第47話
風夏?
「うん?どした?」
なんでもないよ、、、呼びたかっただけ
「うん、、、もっと呼んでぇ、、、」
僕は、彼女の手を握り
愛してると言った。
彼女も愛してると僕を抱きしめながら言っているように感じた。
この幸せが長く続けられる様にしっかりと愛を伝えていこうと心に誓った。
ふー
僕はため息をついてしまった。
「どした?」
いやっ、、、楽しい時間は過ぎるのが早くて
終わりが無ければ良いのにって
「確かにねぇっ!でも、、、私たちは終わらないよっ!、、、一緒に居ない時間も好きだよ、、、今頃、君は何を考えているのかなぁ?
何してるんだろう、、、とか考えてる時も好きだよ、、、君の事を考えてるだけで心が落ち着いてリラックス状態になったりするからねぇ、もちろん一緒に居る時の様な幸福感は無いけど」
なんか、、、すごいですね、、、僕は離れたくない、、、一緒に居たいって思っちゃいます、、、ダメですね
「ダメじゃないよぉ、、、すっごい嬉しいよぉ、、、けど、、、それだと君が疲れちゃうよ、、、24時間一緒に居るって出来ないじゃない?私だって寂しいよ、会いたいなぁ、声聞きたいなぁって思うし、仕事が大変でも君と会えるって思うだけでその時間も楽しめるよ」
そうなりたいって思っても自分自身が追いつけない、撮影の日は、SEXをする彼女、本来なら付き合っていたカップルしか致さないのに
彼女の仕事はセクシー女優であり恋愛感情は無いにしてもSEXをしてそれが作品となり世の男性はそれを観てオナニーをする
頭の中では仕事だと理解しているが心が理解仕切れていない
きっと彼女も付き合う前は引っかかっていた部分で今も気にしているから僕の心を読めてしまうのだろう
彼氏なのに心配ばかりさせてしまっている
「ねぇね?一緒に暮らす?」
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