5 白杖とスーツ




クローズ西村川の店内は明るい。

壁に沿ってハンガーがありスーツやシャツなどが掛けてある。

女性ものもいくつかある。

奥には棚があり、畳んだ状態のシャツが入れてあった。


中心には大きなテーブルがありシャツや小物が置いてある。

その近くには客用のソファーがあり、

一番奥にはフィッティングルームがあった。


黒高はソファーに彼女を座らせた。


「ところで今日はどのようなご用件でしょうか。」


彼女は黒高の方を見た。


「私、就職するんです。

と言うか面接を受けるのでスーツが欲しくて。」

「そうですか、ならば黒のスーツですか、

スカートの方が良いでしょうか。」

「そうですね、私はよく見えないので選んでいただきたくて。

将五しょうごさんには以前からシャツは作って頂いているんです。

将五さんは色々考えて目が不自由な人でも

着やすい服を作ってくれているんですよ。」

「そうなんですか、鶴さん、そんな事をしてるんだ。

知らなかったな。」

「将五さんを鶴さんと呼んでいるの?」

「はは、将五しょうご鶴丸つるまると言う名前なんですよ。

だから鶴さん。」

「何だかおめでたい名前ね。縁起が良いわ。」


彼女が笑った。


「あっ、私は双葉ふたばと言います。」

「はい、双葉さんですね、

ではスーツをいくつか選びましょうか。

今座っていらっしゃる手前に広いテーブルがあるので

そこに持って来ます。」


黒高がテーブルの上の商品を片付けだした。

その音が聞こえたのだろう、

双葉が手を伸ばしてその位置を確かめている。

しばらくすると黒高がスーツをいくつか持って来た。


「素材は全てウールです。

素材に化繊が入っているのもありますが、

面接となるとウールの方が光沢は上品になるので

少し値は張りますがこちらをお勧めします。」


双葉はスーツに触れる。


「さらさらしてるわね。」

「はい、これからの時期は気温が上がるので、

クールウールとなります。」


彼女は服を手に持ち顔を近づけた。


「ご覧になれるのですか?」

「弱視なので明るい方向や光が強ければ

ものがあるのはそれなりに見えるんですが、暗い色は苦手で。

なので西村川さんに見て頂きたかったんです。」

「はい、色々と聞いて下さい。」


「これは春夏用なので

寒い時期に着るならウールでも

冬用のスーツを購入する事となりますが、

それはその時考えた方が良いかもしれません。

面接用と言う話ですので、

就職先では私服でもいいかもしれません。

そうなると今は買わなくて良いかと思います。」

「本当は両方売れた方がお店は良いのでは?」


双葉が少し探るように言う。


「いえ、それなりに高い買い物になりますし、

両方売る気はありません。

双葉さんが必要な時にご面倒ですが

また来ていただければご用意しますよ。」


双葉は笑う。


「将五さんの言う通りだわ。全然商売っ気がないって。」

「そうですね、儲かりません。続けられればいいかなと。

でも鶴さんも一緒ですよ。頑固な職人さんです。」


そんな話を二人がしていると

バックヤードから白高が出て来た。

白高は双葉が座っているソファーの後ろにいる

老婆を見ていた。


彼女は白髪で着物をきっちりと着ていた。

品の良さそうな老婦人だ。

心配そうな顔をして双葉を見ている。

白高は老婆に近づいた。


「いらっしゃいませ。」


白高が静かに声をかける。

すると老婆がはっとして白高を見た。


「あなた……、あたくしが分かるの?」

「はい、この女性と一緒にお越しになられましたね。」

「ええ、まあ。」

「そのようですね、でもどうしてこのお嬢さんとご一緒に?」


老婆がちらと双葉を見た。


「この子はね、あたくしの曾孫なの。

目が不自由なので心配で心配で。」


この老婦人は身内なのだろう。


「この子は本当にまじめで良い子で、

自分の目が不自由なのに負けずに

一生懸命になんでもする子なの。」

「それはとても良い事ではないですか。

立派な曾孫さんですね。」


白高は言う。

だが老婦人は少し顔をゆがめた。


「でもね、あの子の母親が酷いのよ。」

「酷い?」

「小さな頃から自分で着替えさせたり、

料理をさせたり、

目が見えないのにどんな事も自分でやらせるのよ。」


老婆の顔がぎゅっと締まる。

少しばかり顔色も黒ずんだようだ。


「あたくしの家は代々重き仕事をしているの。

だから資産がない訳じゃないのよ。

だから女中を雇っても全く問題はないのに、

あの嫁はこの子になんでもさせたの。

何度指を切ったか。

だから庶民の娘を血筋に入れちゃだめだったのよ。」


白高は無言で老婆を見ている。


「ここに来る時もあの女は

この子に自分でタクシーを呼ばせて一人で行かせたのよ。

ついて行かなきゃだめじゃない。

それか女中を使えば良いのよ。

と言うかあの女は生まれが生まれだから

使い方を知らないのよね。

この子は可哀想なんだから大事にしなきゃ。

だからあたくしがついて来たのよ。

ともかく家の事などは女中にやらせればいいのに、

一人も雇わないのよ、あの女は。

貧乏くさくて本当に嫌だわ。」

「あなたは家の事はしていたのですか?

