第3話 理系ミステリー 森博嗣先生

 理系ミステリーというワードを聞いたことがあるだろうか、森博嗣先生は理系ミステリー作家だ。

 経歴を少しざっくり解説したい。このエッセーは五百字縛りだからあっさりと。

 第一回メフィスト賞を「全てがFになる」で獲得し、元名古屋大学准教授、建築科らしい。建築科だからか、コンクリートとか、耐震装置がよく出てくる。とはいえ複雑ではないし読みやすい。

 

 森先生はシリーズ物をよく書く、犀川創平&西之園萌絵のS&Mシリーズ。これを一番に読め、とよく書かれているが、拙は「黒猫の三角」から始まるVシリーズを読んでほしい。一番気楽、時々クスッと笑えるシーンもある。

 森先生は結構軽い文章で魅力的で、ライトノベルのようなキャラクターで魅力的で面白い。

 そして森先生は解説にキャラクター推しと書く人がいるほどキャラクター立てがうまく、文章もうまい、是非とも参考にしたい先生だが、拙はまだ全然森博嗣の次元に辿り着けない。もう少し近づきたいものだ……


 ぜひとも森博嗣を読んでもらいたい。


 500文字縛りをしているのに、400文字で終わってしまった。

 次回は旅ライトノベル。「キノの旅」「魔女の旅々」

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