友情のカードゲームで貞操逆転世界でハーレムになって楽しむゲーム

第1話

「ふぅいいカード来い。俺のところに来い」

「須藤お前、弱い割に強いカード引く運はいいよな。俺に分けて欲しいぜ」

　パックを破ると中からシークレットレアのモンスターを当てた。これはスゲーぞぉこれを売ればこのカードの安いカードをゲットできる。だが何故か俺は捨てたくなかった。大事にこのカードを使いたい。そう思った。

「スゲェシークレットレアじゃん。ワンパックで引けるなんて須藤ヤバいとは思ったけどここまでかよ」

「私と勝負しないかしら？私が勝ったらそのカードをもらうけど」

　なんか俺に偉そうに言ってきた。彼女はこのゲームの王女で弱いいじめが大好きである。そのため関わりたくねぇ。

「今は無理だって俺パック運は良いけどゲームでカードを引く才能がないもん」

　と言って女王から離れた。女王もこのカードを欲しいのか必死なようでしつこく俺に勝負を挑んできた。

「どうやったら勝負を受けてくれるのよ」

「このゲームのビギナーデッキを使ってくれるならいいよ」

「いいわ勝負に乗ってあげようじゃない」

　そう言い女王は1200円のビギナーデッキを買い俺に勝負を挑んできた。当然俺はガチデッキである。ビギナーデッキでは勝てないはずだ。

　お互いカードを5枚引く。そしてさらに一枚のカードをお互い見せて引く。俺が引いたのはトラップカードだった。対する相手はモンスターカード。俺の先行をもらえる。モンスター、マジック、トラップと右に行けば行くほど強力なカードだがなかなかトラップは使いづらいため引くのは難しい。

「悔しいわ。まさかトラップが来るなんて。更にこれスーパー級じゃない」

「そうだなやっと僕の求めるデッキが完成したのだ。とはいえはじめて使うデッキだからな。

　スタートで使えるMPはお互い1だったがプラスされるコストでMPが増える。プラスされるのは引いたMPの分だけつまり俺は10のコストだからマックスのMP10からスタート出来る。これは俺のデッキがトラップ主軸のデッキだからできる事だった。対する相手はモンスターのコストは3でMPはモンスターだt半分である2アップの3からスタート。

「俺のターン。早速トラップ発動。奈落から蘇ったゴブリン集団を可能な限り特殊召喚」

　数々の歴戦のゴブリンがやってきた。これでMPは5消費した。だがこれで俺は更に強い効果を得ることができる。

「いきなりMPを五を消費したのね。でもフィールド全部にゴブリンが来るなんて。本来のデッキなら相手じゃないけれどこのデッキでは厳しいわね」

「再びトラップ発動、伝説のドラゴンを呼ぶ笛。処理後に予約する、ドラゴンの魂を発動」

「これで私の負けが9割になったわよ。

　これで全部で十を使い切ったが大丈夫だ。予約とはMPが四以下で二回以上のトラップを発動したなら1ターンに一回だけ使える効果だ。そして伝説のドラゴンがやってくる。それが俺の最強にして一億人に一人が持てるカード。流星の輝きの龍又の名をシャイニーングスターアンドドラゴンだ。

「予約したドラゴンの魂でMPをゼロにしてドラゴンモンスターであるシャイニングスターアンドドラゴンを手札から全部のモンスターをリリースして特殊召喚する」

　シャイニングスターアンドドラゴンは相手の効果が発動する度にMPを3払いカードを一枚引くか。又はその相手の効果を無効にして破壊するかを選べる。攻撃力5000防御力5000のとんでもないモンスターだ。

「サイコロを振るわ」

　後攻からはサイコロを振ってMPを増やせる。女王様は3だからMPは6でこのシャイニングスターアンドドラゴンは破壊するのは難しいだろう。効果無効あるし。

「負けね。全く相手にならないわ」

「ありがとうございました」