位の高い奥様なのでしょ?」


老婆はふんと言う様に白高を見た。


「あたくしは家事なんかした事はなかったわ。

だってあたくしは尊い生まれですもの。

家事などすると手が荒れてしまうわ。

なのにこの子は小さい頃からお茶碗も洗わされたのよ。

だからこの子が可哀想で仕方がないの。

あなたもそう思うでしょ?」


老婆はにっこりと笑って白高を見た。

その口からは黄ばんでぽろぽろになった歯が見える。

白高はしばらく彼女を見て胸元で軽く両手を広げた。

やれやれと言うポーズだ。

それを老婆は不思議そうな顔をして見た。


「ばーちゃん、」


白高が少しばかり低い声で言った。

一瞬老婆は驚いた顔をしたがすぐに怒りの表情になった。


「んまあ、ばあちゃんなんて下品よ。

あなた、綺麗な顔をしているのに台無し。」


白高が少しばかり小馬鹿にしたように笑った。


「ばーちゃん、あんた良いとこのオクサマのようだけど、

色々な意味で品が無さ過ぎてボロが出るぜ。」

「ボロですって!」


老婆が大声を上げた。

一瞬黒高が二人を見た。

だが双葉は何も聞こえていないようで服を触っている。


「あんたの曾孫、とても賢そうで感じが良いよな。

それはオレ様も認めるよ。

喋り方も落ち着いているし良い女だ。

あんたに似なくて良かったなあ。」

「なんですって!」

「目が不自由なのに色々させられたって言うが、

オレ様はあの子のかーちゃんの気持ち分かるなあ。

多分心でざばざば泣いてたと思うぜ。」

「あの女が泣く訳ないでしょ!鬼のような女よ!」


老婆は仁王立ちをして顔は真っ赤になっていた。

髪の毛が逆立ちまるで山姥のようだった。


黒高が双葉を見た。


「立ち入った話で恐縮ですが、

お目が不自由だと色々とご苦労があったのでは?」


双葉がふふと笑う。


「それは当然ですよ。

今でも大変ですが、母は昔から私に色々させたんです。」

「生活に関わる事ですか?」

「ええ、服もある程度教えてくれたら自分で着なさいと。

料理も作らされましたよ。

ちゃんと段取りも教えてくれてからですけど。

おかげで簡単なものなら作れますよ。」


双葉はにっこりと笑った。


「母がちゃんと後ろにいる事が分かっていましたから。」


黒高はそれを見て微笑んだ。


「将五さんも目が不自由な人が着やすいように

シャツも工夫してくれているんです。

一番上のボタンは形が違うとか。」


双葉はスーツを撫でた。


「今度の就職の話も父と母に相談したら

自分がしたいようにしなさいと言ってくれました。

父の会社に就職するかとも言われたのですが、

私はやりたい事があるんです。

まず自分の力で探そうと思って。」

「なら選ぶスーツは挑戦のスーツですね。」


双葉が笑う。


「そうです。

スーツが決まったら将五さんがシャツを仕立ててくれるそうです。」

「それは良いですね。」


白高は老婆を見る。


「あんたの曾孫は本当にいい奴だ。

見守ってやれよ。」


だが老婆は首を振った。


「駄目よ、駄目、外に出しちゃ駄目、

家の中にずっといないと危ない。外は危険よ。」


彼女の目は真っ赤になり、すでに最初の姿からは程遠かった。


「あたくしはずっと家にいたのよ、

外なんて滅多に出ない、仕事なんてした事はない、

旦那さまは全然帰って来ない、外に女がいた、

あたくしは、あたくしは……、」


白高は老婆に近寄る。


「要するにあんた、その嫁とこの子が羨ましいんだ。」


一瞬で老婆の顔が白くなる。


「あんたの生まれがいつかは分からん。

でも昔は女は自由じゃなかったよな。

世間と男の言いなりだ。

特にいいとこの女はそんなんじゃないのか?

