第28話「ど、同棲!?」
俺たちのインハイが終わって部活も長いオフに入った。これからどんな事をしようか考えていた。そんなときに母さんからリビングに呼び出された。リビングに行くと父さんと母さんだけでなく奈津美と奈津美のお父さんとお母さんもいた。
(修)「どうしたの?みんな揃って」
(修の母)「実は明後日から私達と奈津美ちゃんのお父さんお母さん旅行に行くことにしたの」
(修)「え、俺は?」
(修の母)「インハイが終わって疲れていると思って予約してない」
(修)「まぁ、いいや。楽しんできたよ」
(修の母)「そこで1週間奈津美ちゃんと一緒に暮らしてほしいの」
(修)「は?」
(奈津美)「え?」
(修と奈津美)「え、えーーーーー」
(修の母)「じゃあ、よろしく」
(奈津美)「どうして私が修と一緒に暮らさないといけないんですか?」
(奈津美の母)「だって女の子1人家に残すのは心配だったから」
いや、1つ屋根の下に男がいるほうが危ないだろ。なんて言えるわけがない。それだけ俺が信頼されているということなのだろうか?
(修の母)「くれぐれも奈津美ちゃんを泣かせるんじゃないわよ」
(修)「はいはい」
✴✴✴✴✴✴✴✴✴✴
それから時間がたって俺の父さん母さんと奈津美のお父さんお母さんは旅行に行った。これから俺と奈津美の同棲生活が始まる。
(奈津美)「なんで私が修なんかと一緒に生活しなきゃいけないんだよ」
(修)「はぁ、こっちこそ願い下げだよ」
(奈津美)「まぁ、1週間辛抱するけど絶対お風呂とか覗かないでよね」
(修)「覗くわけねえだろ。興味ないっつうの」
(奈津美)「は?嘘おつ」
(修)「嘘じゃねえし」
(奈津美)「男子高校生が女子の体に興味ないわけない」
この言葉を俺は否定できない。なぜなら奈津美の言葉の通りだからだ。これから1週間俺と奈津美はどんな生活が始まるのだろうか?心配で心配で仕方がない。
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