第5話 ミミとメメが泣き出した

「「あぁ?脚がぁ!歩ける!!」」

 異世界奴隷物の定番回復が出来るとは、ミヒロは役に立つ獣耳娘の後で、しっかり可愛がって遣ろう!

「コウさん?今ゾクっと寒気がしたけど?変な事考えて無い?」


「変な事は考えて無いぞ、この二人を可愛がった後で、ミヒロをしっかり可愛がって遣ろうと思っただけだぞ」

「必要無いよ、それがそもそも変な事だよ!」


 おやじが何か言いそうにしてるが、面倒なので無視して獣耳娘と話ながら奴隷商を出た。

「そうか、ミミとメメって言うのか、二人とも俺とズッコンバッコンすればパワーが付くぞ!獣耳娘の良い所!チビンコ減ランコ子供が出来ん


「私達健康体です!遣ること遣れば妊娠しますよ?」

「異種族間では、子供が出来んのが定番だろ!」


「そんな決まりが有るなら、私達みたいなハーフは存在しない事になるよ?」


 成る程、ハーフか!矛盾する話は、それぞれのラノベ作家のご都合主義の結果の混乱か。

 人類は皆兄妹!なせば成るってか!


「じゃ、そう言う事で始めるぞ」

 二人のパンツをズリ降ろし、交互にズッコンバッコン始めた。

「「ま、待って!」」

 道行く人々が「「「「「公衆の面前で何を遣ってる!」」」」」と奇異の眼差しだ。


「見るんじゃ有りません!!」

 若い母親が子供の目をふさぎ立ち去った。


「異世界の恥は掻き捨て!」

(そんないい加減なのは無いよ、ここは江戸時代かよ!)


 ミヒロは、この人とは他人ですって感じで、人々に紛れ隠れた。


「脚を、治して、くれて、良い、人と、思ったのに」

「恥ずか、しいよ、私達、不幸」


 ズッコンバッコンで途切れ途切れの言葉、ミミとメメは泣き出した。


「泣くほど感動したか?ウンウン可愛いな」

「「そんな訳有るかぁ!!」」

「シクシク😢酷いよぅご主人様、こんな大勢の前でぇ」

「ご主人様?気は確か?いくら何でも、こんなの酷過ぎます!!以後完全拒否します!!」

「ん?二人衰弱してたから、即効回復してやったが?体調良くなっただろ?」


「「はぁ?あれれ?」」

⦅言われて見ると、気分爽快!でも感謝はしないよ⦆

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