対エレメール戦

 夜中、メリィは心臓がざわついて目を覚ました。

 何気なく隣を確認すると、ロイがいるはずの空間がぽっかりと空いている。

 触れるとほんの少し生温かかったが、既に冷え始めていた。

『いない。おトイレかな?』

 しかし、少し待ってみてもロイが帰ってくる気配はない。

 メリィの肉体はどちらかというと魔族よりであるため、夜目が利く。

 ふと部屋の中を見回すと、かけてあった外套が消えているのに気がついた。

 また、棚の引き出しも開けっ放しになっていて、そこからナイフがなくなっている。

 息を殺して辺りに神経を集中させると、パタンと静かに玄関のドアが閉められた音が聞こえてきた。

 基本的に来客など一人もやってこないメリィの家であるし、何よりも今は夜中だ。

 そのため、必然的にロイが自分から外へ出たのだと察せられる。

『なんで、わざわざ危険な夜の森に一人で? もしかして、家出?』

 最近のロイの態度には、どちらかというと手ごたえを感じていたメリィだ。

 予想外の脱走にショックを受けて頭が真っ白になる。

 しかし、ボーっとしてロイが野犬や狼、クマなどの害獣に襲われたり、森の中で迷子になって怖い思いをしたりするのを見過ごすわけにはいかない。

 すぐにでも連れ戻さねば。

『まだ、そんなに遠くには行ってないはず』

 ロクに着替えもしないまま家を飛び出して辺りを見回す。

 すると、視界の奥の方にロイの胸ぐらをつかんで持ち上げるエレメールの姿が入り込んできた。

 メリィの大きく見開かれた双眸がロイの投げ飛ばされる方向に、砕かれ、無数の針が飛び出たようになった木の幹があるのを捉えた瞬間、彼女は無我夢中で駆け出した。

 メリィの扱うことができる魔法は、自身の影に別の物体の性質を持たせて具現化し、任意の場所まで飛ばすことができるというものだ。

 この魔法自体はメリィ特有の魔法ではなく、魔族のほとんどが大した練習も無しに使える影の初級魔法だ。

 ただし、魔法で作り出した影のクオリティーには修練度が大きく関係する。

 初めの頃は手のひらサイズの小さな木の板のような物しか作ることができず、また、魔法の発動場所も自分の半径三十センチ以内に限られた。

 しかし、練習を重ねれば視界に移る範囲の中ならばどこにでも自由自在に魔法を発動させることができる上に、作り出せる物体も鋭利なナイフや巨大なオノ、洋服、簡易的な機械などと多様だ。

 おまけに、作り出した影をそのまま魔法で操ることもできる。

 使い込めば、日常でも戦闘でも、あるいは拷問でも、かなり便利に使用することができる。

 そのため、この魔法の修練を積むものは少なくない。

 だが、物体であればナイフを三本程度、範囲であれば自身から半径三メートル程度以内に魔法を発動できるようになった段階で、ほとんどの者は練習を止めて別の魔法を習得に切り替える。

 影の初級魔法は修練を積めば積んだだけ成果の出る魔法ではあるが、如何せん、結果が出るまでに長い時間がかかってしまう。

 それに加えて、一定以上、魔法を使えるようになっても使用する場面が無いため、基本的により便利で手軽に他者を痛めつけられる中級以上の攻撃魔法を求めるようになってしまうのだ。

 そんな中、メリィも魔力のコントロールができるようになるため、影の初期魔法を練習していたのだが、他の魔法と違って他者を傷つける心配が無いため、上級魔法は覚えずに、この影の魔法ばかりを練習していた。

 今でも週に一度は練習の時間を作って努力を続けているメリィは、通常の魔族よりもずっと自由に影を操ることができる。

 そのため、スライムの様なクッション性を持たせた大きな影は目の端にしか映っていなかったロイの背後まで綺麗に素早く飛んでいき、モッチリと柔らかく彼の背中を受け止めた。

 ロイが無事であるのを確認すると安堵を覚えたが、同時に目の前の魔族へ激しい怒りが沸き起こる。

『何をしているの、エレメール』

 淡々としているが鋭い覇気の籠った怒声をテレパシーでエレメールへ飛ばす。

 すると、ロイを睨みつけていたエレメールがクルリと振り返って嬉しそうに微笑んだ。

 メリィと同じくらいの長さの真っ黒い髪に獰猛な深紅の瞳。

 ギザギザの歯を光らせ、背中からは真っ黒い蝙蝠の羽を生やしている。

 おまけに髪と同じ毛色のモフモフとした狼耳と尻尾を生やすエレメールはメリィの腹違いの姉だ。

『メリィちゃん、久しぶり! 今ね、狩りをしてたんだ! 私、狩りが好きだから!』

 怒り狂うメリィに対してエレメールは場違いなほどに無邪気で明るい。

 魔族特有の無神経さに、メリィの堪忍袋の緒が刃こぼれしたナイフでギリギリと痛めつけられた。

『狩り? 私のかわいい子で狩りをしようとしているの? 愛しい人で、狩りを……?』

『当然でしょ。私さ、この間もの凄く面白いおもちゃを見つけちゃってさ、楽しいなって遊んでたんだけど、ふと思ったんだよね。私がこれだけ気に入ったおもちゃなら、妹のメリィちゃんだって気に入って、人間を食べたくなるんじゃないかって』

