編集済
自分の境遇を理解してくれる相手ほど、離ればなれになるのはつらいものですね!
主人公カップルのイチャイチャぶりと、主人公の両親の不和とが対照的で、
相性ピッタリなのにヒロインと離れざるをえない主人公のつらさが際立ちますし、
家庭の事情に縛られる子供の身ではどうにもならない状況に追い込まれたとき、
宇宙の彼方からすべてを見下ろす高みにある星に主人公が願いを託すのも、
苦境なんかに負けないぞ!!という気概が伝わってくるようです。
人間の都合が変わっても、時が流れても、星は変わらない。
だからヒロインとの約束も、同じ星を見上げる限り変わらず、
たとえ今生の別れとなっても、星はすべてを見届けて輝き続けるのだと、
遠距離恋愛にエールを贈ってくれる素敵なラブソングでした。
追記:
七夕にもピッタリですね!!!!
完結お疲れさまです。
歌のほうも聴かせていただきましたが、非常に雰囲気があり、良い曲であると感じました。
その一方で、小説自体が曲の宣伝に近い軽さになってしまっているのが少々、もったいなく感じてしまいました。
登場人物のキャラクター性や背景など、非常に魅力的であると思いますので、字の文による細かい描写や、読者が登場人物のテンションについていけるような、二人の関係性の掘り下げをしていただけるとより深みが増し、曲の良さと相まって相乗効果があるのではと思う所存です。
一読者の戯言と感じるかとは思いますが、光るものを感じたのでお節介を書きたくなった所存です。
次回作も、楽しみにしております。