第10話この世界について
翌日になった。
昨日は夜まで続いたので寝不足気味ではあるがまだお酒を飲める年齢ではなかったため二日酔いになってないので楽である。
前世の俺はお酒には強い方で宴会とかでは他が潰れても結構平気だったりした。
そのため二日酔いになったことは無いのだが、聞くと皆揃って二日酔いはキツいと言うから絶対になりたくないと思っている。
だから今世でも同じくお酒に強いのか気になるところだ。
体が違うから弱くなっているかもしれない。
もしそうならお酒は控えよう。
なぜそんなことを思っているかというとシーターの両親が2人揃って二日酔いで苦しんでいるからです。
はしゃぎすぎだって。
そんなに村長の息子が嫌だったの?
なんかもう会ってみたいという好奇心より恐怖が勝っている。
ということで二日酔いの2人は部屋で休むとのことで3姉妹と過ごすことになる、
かと思われたのだがどうやら気を遣われたらしくシーターと2人で過ごすことになった。
初めは村を案内して貰ったが、結構狭かったのですぐに終わった。
その際、村長の息子と会わなかったのでホッとした。
家に帰ってからはこの世界のことを聞くことにした。
記憶喪失という設定が役に立ちすんなり聞くことが出来た。
「ここはサタナスレイという国で森に囲まれた国です」
レイってここからとったのかな?
あれ?サタナスってどんな意味だったっけ。
英語が苦手だったから分からない。
「僕がいた森みたいな?」
そういえば一人称を僕にしました。
俺って言ってて嫌われたら嫌だし。
無難なのにしました。
「その森も1つですけど、他には魔物がいるので危ないですよ」
「じゃあ何であの森にはいないの?」
「それは自然神様の加護があるからです」
「自然神様?」
いろんな神がいるとされているのかな?
地球もケルバイアスも神は1人っぽかったけど、こっちにはたくさんいるのかな?
「はい。その加護があるおかげであの森は資源が豊富にあるんです。だけど、これは森全体なんですけど真心の神の加護がかかっていて正しい心の持ち主出ないと森を迷ってしまうんです。なので、森の外の国では迷路神の加護がかかっている森と言われているようです」
真心の神もそうだけど迷路神って………………
迷路神ってなんだよ!って言いそうになったが押しとどめる。
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