第59話

美味しいでしょ?

僕の好きなケーキ屋さん

1番のおすすめはショートケーキ!


「うんっ!こんな美味しいのは初めてだよぉ」


紅茶も美味しいから飲んでみて

熱いから気をつけて


「、、、、」


うん?

どうしたの!


「ふーふー、、、してくれないのぉ?」


熱いもんね、、、ごめんね、、、気がつかなくて


僕は彼女のマグカップを取り

少し冷ましてあげた。


飲んでみる?


「うん、、、ありがと、、、」


彼女がゆっくり紅茶を口にした


「わー、おいしいねぇ、この紅茶!わたし好きだよぉ!」


良かった!

少しは元気出てきた?


「でない、、、」


そうだよね

でもさぁ、こんなに可愛いのに仕事が減るって

何処に目をつけてるんだろうね

不思議でしょうがないよ


「ねぇね?慰めてくれてる?」


慰めるとかでは無くて本心なんだけど


「私より可愛い子なんていっぱい居るし、、、私を見つける事の方が珍しいんだよ、、、ほんとにたまたま、専属でやらせて貰えたから何とかここまで出来たけどレアなケースだと思うよ」


これから、どうなるの?


「とりあえずは様子を見て、、、戻らなければ、、、企画単体かなぁ」


どう言う事?


「専属は決まった本数、月に一本、企画単体だとその制限がなくなるって事、、、だから、、、月の撮影が増えていくの維持する為に」


それは、僕にとっても大打撃な事だった。


「嫌でしょ?君だって」


、、、、


「ねっ!なんか、ごめん」


嫌だけど、、、風夏を尊重するよ、、、今だって苦しいけど、、、風夏が選んだ道を応援しないと、きっと僕も後悔すると思うから


「決めたっ!もう少し頑張ってみる、、、

、、、中出しのオファーが、、、あるんだけど、、、嫌、、、だよね、、、」


それで復活できるの?


「やってみない事には何とも言えないけど、、、」


あれって、、、本物なの?


「作り物だけど生でセックスはするよ」


、、、、


「断るねっ!ごめんね、嫌だよね流石に、、、」


風夏はあるの?


「ない、、、だから、、、私も怖い、、、」


風夏のこれからの人生での初を全て僕にくれませんか?

僕は、風夏の過去の事は何も知らないけど

これから先を考えれば圧倒的に長い時間を過ごすと思うから

これからの風夏の初を下さい


「そんなの、当たり前だよぉ、私も君じゃないと嫌だよ、、、」


だから、、、初体験を下さい















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