 エレメールはメリィと違って両親のどちらも魔族であるため、当然ながら人間的性質など持ち合わせていない。

 むしろ、異様に力の強い父親の血と非常に残忍な母親の性質を受け継いだ彼女は無駄に強くて異常な冷酷さを兼ね備えた魔族であり、他者を痛めつける分野にだけ妙に知恵が働く。

 しかし、エレメールのような同族から悪魔と評される残忍な魔族ほど、ピュアな存在を好むことがある。

 いかれた残虐性を持つエレメールだが、赤子と幼い子供だけは「愛しくて」攻撃する気になれないというのだ。

 また、メリィの父親なども良い例である。

 彼は当時の妻を捨てて、純粋で心優しい性格をしていたメリィの母親と強制的に婚姻を結んだ。

 父親に似たのか、あるいは個人的な好みによるのか、エレメールも自身の母親そっちのけでメリィ母子に懐いている。

 そのため、エレメールは両親の離婚後も父親の方について一ており、戸籍上でもメリィの姉だ。

 なお、エレメールの母親である貴族の女性は元から夫を愛していなかったので、多額の慰謝料をもらった後は悠々自適な暮らしをしているらしい。

 魔族として最低限の愛情はあるようだがエレメールへの関心も薄く、メリィの母親に至っては全くと言っていいほど関心が無いため、自分の子供がそちらへ懐いているのにも特に興味がないようだ。

 適当に婚姻した後に本命が現れ、妻ないしは夫を切り捨ててそちらとの恋愛に走る。

 自分たちの子供が新しい家族に懐くこともあれば、元の家族にも新しい家族にもまるで関心が無いこともある。

 人間の目には狂って映るが、相互の愛情が薄く、やたらと寿命の長い魔族の間ではしばしば見られる関係だ。

 ともかく、こういった事情からエレメールは幼いメリィを魔族としては稀なほど献身的にお世話しており、かわいがっていた。

 メリィとしては、年上のはずなのに当時、人間の年齢ではいえば十にも満たないほど幼かった彼女よりもずっと精神的に幼く、無邪気だったエレメールが、

「半分は魔族の血が入っているんだから、メリィちゃんも人間を食べられるはずよ! さ、一緒に遊びましょう」

 と、ズタボロになった人間を引きずってきて遊びに誘ってくるのには随分と困らされてしまった。

 だが、自身に流れる血や性格の関係から友人の少なかったメリィにとって、優しい姉の存在はやはり大切でありがたかった。

 月日が経ち、互いに成人してからも関係性は良好なままで、メリィが追放される日にもエレメールは彼女にしがみついて泣きじゃくっていた。

 そんな可愛くて優しい姉のエレメールだが、一つ、メリィにとって大問題がある。

 それが未だに、

「人間を食べられるようにさえなれば、メリィは故郷に帰って来られる」

 と思っていることだ。

 何度も説明しているというのに、メリィが故郷に未練を持っていないことや冷たく見える追放こそが彼女を狂気の里から救い出す手段であったことなどをロクに理解していない。

 そのせいで、メリィは定期的にエレメールからボロボロに嬲られた人間を贈られているのだ。

 きっぱりと断れば一応は引き下がり、嬲った人間は自分で食べるなり、元の場所へ返すなりして処分するのだが、すぐに妹の言葉を忘れて手土産片手に人肉食を誘いに来る。

 勧誘用にとボロボロにされた人間が可哀想で、最近はエレメールそのものを自宅にあげないようにしていたのだが、どうやら彼女、今度は軒先に土産を置くスタイルへ切り替えたらしい。

 その最初の置き土産こそがロイだった。

『エレメール、もしかして、あの人をズタボロにしたのはエレメールなの?』

『そうだよ。瀕死のおもちゃを見たら食べたくなるかなってプレゼントしたの。そうしたら飼い始めちゃうんだもん。そういう食べ方も面白いけどさ、すごく時間かかっちゃうよ。私も手伝ってあげるから、早く食べよう』