結婚も選べなかっただろ。」


老婆はしばらく立ち竦んでいたが、

両手で顔を押さえた。


「なあ、ばーちゃん。」


白高が老婆に近寄りその肩をそっと抱いた。


「かっけーオレ様とちょっと遊ばねえ?」


その言葉を聞いたのだろう、

黒高がはっと顔を上げると白高を見て、

声を出さず口で駄目だと言った。

だがそれを見て白高はにやりと笑った。


「どうしました?西村川さん。」


何か気配を感じたのだろう、双葉が黒高に言った。


「いえ、なんでもありませんよ、

さあスーツを試着しませんか?奥に試着室があります。

お一人で着られますか?」

「着られますよ、大丈夫です。

でも分からなかったらお呼びするので助けてくださいね。」

「はい。ご遠慮なく。」


と黒高が双葉を試着室に誘った。

そして慌てて白高のそばに来ると焦って言った。


「白、遊ぶってお前。」

「だってこのばーちゃんも可哀想だろ?

嫉妬で狂っちゃったんだよ。

だからオレ様が遊んでやるの。」


老婆はその二人をぽかんと見ていた。

もう様子は元に戻っている。


「なあ、ばーちゃん、綺麗な服着たくねぇ?」

「白、おい、」

「曾孫ちゃんと一緒に試着しろよ。

スーツが良いか、ワンピースが良いか。」


老婆は少しばかり迷った様子だったが

ぼそりと言った。


「あの子と同じスーツが着たい。」

「よーし、待ってろ。」


と白高が言うと双葉が選んだスーツと同じものを持って来た。


「今あの子が着替えているから一緒に着替えろよ。」

「邪魔にならない?」

「ならねえよ。」


と白高が老婆の手を持ちぐっと引っ張った。


「ほれ!」


カーテンを開く事なく老婆を白高は試着室に放り込んだ。

するとしばらくすると双葉が黒高を呼んだ。


「どうでしょうか、綺麗に着られたかしら。」


その双葉の横にはあの老婆がスーツを着ていた。

先程より少し若返っている。


「一度くるりと回って下さい。」


と黒高が言うと二人はゆっくりと一回転した。


「綺麗に着られてますよ。

こちらはクールな感じですね。」

「おー、ばーちゃん、良い感じだぜ。」


スーツを着た二人はにっこりと笑った。

そしてすぐに次のスーツを試着する。


「こちらはエレガントですね、

襟の形に丸みがありますから。」

「だな、ばーちゃん、いやおばさんだな、

あんたも可愛いぞ。」


老婦人はまた少しだけ若返っていた。

どことなく双葉と顔立ちが似ている。

そして三着目だ。


「今度はスラックスですね。

こちらは格好が良いですね。」

「おばちゃんと言うか全然若くなってんじゃん。」


白高が双葉の横に立っている老婦人を見た。

もう双葉と一緒ぐらいの見かけになっている。


「あの、あたくしはズボンはちょっと……。」


と少しばかり恥ずかしそうにしている。


「でもばーちゃん、格好良いぜ。」

「あの、やっぱりスカートの方が。

あの、あたくし、おしりが恥ずかしいです。」

「そうかあ、ばーちゃん、格好いい尻してるじゃん。」

「や、止めて下さい……。」


老婦人は恥ずかしそうに顔を赤くした。

もう若い女性だ。


「なんだよ、可愛いじゃん。

でも嫌ならスカートにしなよ。どちらがいい?」


と白高が元老婦人に言った。

すると黒高も双葉に言う。


「双葉さん、どれも良い感じですが、

どのスーツになさいますか?」


双葉は少し首をかしげて考えた。


「スラックスも良いのですが、

やはり少し恥ずかしいです。スカートにします。」


と双葉と老婦人が同時に同じ型のスーツに手を伸ばした。


「この襟が丸いものに。」


老婦人がはっとして双葉を見た。

双葉は自分の曾祖母は見えていないだろう。

だが二人は同じスーツを選んだのだ。


「双葉さん、丸襟スーツはすぐ探せましたね。」


黒高が双葉を見た。


「ええ、手触りですぐ分かります。

それになんだかこのスーツが良い気がするの。」


老婦人はじっと双葉を見た。


「それに双葉さんは上手にお召しになられましたね。」


双葉は笑う。


「何しろ母に鍛えられましたから。

ある程度私に教えたら後は手を出さない人なんですよ。

ずいぶんと痛い目にも遭いましたが、

大抵の事は一人で出来ます。」


と彼女は少しばかり誇らしい顔をした。


「私の母は立派な人です。」


それを老婦人は黙って聞いていた。

白高はその姿を見る。


「ばーちゃん。」


彼は彼女の顔を見た。

そしてその目から涙が零れている。


「ばーちゃん、曾孫ちゃんもばーちゃんと同じスーツを選んだな。」


老婦人は黙って頷いた。


「良い子だな。」


彼女は頷く。

白高は少し後ろに下がってお辞儀をした。


「ここにいらした時から分かっていました。

