ShortStory part.1
「こんにちは白崎渚です。SSのお時間がやってきました。ここでは僕が中心になって、作品の小ネタや、ちょっとしたサイドストーリーをお話していきます」
説明しよう!
SSとは、小説でいうサイドストーリーやショートショートの略で、ここではショートストーリーとして扱っていくぞ!
「てなわけで、改めて青薔薇学園一年の白崎渚です。よろしくお願いします。僕たちが繰り広げる学園物語であるこの作品、僕はその世界から飛び出してお話をしていくよ。今回は第一弾として青薔薇学園について紹介するね」
※ここに出てくる渚は本編の渚とは別人だと思ってください。つまりはこのために作られたキャラクターです。
「早速だけど、僕たちの通う高校、青薔薇学園は敷地面積275,750,65㎡の圧倒的な広さを誇る超広大な学園なんだ。生徒数は約3550人程で、国内ではトップクラスの生徒数なんだってよ。一学年だけでも1000人以上いるらしいから、全校集会は基本的にリモートで行われているよ」
補足として基本的に普通科での授業を受ける生徒だけでも500人はいる為、それ以外の学科の人数は数える気が失せるだろう。
「青薔薇学園の学園方針は全ての事は生徒の自由な発想に委ねるというもので、ありとあらゆる行動を生徒の自由としている。自由な校風と専攻の豊かさが全国から認められて、数々の生徒が入学してきている。自身の発送を試したいという優秀な人材が集まるこの高校では何をするしても本人の自由なんだ。だから部活に力を入れるもよしだし、何かを目指して勉強に没頭するのもよしで、色々なところから講師の先生が来ているから勉強や練習に困ることはないんだ」
外国語の先生から、音楽、美術、文芸、華道、その他諸々のエキスパートが全国から脚を運んでいるため、ここに入れば何も困ることはない。
「世界で活躍する人材(生徒)を輩出してきたこの学園は日本屈指の名門校となっている。それゆえに入学するにはそれなりの学力と発想力が必要になってくるから、入学志望なら中学時代をどぶに捨てるくらいの努力が必要なんだ。それでもこの学園の先生は努力してきた生徒を見捨てるような真似はしない。死ぬ気で努力してにゅし試験を受けていた生徒は見ただけで判断できるらしく、不合格になる生徒はごくわずかなのだとか」
「授業の内容はそれなりに難しいものが多いけど、生徒の個性を第一に考えている学校だからね、生徒が分からないといった場合は一から詳しく、簡潔にまとめてプリント化してくれるんだ。ただ、授業は基本的にタブレットを使用して行うから、授業内でプリントを使うことは一切ないんだ。もちろん教科書もタブレットだよ。最先端を行くこの学園は相当なお金を持っている」
「この学園の理事長先生は生徒の個性を第一に考えて様々支援をしているから、生徒からの信頼も厚いんだ。もちろん僕も信頼しているし尊敬もしている」
「この学園は基本的に制服が原則だけど、制服が苦手という生徒も中に入るわけで、そういう人には学校側から特注の私服が支給されるみたいなんだ。服の形状はもちろんデザインまで自由に選択して作ってもらうことが可能なんだ。でもそれをやるとすべての生徒がそうする可能性があるため、私服の件は家族の人と要相談で、親と理事長が話し合った末に決定するらしい。私服は好きに選んでいいのだけれど、露出度の高い場合は禁止にするとのこと。当たり前だ」
ちなみに、過去に露出度の高い私服を作ろうとした女子生徒が理事長によって強制的に私服を作った。でも、その生徒はすごく気に入ってくれたために今でもその伝統は残っている。
「制服のデザインは理事長が考えたわけではなくて、理事長の親友で、怜の母親はある波夜瀬さんが考えてくれたそうです」
「あ、そろそろ終わりにしないとね。じゃあ、また次のSSでお会いしましょう。渚でした」
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【あとがき】
って感じで、いかかがでしたか? 白崎渚くんによるSS。僕は意外とこれ気に入りました。
あんまウェブ小説でSSって書きませんよね。でも、ただ淡々と本編を進めていくとなんだか味気ない気がしてつまらないので、こんな感じの渚くんによるSSを書いていきたいと思ってます。
あ、もちろん読者の皆様がいらないというのであればやめるので、遠慮なく言いつけてください。
なんで渚がやってるんだって思うかもしれないですけど、せっかくなら本編登場人物にやらせたいと思ってしまった作者の性です。
まぁ、いらないのであればやめるということで、ではまた本編で。
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