第53話

「ねぇね?今日は何たべたい?」


風夏が作ってくれるなら何でも良いよ


「うーん、、、君はわかって無いなぁ、、、なんでもが1番困るんだよねぇ、、、私たちのご飯を悩むのも幸せなんだけどぉ、、、何か言ってくれないと更に困っちゃう訳よぉ」


そうですよね

母は何も言わずに作っていたので

気にもしてなかったです。

風夏の1番苦手な料理食べたいかも


「苦手?」


あっ!作るのがね


「うーん、、、天麩羅とかかなぁ、、、一人暮らしで天麩羅は作らないから、、、作った事ないし、、、1から作るの大変過ぎるよぉ、、、今度じゃダメ?」


今度で良いよ

じゃぁ、、、カレーが食べたいかなぁ


「急に難易度が下がったねぇ、、、よしっ、、、お買い物行こうかっ!」


はい、、、行きましょう


僕たちは夕飯の食材を買いに近所のスーパーに向かい、買い物を済ませ歩いていると彼女がドラッグストアの前で足を止めた。


どうしたの?


「買わなくて良いの?、、、ゴム、、、」


あっ!


「ナマが良い?、、、」


いやっ、、、僕も男なんで、、、マナーは守ります!女性ばかり負担をかけるのはよく無い事だと思うので、、、でも、、、つけた事無いのでつけて下さい!


「うん、、、いいよ、、、」


ちょっと

行ってきますね、、、


僕は、ドラッグストアに入り驚いた。

どれを購入すれば良いのか?

分からない


、、、、


「うん?どした?無かったのかなぁ?」


ありました。

でも、、、どれを買えば良いのか分からなくて

種類が多くて、、、


「そかそか、、、じゃぁ、、、一緒に行こうか」


ありがとう


「知らない事を恥じらないっ!最初はみんな分からないのが当たり前なんだから、、、歳とか関係ないのっ!分かったぁ?」


うん、、、


「ヨシっ!行くよっ!、、、えっ!、、、こんなに種類あるの?、、、私も知らなかったよぉ、、、どれが良いのかなぁ、、、少しお高めのにしておこうかねぇ!」


そう言って彼女はレジに向かって歩いた


「あっ!、、、並んでしまった、、、ちょっと恥ずかしいかも、、、」











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