第23話

「君に伝えるかどうするか?今も悩んでいるんだけど、、、明日、、、撮影なんだぁ」


あっ!早く寝ないとですよね?

御免なさいなんか図々しい事言っちゃって

気がつかなくて、、、


「やっぱり君は何か良いね、、、エッチしちゃうけど、、、、、、」


そうだった、彼女はセクシー女優だった

遅かれ早かれ、この現実と、向き合わないといけないんだった。

正直、心の準備が全く整っていない

なんて、声をかけるのが正解なのだろうか?


「流石に嫌だよねぇ?昨日から付き合い始めて、、、次の日に撮影とか、、、整理出来ないよねぇ?」


はい、、、ちょっと整理が出来ないかもしれません、、、でも、、、必ず理解します。

時間がかかってしまうかもしれないけど

伊藤さんと一緒にいたいから


「ありがと、、、私も君と一緒に居たい、、、

苦しくさせちゃってごめん、、、」


すっごい小さい事言って良いですか?


「うん」


苦しいです。涙が出そうです。

逃げ出したいです。

こんなに苦しいなら出会いたく無かった、、、


彼女は泣き出していた、、、


こんなに苦しいなら好きにならなければ良かった。


彼女は声を出して泣いている


でも、、、僕は伊藤さんが好きです。

あなたじゃなきゃダメなんです。

必ず理解してみせます。

そして、、、あなたを一生、好きで居ます!

約束します!

たまに毒を吐いちゃうかも知れない

それで傷つけてしまう事があると思う

でも、、、やっぱり

君を愛す自信しかない


「うん、、、私も君を愛し続けるよ、、、約束する、、、」


彼女は泣き過ぎて

ほぼすっぴん状態だった

その顔も可愛く感じたけど

彼女を泣かせたくないと思った

でも、、、数時間後には、、、

僕では無い男性とエッチをするのかと思うと心が痛かった。









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