7節
レオンは学校に行ってる間マリアは家の仕事をしている、そしてそこにルミエラが当たり前のように入り浸ってる為、”視線を向ける”
で?あなたはいつまでここにいるの?
それとも私の虜なったのかしら?
青い瞳をルミエラに向けながらゆっくりくつろいでルミエラに囁くように近づく
ねえ?天使の仕事って大変なの?それならあなたもこっちに来なさいな、そしたら私はあなたのものになってあげるわ?どうかしら天使様?
青い瞳が爛々と輝きを放つミリア
それもいいわね、私はあなたを好きにしていいと言うことね
ミリアは口角をあげて
ええ、そうよだからほら、あなたも”こっち側”にいらっしゃい。あなたは”私が好きなんでしょう”?さあ、私の手を取って?
“このまま手を取ればこの大天使は堕天するわ、後は私の手を取るだけ”
ミリアは拡散してさらに視線を向ける、そして後ろから強くルミエラを抱きしめる
ねえ?ミリア、あなたの誘いは魅力的だわ
でもね、私に”それは効かないわよ”
ミリアは咄嗟に距離を置き、ルミエラから距離少し取る
それを見たルミエラは立ち上がり、ゆっくりとミリアに近づく
一歩詰めるルミエラと一歩下がるミリアそれを繰り返すとトンとマリアの体は壁に当たる
そしてマリアを見つめるルミエラ
あなたは私に”悪魔の囁き”をしたわよね?私がどの”階級”にいたかきちんと説明したはずよね?
あなたの悪魔の囁きは並大抵の天使なら”堕天”したかもしれないわね
でも、残念ねミリア、私にはそれは効かないの
私は善と悪を区別できるし、大天使になったから耐性も少しあるわ、そして何より私には”見通す目”があるのよ
ルミエラは輝く瞳をミリアに向けながら
ミリア、あなたはいつまで”そっち側”にいるのかしら?あなたの本来の力はそこにないわよ?
あなたは”悪の心より善の心の方が強い”
この意味全て言わなくてもわかるわよね?
ミリアに告げられた衝撃的な”真実”それをミリアは受け止めきれない
嘘、嘘よ!なんで?私が?私が”天使側”?
私はそうだわ!あなた天使の囁きを私にかけたのね!?許さないわ、許さないわ
ミリア取り乱すもルミエラによって壁に追い詰められて手を掴まれてる為、怒りをむけてさらに悪魔の囁きで対抗するもルミエラには効かない
ルミエラは取り乱すミリアを落ち着かせてから
心の中でこれで良かったのかなと少し考える
ミリアに対して天使の囁きを使ったけどそもそもミリアには意味がなかった、もともとミリアは善の心が強く出ていた為、誘導するだけしかない
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