聞いた途端に外に出たくなるから。
『BDNF』とは、脳みそに与える肥料のような物質で、ご飯を食べてどうにかなる物質でも栄養でもない。その肥料があると、脳回路(ニューロン)の線を作り出す材料であり、運動した刺激により脳内に発生する。個人差はあるが、カフェイン摂取よりも集中力をあげる効果があるとかなんとか(関係性が複雑)ただ、効果時間は数時間までに回復するそう。
あと、血液が回ることで新鮮な酸素と栄養を送ることにもつながって、1.3倍に頭が冴えそうなので『運動』しない手はありません。
最低でも三十分くらいは毎日そのために確保しておきたいですね。
そして、第二第三の富樫さんみたいに成らないためにも『姿勢はしっかりする』ことだ。背筋を伸ばして座る、もしくは立って仕事をするのがベストだ。立つだけで二割ほど創造性が上がるそうだ。できなくとも、姿勢が悪いよりかはマシだ。
だらしない座り方、姿勢になっているとある日、突然動けないほどの激痛に襲われて立てなくなったり、動くだけで絶叫をする毎日がやって来る。そうではなくも、健康を害して骨格の歪みによっては胃腸の調子を崩し、腹のムカつきに堪えながら創作活動を行う羽目になる。
自分も嘘だと思ってダラダラやっていて、外で歩いている時、女子高生に「何?の歩き方」って言われて、調べた結果その情報に当たって、姿勢は良くしようと決意させたほどだ。やってからは遅い。
そんなわけで、行動については語りました。今度は食事面、口に入れる物に効果について触れて行く。
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