第57話

🎵


「ガーン」


彼女からメールが届いた。

ガーンの一言

どうしたんだろうか?

僕はすぐに返信をした。


🎵


「仕事の日数が減ってしまった。」


彼女は専属女優なので1ヶ月で一本の作品を作り販促イベントや深夜番組の出演をしたりしている普通のOLさんとかよりは時間は有ると思うが身体が資本と言う事もあり体調管理や見えない所での影の努力は凄まじい

セクシー女優も人気職業では無いがふた昔前に比べれば多方面で活躍している人はかなり居る複数年活躍できるのは本当に一握りしか居ない世界で彼女は5年続けている

あれだけの美貌があれば当たり前なのかも知れないが最近の女優さんはアイドルに居てもおかしく無いルックスであったりと世の男性を魅了している。


そんなに減ったの?


🎵


「いつもより、3日少ない」


僕はその意味が分からないので

どう、返信したら良いのか分からないでいた。


🎵


「どうしよう」


どうしよう?

僕は、気づいた、人気商売で浮き沈みがあるにしても3日は大きいと言う事と彼女が悩んでいる事はかなり大きい問題だと言う事に


今日は何時に帰って来れそう?


🎵


「16時くらいかなぁ」


分かった。

待ってるね!


🎵


「うん」


僕はとりあえず、出かける準備をし

買い物に出かける事にした。

向かった先は、幸せの丘と言うケーキ屋さんで地元ではかなり有名なお店で、一口、口に入れると幸せになるくらい美味しく

名前負け所ではなく圧倒的な勝利を収めている。

僕はケーキを4つと紅茶の葉を購入した。

落ち込んで帰ってくるだろうから甘いのを食べて幸せな気持ちになってもらい紅茶でリラックスしてもらい具体的な話を聞く事にした。

準備をしているとメールの着信音がなった。


🎵


「おわた、16時につく」


えっ!

怒ってるの?

それとも落ち込みすぎ?

分からない

返信は一応しておこうと思い返信をした


了解です。と


時刻はそろそろ16時を迎えようとしている。

僕はケトルの電源をオンにしてお湯を沸かす。


「ただいま、、、横になって良い?」


うん、、、


彼女はソファーで横になって少し涙ぐんでいる


大丈夫、、、じゃないよね


「手、、、握って、、、」


弱い声で訴えてくる彼女の手を優しく握った。













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