極度の人見知りで、仮面をつけていないと落ち着けない少女黄鈴雨。そんな彼女が皇帝の命令で宮廷で人形師として働くことに。
しかし彼女はただの人形師ではありません。命を持った人形を作ることができる彼女だけの力があります。
その力で求められるのは、後宮の事件を解決すること。
鈴雨の立派な祖母に近づこうとするところや、人見知りでも人形相手には素の自分を見せるところが魅力的です。
個人的には、彼女のそばにいるしゃべる人形の毛毛が好きです。
なんといってもネコですし。
口下手で人と関わることが苦手な鈴雨に代わって、言いたいことをはっきり言ってくれる素敵なマスコットだと思いました。
思えば、人形も仮面もどちらも本当の自分とは異なる「別の自分」を演じることに通じるもの。
それはもしかしたら、様々な人々の陰謀が渦巻く後宮で、鈴雨の一番の身の守りになるかもしれません。
※20話分までの内容でのレビューで恐れ入ります