第5話
リオが一生懸命励ましてくれているが、笑うことが出来ない、私が好きなアボンのリリを演奏したのになぜなのか、上手くいかないなんて、一体どうしたら、いいのか分からない。
その中リオがこう放つ
【⠀前よりはマシでしたよ。大丈夫ですって。】
前よりマシ?って、前は酷かったってこと?ダメだいつもの言葉が聞き流せない。
そんな中近寄ってくる足跡が聴こえてくる。
コツコツ、私は知っているこの足音はあの人だ。
【⠀何かご用ですか?】
だか今は、そんなことに構っている場合ではない。
相手もそれどころではないらしい。
【⠀初めまして、レオ.ホワイトです。ごきげんようアン・クロノ、リオ・シルバー】
と挨拶するがなんの用だろうか?
【⠀先程の演奏、拝聴致しました。】
この人は酷かったと言いたいのだろうか?
【はい、酷かったと言いたいのだろうか?⠀】
今の私に言葉をオブラートに、包む余裕はない。
【⠀ええ、確かに酷かったですが、可能性を感じました。】
可能性?、また、戯言を。。
【⠀はぁ。】
【⠀どうでしょう?あなたの卒業の一年を私に預けていただけませんか?】
【はい?⠀】
【とりあえず、うちの灰色楽団を見に来てはいかがですか?⠀】
次の更新予定
2024年12月1日 17:00
2025年1月5日 17:00
2025年2月2日 17:00
…
私の居場所パート2 居場所はここなのに必要とされない。。 @waka13
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