自分って男なのか女なのか
急に何言ってんでしょうかって思うかもですが、吾輩には若干FTM要素があるのです。
FTM、性同一性障害の一つだったかな。
体は女、心は男ってやつ。
完全に心が男ではない。恋愛対象は男です。
もし心まで男なら事実上のBLですね。
よく進研ゼミとかの特典で、カラーを選べる端末とかあるじゃないですか。
九九を覚えるだとか、目覚まし時計だとか。
あれって、女の子向けにピンク色とかで、男の子向けに青色とかだと思うんすよ。
あれ、小さい時から無理でした。
桃色よりは青色。なおかつ若干緑が混じってたら最高。
今は桃色も嫌いじゃないけど、浅葱色とか翡翠色には負ける。
地味に女っぽい名前ね、あと。
例えば「ハッピーピンク」とか「ミラクルピンク」とか、いかにも幼い乙女心をくすぐりそうな名前。
あれが無理。
今、女子校に通っているんですが、スカートとスラックスが選べるんです。
これは意地でもスラックスがよかった(強制スカート)。
あと、髪はショートがよかった(髪質のせいでロング? やだあ)。
関わる人間も男寄り。
未就学児時代、幼馴染(吾輩以外の三人、男)と仲良くしていて。
内、一人が引っ越しちゃうということで、泊まることに。
はい。
三人の男に抱かれながら寝てました。
恐ろしい。思い出すも恥ずかしい。
幼かったから感じなかった、それだけなんだなあ。
今だったら意識して死ぬ(女じゃないで、男として)。
一人称が「吾輩」に変化したのは夏目漱石のせい。
吾輩は人間だからな?
あとは、俺とかワシとか使ってた。
ワテもあったのう。
喋り方は九州弁と関西弁が混じった感じ。かも。
ついでに野球好き歴史好き。
千葉の歴史が好きなのは八犬伝の影響です。
もしかして、吾輩……BLたるもの?
恋愛対象が男だったから気づかなかったけど、中身が男でも成立する……と信じてる。
どう思いますかね?
FTMが感じるつらいこと。
着替え。必ずお手洗いとかで着替えるけど不自然なので我慢して教室で着替えることもしばしば。
服選び。サイズとデザインが不一致。吾輩のサイズになると超絶女子! って服しかない。
言葉遣い。日本にある「男言葉」を女が使うと「だらしないやつ」に思われがち。
制服。スラックスがいいのに強制スカート。スカート履くと、どことなく嫌。嫌な感じ。
声。声まで男に近づけそうになる。それはいい。そうしたら周りに比べて低いので声で浮く。
人目。女が男のふりをすると、少し粗忽なやつに思われる。女子力皆無だと周りから
FTMとかMTFが通う学校とかがあればいいのにね。
無条件に受け止めてくれる学習の場があれば、救われる人は増えるのにね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます