第15話

あるって答えたら付き合えますか?


「こんな、私で良いのぉ?エッチな作品を作って不特定多数の男性がそれを観て興奮して、、、オナニーするんだよぉ、、、そんなんが彼女なんて嫌でしょ?だって君だって私の作品の絡み観てないでしょ?それは嫌だからだよねぇ?他の男性とエッチしてる姿を見たくないからでしょ?違う?」


はい、、、伊藤さんの絡みを観たら間違いなく嫌になると思います。

好き過ぎるし、、、プライベートで仲良くしてもらってこれだけで十分幸せなのに

それをしてしまったら、、、僕はきっと

伊藤さんを嫌いになると思います、、、


「それが普通だよぉ、、、君が特別な感情を持って居るのでは無いよぉ、、、私のわがままなんだよねぇ!君を手放したくないから、、、私が辛い時や悲しい時に好きって言って欲しい、、、君に見ていて貰いたい」


(あんた!馬鹿なの!)

母が怒鳴りながら僕の目の前に勢いよく歩いてきた


(ちゃんとみてあげな!彼女のいまの顔!泣いてるよ!心が寂しいって言いながら泣いてる!

分かって欲しいって!あんたに分かって欲しいって!立派な仕事じゃないかい!良い作品を作って喜ばせようって本気で取り組んでるよ!

あんたはどうだい?

嫌いになりたくないから観れない?

馬鹿言ってんじゃないよ!

どうすれば綺麗に見せれるか?

どうすれば男性を喜ばせれるか?

ちゃんと仕事として皆んなが作ってる!

あんたは誰かを幸せにしたかい?

してないだろ?

ちゃんとみてあげなさい

彼女の事を、、、

この先もあんたにこんな可愛い人、現れないよ

本当にごめんね

ウチのバカ息子が

ほらっ!

2人で部屋に行って

少しで良いから一緒に作品見てあげな

その間に夕飯準備してするから

ねぇ!












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