キャラ(登場者)の気持ちを考えよう
前の話では、簡単に『どうして?』『なんで?』を取り扱いましたがここでは『キャラクターの気持ち感情を描写する』やり方を解説していきます。
例1 相方は不満そうだ。→(どうして追加)相方は彼のぶっ飛んだ意見に不満そうだ。→(さらに気持ち追加)相方は彼のぶっ飛んだ意見に目を細め、眉間を寄せて不満そうな表情をする。
少しばかり過剰になりましたが、ここで知るべきは『表情という気持ち、感情表現が加わることで、表現に雰囲気や立体感が出る』ことです。
もし、すっきりさせたいと言うなら、自分は、
例2 相方は彼の意見を聞いて、眉間を寄せて不満そうな顔をする。
程度で収めます。というか、めんどくさい時にはこの程度のメモ代わりで止めておいて、後から調節するために、あえてそうすることもありますが、そこはレベルが上がってから変動があるので一概には語れません。
例2 先方は頷く。→(なんで、動作追加)先方は納得したのうむうむと二回ほど頷いた。→(変化)先方は納得をしているようだが、渋い顔をして二度ほど頷く。
わざとオノマトペ(擬音)を使って動作と感情を演出しましたが、そのうむうむを変えるだけでも動作が同じなのに意味が変わることが理解できると思います。あと、細かいですが、ダメだな感を出すために丁寧さを欠いた書き方をしています。
ポイントとして、上手い書き方や下手な書き方、雑な書き方も利用の仕方次第では武器としてあるいは技術として使えるという訳です。
次の方の項目ではそれを細かく取り扱います。
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