 未だにメリィが自分に対して怒りを募らせていることなど、状況を全く理解できていないエレメールはキョトンと首を傾げている。

 その様子に、キリキリと痛めつけられていたメリィの堪忍袋の緒がとうとうブチ切れた。

『……飼ってない』

 ボソッと低く呟くとエレメールが聞き返すのも待たずに手元にナイフを作り、それを躊躇なく彼女の方へ投げる。

 ヒュンと空を切るナイフが真直ぐに飛んで行って、ロイではまともに裂くこともできなかった腕に深々と突き刺さった。

「———!(いったぁ!)」

 ドクドクと黒っぽい血液を溢れさせる腕を押さえつけ、涙目になって叫ぶエレメールだが、彼女を見つめるメリィの目つきはどこまでも冷たい。

『エレメール、許さないから。私の大切な人を傷つけて、腕まで折って……絶対に許さない』

 ハイライトの宿らない憤怒の瞳でギロリとエレメールを睨みつけ、次々に作り出したナイフを飛ばす。

 しかし、エレメールの目には妹の癇癪程度に映るのだろう。

 人の目には残像としてしか映らぬソレをエレメールは軽々と避けると、ムッと唇を尖らせて、

『何よ、ムキになっちゃって! あ! もしかして、メリィちゃんが腕を折りたかったの? ごめんね、でも、腕はもう一本あるからさ、怒らないでよ!』

 と、ロイの左腕を揶揄するかのように自身の腕を掲げてお茶らける。

 すると、瞬き一つの間も待たずにエレメールの陶器のような肌へ真っ黒いナイフが深々と突き刺さって流血させた。

『痛いって、メリィちゃん!!』

『なんで、エレメールはそんなにお馬鹿さんなの? 私、そういうの嫌いだって何回も言ったよね。よりにもよって、私の大好きな人を傷つけるなんて。許さないから。絶対に』

 真っ白い牙を剥き出しにしてグルルと唸れば、ようやく少しは事態を理解したエレメールがこぼれ落ちんばかりに両目を見開く。

『大好きって、メリィ姉ちゃん、もしかしてコイツが好きになっちゃったの!?』

 驚愕の表情でロイの方を指差すと、その隣をビュンとナイフが掠めた。

『それ、無礼。やめて。切り落とすよ』

 素早くナイフを構えるメリィだが、エレメールの方は唐突に知った妹の恋心に取り乱して仕方がない。

 メリィがジリジリとロイに近づいて行っているのも見えていないようで、ただただ狼狽していた。

『信じられない! 人間なんか好きになっちゃったら、メリィちゃん、絶対に、未来永劫、人間を食べられなくなっちゃうじゃん! 二度と、お家に帰って来れなくなっちゃうじゃん!』

 ギャアギャアと騒ぎ立てながら血走った瞳でメリィの奥にある虚空を見つめたり、反対にギョロギョロと動かしたりするのを繰り返す。

 混乱した脳内を表すような瞳は瞳孔の収縮と拡張を繰り返していて、酷く気持ちが悪い。

 おまけに髪の毛まで掻きむしって足をばたつかせる姿は酷く狂気的だ。

 グルルと喉の奥で唸りながら、指先の爪を太く丸まった鍵爪に変え、全身から体毛を生やす。

 四足歩行になってユラユラと揺れる怪物になったエレメールの姿には、もはや人型だったころの面影も無い。

 狂った変化と前かがみになって二枚の羽をピンと立たせる臨戦態勢は、エレメールが厄介な癇癪を起した合図である。

 何度かエレメールの癇癪を対処しているメリィは、さらにロイに近づくと自分の背後にいくつものナイフと網を作り出し、あくまでも冷徹な目で彼女を見つめた。

『そもそも帰る気ない。それに、帰るって言葉、変だよ。私の家はここ。あの子もいる、お父さんとお母さんから貰った大切なお家。あと、人間はいつでも食べたくない。人間を食べられる皆の神経が分からないから』