わたくしを見て下さい。」


白高は今までと違う口調で話しかけ、指を立てた。


「あなたはここで決めなければいけません。

 閉じるかクローズ 契約するかクローズ 」


老婦人は白高を見た。


じるか?契約けいやくするか?」

「そうです。

あなたの役目はもう終わったのです。

曾孫さんを心配する気持ちは分かる。

だがこのままあの人に憑いていてはいけません。

その理由は分かりますね。」


老婦人は俯いた。


「……自由にさせなさいと?」

「そうです。

この子を心配するのはあなたの役目ではないのです。

あなたは閉じた方がよろしいかと思います。

そして新しく始めるのです。」


老婦人はため息をついた。


「それにオレ様と遊んだし。」


彼女ははっとする。


「面白かっただろ?」

「……まあ、それなりに。」

「ズボンはいたら尻が綺麗だったぜ。」

「もう、何をおっしゃるの?」


彼女は少し笑った。


「分かったわ、観念しなさいと。」

「そーゆーコトだよ。」


彼女は自分の姿を見た。

曾孫と同じスーツを着ている。


「今の子は良いわね、あたくしは洋服なんて着た事が無かったわ。

そうね、いつまでもこうしていてはいけないわね。」


彼女は曾孫を見た。


「ごめんなさいね、あなたのお母さんの悪口を言ったわ。

あなたはお母さんに感謝しているのね、

あたくしはそれが分からなかった。

ごめんなさい。」


彼女は深々と頭を下げた。


「さあ、どこにでも連れて行っていただける?

もう心残りは無いわ。」


彼女は白高を見た。


「オレ様とも遊んだしな。

こんないいオトコと遊んだコト無いだろ?」

「こんな口の悪い二枚目さんとはね。

あなたは王子様みたいな顔なのだから

そんな悪い口調はだめよ。

でも楽しかったわ。ありがとう。」


白高は少し複雑な顔をしたが深々と頭を下げた。


「最高の誉め言葉です。

では。」


と彼が言うと光がさっと差すと老婦人の姿が消えた。

白高はその後をじっと見た。


「……つらが良いからって良いコトばかりじゃないんだよ。」


ぼそりと彼は言った。

黒高は白高に背を向けたまま双葉に言った。


「ではこのスーツでよろしいでしょうか。」

「はい、お願いします。

支払いはカードでお願いします。」


双葉はカードを差し出した。


「でも不思議ね。」


双葉が呟く。黒高が彼女を見た。


「何だか試着している時に

誰かと一緒に選んでいる感じだったわ。

決める時もこれって言われた気がしたのよ。」

「そうなんですか、でもどうでした?

怖い感じはしましたか?」


双葉は首を振る。


「何だか体が暖かくなったの。

新しいお店で少しばかり緊張したのかしら。」


双葉がふふと笑う。

それを見て黒高が微笑んだ。


「多分、誰かが似合う服を選んでくれたんですよ。

さあ、これを鶴さんに見せてよく似合う

シャツを作ってもらって下さい。」


双葉はスーツを受け取りタクシーを呼んで帰って行った。

そして黒高はテーブルの上に再び商品を並べる。

すると白高がバックヤードから出て来た。


「面白かったな。」

「面白いって、お前、おばあさんに結構失礼だったな。」


黒高がちろりと白高を見た。

だが白高はにやにやとしていた。


「でもあのばーちゃん喜んでたぞ。

男と遊んだコトなかったんだろ?

遊んだと言っても服着せただけだけどな。」

「それでおばあさんは契約したのか?」

「いや、閉じたよ。

世間知らずで嫁はいびっていたみたいだけど、

元々良いとこのおじょーさまみたいだったからな、

心底悪い奴じゃなかった。

あの双葉って子について来たのも心配しただけだからな。」


黒高は双葉を思い出す。


「双葉さんはしっかりした女性だったな。」

「ああ、それにものすごく強い。

母ちゃんになると旦那を尻に敷くタイプだ。」


黒高がふふと笑う。


「それぐらいで良いんだよ。

あの人が希望した所に就職できると良いな。」


白高が苦笑いする。


「まあ、な。」

「なんだよ、何かあるのか?」


黒高が白高を見る。


「いや、なに、お前はやっぱり優等生だ。

偉いよ。」


黒高がじろりと白高を見た。


「嫌味か。」

「違うよ、感心してるんだよ。

お前は昔から変わらない。そのまんまでいろ。」


と白高が言うと彼はバックヤードに消えた。

黒高は彼が消えた所をしばらく見てため息をついた。


「変われないのはお前のせいだろう。」


黒高はきつい目になる。

だがすぐにカウンターの上を整えだした。


客はいつ来るか分からない。

店内は常に綺麗にしておくのだ。






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