第11話「俺には刺激が強すぎます」
彩華とみ、みみみ水着を買いに行く?
(修)「お、俺は去年の水着がまだ着れるから大丈夫だよ!」
(彩華)「わかってないな〜、私の水着を買うんだよ。だから付き合ってね」
俺は今日1日耐えられるのだろうか?
(修)「別に水着を買いに行くなら俺じゃなくても良くない?それに渚さんとかだったらいいアドバイスとかくれるかもしれないよ。」
(彩華)「私の水着姿を1番最初に見せるのは好きな人がいいから」
かぁ〜、俺は自分の顔が熱くなっていくのを感じた。なんだそれ可愛すぎるだろ。
(彩華)「あ〜、修くん顔赤くなった!照れてる。かわいい」
(修)「………、は、はやく行こう」
俺は恥ずかしくなって彩華の手を引いた。
(彩華)「そんなに急がなくても私の水着は逃げないのに〜」
俺たちは水着を買いに店に入った。色んなのがあるもんだな〜と思った。
(彩華)「ねぇ、修くんはどれがいいと思う?」
(修)「俺が女の子の水着なんて選べるわけないだろ」
(彩華)「それもそっか」
そう言って彩華は自分で水着を選んでいった。何個か手に持って迷っている様子だった。
(彩華)「私この4つで迷ってるから、今から試着してくるから試着室の前で待ってて」
俺は彩華が水着を決めるのを待っていた。するとカシャーっと試着室が開く音が聞こえた。
(修)「決まったか?」
俺がそう言って振り返ったところには水着姿の彩華がいた。
(彩華)「いや、決めるのは修くんだよ。この4つで1番修くんがいいと思ったやつにするんだから」
派手なやつ、落ち着いた感じのそしてセクシーなやつやらと彩華は着替えていった。正直どれも良かった。何度鼻血が出ていないか心配したことか。
(彩華)「いや〜、いい買い物ができたよ。ありがとうね修くん」
(修)「おうよ!」
うん、こちらこそありがとう。良いものを見せてもらった。
✴✴✴✴✴✴✴✴
その日の夜俺はどっと疲れていた。原因は考えなくても分かる。俺にとってはちょっと、いや結構刺激が強かった。そんな事を考えていると階段をドタドタっと駆け上がってくる音が聞こえた。そしていきなり俺の部屋のドアが開いた。そこには奈津美が立っていた。
(修)「どうしたんだよそんなに急いで」
(奈津美)「1回部屋から出てってくれない?」
(修)「は?急にどうして?」
(奈津美)「いいからはやく!」
(修)「わかったわかった」
俺は奈津美に追い出されるような感じで部屋から追い出されてしまった。ここ俺の部屋なのにおかしいな〜。
(奈津美)「私がいいって言うまでドア開けたらだめだからね」
(修)「はいよ」
奈津美はいったい俺の部屋で何をしているのだろうか?まさかえっちな本でも探しているのだろうか?残念ながらそれを見つけることは不可能だろう。
(奈津美)「もう入っていいよ」
奈津美の入っていい合図が来たので俺は部屋に入った。するとそこには水着姿の奈津美がいた。俺は固まってしまった。
(奈津美)「感想くらい言いなさいよね」
(修)「と、とっても似合ってます」
(奈津美)「かわいい?」
(修)「かわいい」
(奈津美)「ふーん、また着替えるから出てって」
そして奈津美は着替えてさったと帰っていった。本当に何をしにきたのだろうか?
✴✴✴✴✴✴✴✴
月日が流れるのははやい。俺は今日いつもよりはやめの目覚ましで目を覚ました。そう、今日は待ちに待った修学旅行1日目なのだ!
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