『ちがうもん! メリィちゃんだって、細切れの人間を見たら絶対に食べたくなるもん! 今、用意してあげる!!』

 狼化して細長くなったマズルの口元からはダラダラと粘着質な唾液が垂れる。

 まともな発音を失ってしまったエレメールだが、白目をむきがちな狂気の姿に比べて言葉で返事をすることができる程度には冷静らしい

 テレパシーでメリィに怒鳴り声を上げた途端、エレメールは大きく遠吠えをして、聞く者の体を芯から揺さぶって砕くような超音波が流した。

 激高したエレメールが必ずと言っていいほど行う、攻撃開始の合図だ。

 もろに超音波を身に受けてしまうと人間であるロイのみでなく、メリィにも少なくないダメージが入り、しばらくの間はまともに動けなくなってしまう。

 エレメールの行動を読んでいたメリィは彼女よりも一歩早く動き出すと、虚空へ向かってナイフを投げた上でロイを抱きかかえる。

 それから近くの木を思い切り足蹴にし、その反動で高く跳躍すると自身の庭へ着地した。

 超音波から逃げるのと同時に、戦いの場をエレメールの魔獣が蔓延る危険な森から自身にとって有利な庭に移したのだ。

 また、既に投げ飛ばしたナイフはエレメールの合図で狂暴化し、ロイを食い殺すはずだった二体の魔獣の額に深々と突き刺さる。

 エレメールの命に従い、対象者をいたぶる魔獣たちは彼女の魔力から作り出された命無き存在だ。

 通常であれば倒された時点でドロドロの塊となり、そのままエレメールの中へ流れ込んで彼女の魔力へと戻ってしまう。

 そうするとエレメールはほとんど無限に魔法を使える状態となってしまうため、かなり厄介だ。

 それに、今は激情に駆られて普段からよく使う魔獣の魔法でしっちゃかめっちゃかに攻撃しているが、いつ冷静になって威力の高い攻撃魔法を使い出すかも分からない。

 メリィはエレメールの魔法対策としてナイフの生成時に直接、刃へ書き込んだ魔法陣を使い、これによって貫いた魔獣を液状のまま、その場へ括りつけている。

『折檻が必要ね、エレメール。私、今の貴方は大っ嫌いだから』

 魔獣を出せば出すほど魔力と攻撃手段を奪われることとなっているエレメールだが、怒り狂う彼女は先のことを考えられない。

 ロイへの攻撃手段も魔獣であると見越したメリィは、守りやすくするために彼を見通しの良い庭の真ん中に置いて背にかばうと、エレメールを睨んで挑発する。

『折檻って何よ! 私はお姉ちゃんなのに! 私はお姉ちゃんなのに! お姉ちゃんだって、そんな生意気なメリィちゃんのことは知らないんだから!!』

 分かりやすく挑発に乗り、苛立ったエレメールが翼を使って空高く跳躍する。

 それから空中で遠吠えと共に超音波を発すると体を小さく縮め、弾丸のような速度でメリィの真上へ落ちてくる。

 それをヒラリとかわすメリィだが、エレメールも避けられることくらいは読んでいたようで、そのまま姿勢を低くし、獣のような猛攻を始める。

 伸ばした鍵爪で下から上へ引っかき上げ、足払いをし、噛みつこうとやっきになる。

 何とかメリィの体勢を崩してマウントをとり、上から滅茶苦茶に引っ掻いてやろうと攻撃を続けているのだ。

 人間の骨格を残したまま狼化した化け物の姿に相応しい残虐でケダモノじみた戦い方に応戦するのは、相当に骨が折れる。

 しかし、足元に固執しすぎて攻撃は極めて単純に成り下がっているし、メリィはエレメールの戦闘スタイルにすっかり慣れていた。

 また、魔族には同族への嬲りを嫌悪する本能が埋め込まれているのだが、この嫌悪というのが「ちょっと嫌だな」というような、何となくの忌避感情ではとどまらない。

 相手の骨を折れば自身の骨まで折れたように錯覚し、酷い吐き気を催す。

 魔族は、よほどでないと絶対に同族を攻撃できないようにできているのだ。

 そして、仮にメリィに流れる魔族の血が半分であったとしても、魔族は彼女を同族として判断する。

 家族であればなおさらだ。

 そのため、爪が柔肌を引っ掻き、そこから同族を感じさせる血液の匂いを嗅いだ瞬間、エレメールは「おえっ」と胃の中の物を吐きだした。

 戦うどころではなくなり、四つん這いになったまま吐き続ける。

 そして胃を空っぽにして胃酸まで吐き、弱ったエレメールの横腹を思い切りメリィが蹴飛ばした。

 メリィとて、同族である魔族を嬲ることは基本的にできない。

 だが、人間としての血の方が濃い彼女は仮にエレメールの血の匂いを嗅いだとしても気分が悪くなる程度でとどめられていた。

 殴る、蹴る程度では胸焼けするくらいにしか不快感を覚えない。

 そのため、メリィは平気でエレメールをボコボコに殴ると魔力吸引の魔法陣が描き込まれた網で彼女を捉えた。

『お姉ちゃんのことをバカにして! メリィちゃんなんか大っ嫌い!! バカ、バカ、バカ、バカ!!』

 大きな網の中で弱ったままウゴウゴとうずくまっているエレメールが、決死の一撃とばかりにロイの元へ一際大きな魔獣を向かわせる。

 だが、エレメールの単純な八つ当たり程度、既に読んでいたメリィがナイフで魔獣の額を貫くと、それを最後に辺りは急に静かになった。

 生まれつき翼を持たず、身体能力も姉には劣り、舌ごと魔力を封印している影響から威力の高い魔法も使えない彼女だが、小手先の器用さと経験、ハーフという性質から、戦いはメリィが圧勝のまま幕を閉じた。

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