第2話 異変の条件(推測)
異変が起きてから数日後、学者などがひっきりなしに来島。
しかし、異変発生の条件が分からず大半の学者がすぐに島を去った。
「あいつらはロクに調べもせず、分からないと言い訳して帰っていった。口に出してはいないけど、たぶん(島のみんなを)馬鹿にしてる感じだった。」
と、身体のみ女体化現象を食らった舟橋玉紀が話していた。彼は金髪姿で素行も悪いが、迷子になっている子供や海で溺れた人を助けるなど、中身は優しい人。
ちなみに自身の女体化に関しては「一部だけ女体化だから、その分恥ずかしいのと女装している変態みたいに見えて嫌」と嫌がっている素振りを見せている。
また、島内の一部の人は島唯一の診療所の医師である横手先生に聞いたところ「まだ、異変の原因が判明していないから断言は出来ないが、若い人に多い印象を受ける。年齢やその人の経歴・日々の生活などの何らかが当てはまると異変の影響を受けているように思える。何度も言うが確証はないからね?」と言っていたらしい。
ひきこもりだった岡野強香さんもこの異変で小人化していることから日々の生活という面では横手先生が推測している条件に当てはまっている。
ちなみに岡野さんは小人化したが、一方で巨人化した人もいる。巨人化した人は「巨人化したことで家に入れなくなった。すごい不便!早く元の姿に戻りたい!」と嘆いている。
島民、なんかヘンだよ? @noritaka1103
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