第2話 八岐大蛇との戦

私『ハァー』

大口真神『どうしたのじゃ?いきなりため息をつきよって』

八咫烏『カァー何か考え事か?』

私『はい…私が此処に来た意味ってなんだろうって思って』

白蛇『つまり偶然ではないのではと言う事ですか?何かの使命があると?』

私『はいそうなんですよ。だって普通に考えたらおかしいじゃないですか!普通の人間が神さま達の世界に来るって!』

???『確かにそうだね』

私『そうなんですよ。って誰?』

???『私?私は鳳凰よろしくね〜』

一同(軽〜)

鳳凰『あ、そうそう八岐大蛇の話聞いた?また暴れてるらしいよ〜』

私『八岐大蛇?』

白蛇『私と同じ蛇ですが、まるで違う八岐大蛇は岩山の穴蔵で身を隠し、出て来ればたちまち大暴れする化物です。八つの頭を持っていて倒すには、その頭を全て切り落とすことが必須ですね。』

八咫烏『だがしばらくすると再生するけどな カァー』

鳳凰『まぁいつも通り、素戔嗚さんが相手をしているらしいですから、直ぐ収まるだろうけどね〜』

大口真神『これはこれは素戔嗚殿』

素戔嗚『貴殿が転生した人間か?』

私『は、はい!(うわーすっごいイケメン)

なんですか?』

素戔嗚『お主が、我が刀"を持っていると聞いてな。』

私『あ、はい!これですか?』

素戔嗚『あゝ、(あらら、これは…)美月殿共に来てくれ!』

私『え?』

大口真神『どう言う事です?』

素戔嗚『話は後だ!ついてきてくれ』

私『でも…』大口真神『我々も共に行きましょう』

私『じゃあ、よろしくお願いします』

素戔嗚『…美月殿、貴殿苗字はなんと言う?』

私『え?苗字は古賀です!』

素戔嗚『…そうか』

白蛇『それがどうかしましたか?』

素戔嗚『あぁ、恐らくだがこの子にはわしの血が入っている!』

一同『え?え〜!』

素戔嗚『その証拠にこの子の中のわしの血に刀が反応して、わしにはもう使えんようになっている』

八咫烏『カァーだから付いて来いと』

素戔嗚『あぁ…着いたぞ』

そこには聞いていた通り八本首の化け物が暴れており、木々は薙ぎ倒され、近くの家は破壊されていた。

素戔嗚『あれをお主に倒して貰いたい』

私『え?む、無理ですよ』

素戔嗚『確かに真正面から攻撃したところで、わしにも倒せんだからここまで奴は生きておる。』

鳳凰『何か策があると?』

素戔嗚『あぁ無論、だから連れてきたのだ』

私『…じゃあやってみましょう』

大口真神『良いのか?』

私『はい!頑張ります』

素戔嗚『それでは策を伝える、奴に酒を飲ませる充分に酔わせ、そこで全ての首を落とす、この草薙の剣でな』

私『はい!頑張ります』

そして素戔嗚さんは八岐大蛇にお酒を飲ませまくって酔わせた。

私『はぁー、オリャオリャオリャオリャオリャオリャオリャオリャ』

私は八岐大蛇の頭を全て切り落とした。

素戔嗚『よくぞやってくれた!』

私はそのまま気を失った。

翌朝目が覚めたら素戔嗚さんの家だった。

と言っても素戔嗚さんは出かけていて、お姉さんの天照さんが居た、天照さんは色々お世話をしてくださり話も聞いてくれてなんだか太陽みたいに温かい方でした。私は、その日においとまして大口真神さんの元居たところに帰りました。

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