トレントキングの森②
『個体名グリスラの進化先を選んでください』
①グリーンアシッドスライム…通常進化、グリーンポイズンスライムの毒より強力な猛毒を放つことができる。
②グリーントキシックスライム…特殊進化、有害な毒を気体として飛ばすことができる。
③グリーンハザードスライム…??進化、魔?直?の四???一体で世?を???????災?を起こ????できる
「進化先が3つもある…それに三つ目のグリーンハザードスライムっていう説明欄がほぼ?で埋め尽くされてるのはなんでだろ?グリスラはどれがいい?」
グリスラは少しぐるぐると回りながら考えるそぶりを見せながら体をもぞもぞとさせ、体を変形させていって、3という数字の形に変形させた。
「そんなこともできるんだ…わかった。それじゃあグリーンハザードスライムに進化!」
『個体名グリスラの進化先が設定されました。???に進化を要求…拒否されました。再度進化を要求…拒否されました。再度進化を要求…拒否されました。』
「全然進化が受理されない、何か条件でもあるのかな?」
『個体名しえが称号:世界初の証を所持していること発見、称号を贄にし、進化を要求…受理されました。個体名グリスラは、グリーンハザードスライムへと進化しました…問題、?????から、個体名グリスラへの介入…受理します。個体名グリスラは、?????から称号:?????の加護を入手…問題、?????から個体名しえへの介入…受理します。個体名しえは、?????から、称号:魔王種を従えし者を入手』
「…ちょっと何言ってるのかわからないですね」
私が混乱していると、さらに混乱の種がやってきた。
『GMからメッセージがあります。表示しますか?』
「へ?GMってこのゲームの運営だよね?ひょ、表示してください」
件名:お話があります
差出人:GM
宛先:しえ
本文:お話の前に、魔王種テイムおめでとうございます!予想よりもだいぶ、いやめちゃくちゃ早くテイムされたものですから、称号はまだ完成されておらずご迷惑をおかけしますが、完成してから後ほど送らせていただきます。さて、本題ですが、この速さでどうやって魔王種のテイムをしたのですか?チートなどは検出されていなかったのですが、バグなのでしたら修正しなくてはいけないので、できればでよいのですが魔王種をテイムした経緯を教えていただければと思います。
「やばい、もしかしてこのゲームをバンされちゃう!?」
という心配を抱えながらGMにメールを送るために一度ゲームからログアウトした。
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