直接表現しなくとも伝える方法がある
例1 お前らは何だこれと、浮かべる。→(詳細追加)お前らは何だこれと、頭を傾げながら渋そう表情を浮かべて、こちらを睨む。→(間接的にする)何だこれと、頭を傾げられ、刺さるような視線を四方から浴びた。
この表現はある程度の前文があって、お前らと何人かは直接ではないものの、なんとなく四人以上から目線が向けれていることが感覚的に理解できると思う。他にも表現の幅として、『受ける』を『浴びた』と表現し、より直感的にも分かるように演出をしてみました。日本語の自由なところですね。
慣れてる人にはスラッと過ぎるところですが、よく考えてみると変な書き方だとは思います。『相手に伝える』という事を原則なのに、余計な演出をして伝えようとする回りくどさがあって、やっちゃダメなようにも思えます。
ですが、逆にそんなユーモアがあるおかげで、情報としては印象的にはなっています。日本語の不思議です。
例2 誰もいないはずなのに視線を感じる。その視線を向くとそこには鏡があり、何だ自分の視線かと安堵した。
ちょっと複雑な表現をしました。皆さんはどんな違和感を感じたでしょうか。(分からない人がいるならそいつは、賢者になって出直してこい!嘘です冗談です)。
察しが良い人は、「それおかしくね」と『鏡に本人は視線を向けてないのに、視線感じるのって』と違和感に気付いたはずです。つまり、その部屋には別の誰かがいるのです。キャーとやってましたが、『登場してない存在も違和感によって表現』することができるんです。
違和感を作るにはある程度の知識と不快感を知ってないと無理なので、それに自信がある人はやってみてください。
このように雑にやりましたが、『直接じゃなくとも表現できること』と『イメージさせる技」の体験はできたと思います。
もちろん、その他の表現もありますが、この程度でやめときます。
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