五歳のころのこと - 丑三つ時の鏡（水薦苅しなの）

　ぼくはいま，とてもかなしいです。ほいくえんのおねえさんは，いつも，ぼくのことをおかあさんからゆうかいするからです。

　おかあさんはおむかえにきてくれます。きてくれるのですが，おかあさんはおしごとでいそがしいらしく，まいにちおそくにむかえにきます。

　さびしいです。

　そういえば，さいきん，おなじようにのこっているおんなのこにきがつきました。なまえは「ももか」っていうらしいです。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。