第26話 誕生日

昨日、寝る直前に、

泣いたお陰で、

目の周りが、腫れていて、

顔を洗いに、洗面所に、

立った時、一瞬で、

動きが止まった。


「あらら。これは、

酷い顔。」


目の周りに、冷たい、

タオルを当てながら、

りさと、しおりの顔を、

確認する。


「りさ、しおり、起きて。」


「ん。お姉ちゃん、

どうしたの?」


「鏡で、見てごらん、

目の周り、酷いから。」


パタパタと、

鏡を見に行くと、すぐに、

戻ってきて、

りさを、起こす。


「りさお姉ちゃん、

大変だよ。」


「んー。しおり、

おはよう。」


「りさ、お姉ちゃん、

目の周り、腫れちゃってる」


「え、マジ?」


ぱっと、起き上がり、

鏡を見に行くと、

洗面所から、

「あらーっ。」


と、声がする。。。


3人で、顔を見合せ、

少し、笑った後、


3人で、冷たいタオルを、

目に当てて、少しでも、

目の腫れを、

回復させるため、

に、横になる。。


「あけみ、昨日、

そんなに、泣いたっけ?」


「ああ、一時間位、

泣いてたと思うよ。。」


「しおりが、泣くから。」


「先に泣いたのは、

りさお姉ちゃんだし。」


「しおりが、釣られて、

泣くからだし。」


「お姉ちゃんが、泣き虫

だからだし。」


「ふふっ。」


「あけみは、笑うなだし。」


「そうよ、あけみお姉ちゃん

失礼だし。」


「あははっ。だし、だし、

うるせぇよ。」


あたし達は、目の上に、

濡れタオルを乗せて、

大笑いした。



「そう言うえば、

お姉ちゃん達、

お仕事大丈夫?」


「んー。多分。」


「今日は、バイト四時間で、

良かったね。」


「ああ。本当に。」


「今何時?」


「六時半。」


「後、一時間で、腫れ、

ひくかなぁ。。」


「んー。わかんない。」


「それより、こんな顔で、

しおりの誕生日、

行けるのか?」


「んー。行くしかないだろ」


「うん。お姉ちゃん達には、

悪いけど、一緒に、

いて欲しい。」


「わかった。」


「目薬、さしてみるか?」


「うん。やらないより、

いいかも。」


3人で、目薬をさして、

また、目の上に、

タオルを乗せる。。。


30分位、たった時、

しおりが、鏡を見に行く。


「うん。だいぶ、

良くなってる。」


パタパタと、戻って来て。。


「お姉ちゃん、あたしは、

だいぶ腫れ引いたよ。」


バイトの時間も、

あるので、あたし達は、

諦め半分で、鏡を覗く。


「あ、本当に、腫れ、

かなり引いたね。」


「うん。目尻が少し、

赤いけど、もう、仕方ない」



あたし達は、着替えると、

いつも通り、駅まで、

3人で歩いた。


「遊べるほど、

積もらなかったね。残念。」

と、しおりは、少しがっかり

していた。


昨日の雪が、うっすらと、

積もった地面は、

少し、滑りやすく

たまに、よろけながら、

気を付けて、歩いた。


そして、駅前で、解散して、

あたし達は、バイト。


しおりは、一度、

自宅へ戻って行った。


今日は、あたしは、午前の、

コンビニのバイトのみ。

いつもの、品だしと、

レジ打ちを、

そつなくこなして、

帰り支度をする。


「あけみさん。」


帰ろうとする、あたしに、

声を掛けてくる、男の子。

あたしの、一つ年下の、

バイトの後輩。


「どうしたの?」


どうしたのと、一応聞くが、

最近、あたしに、やけに、

声を掛けてくる。

毎回、理由を付けて、

誘いを断っているけど、

正直、疲れる。。。


「今日、この後の予定

とかありますか?

良かったら、ご飯でも。」


「ごめんなさいね。私、

これから妹の、誕生日に、

行くんです。

それに、どの道、

誘われても、行く気は、

無いの。察してくれる

かしら。」


そう言って、断った。


「そう、ですか。なんか、

すみません。」


後輩君は、しょんぼりして、

あたしを、見送った。


断るのは、これで、三度目。

何か、されても、怖いから、

本当、別のバイト、

探そうと思った。


気持ちを、切り替えて、

駅前で、りさを待つ。


「お待たせ。。。

あけみ、浮かない顔だね。」


「うん。また、

バイトの子に、

声掛けられてさ。」


「ああ、なるほど。」


「断るのに、疲れたんだ。」


「その通り。」


「いっその事、

彼氏いるって、嘘つけば、

良いんじゃない?」


「うーん。まぁ、

それも、ありだね。」


「最近、あたしは、

そうしてるよ。

どうせ、誰かと、付き合う

気は無いんだし。」


「そっかぁ。下手に、

本当の事を、言うから、

期待させてるのかもな。」


「そう言う事もあるよ。

まぁ、あけみが、今の、

職場で、気になる人でも、

いれば、話は変わるけど、

傷付けない為の、

嘘もあるんじゃない?」


「そうだね。。」


「しおりが、待ってるから、

行こうよ。」


「そうだね。とっとと、

行こう。」


しおりの家には、駅前から、

バスに乗って、15分位。

あたし達は、バス停で、

バスを待っていた。


「あけみさん。」


振り替えると、後輩君が、

そこにいた。


「あけみさん、このバス、

使って、

家に、帰るんですか?」


「いいえ、これから、

妹と、待ち合わせしてるの。」


「どこまで、行くんですか?」


それを、聞いてた、りさが、

間に入る。


「すみません。あなたの、

してる事は、ストーカー

行為ですよ。私の、姉に、

付きまとわないで、

下さい。」


りさの、怖い目付きに、

圧倒された、後輩君は、


「別に、そんなつもりは。」


と、後ずさる。


「あなたが、どう思って、

行く先を、訪ねたのかは、

関係ありません。

実際、私達が、妹と、

待ち合わせてる場所を、

聞き出して、どうする

つもりなんですか?」


「それは。。」


「あなたも、わかるでしょ。

姉にとって、迷惑な、

付きまとい行為なら、

ストーカー行為なんです。」


「はい。すみません。

もう、しません。。。」


りさの、超が付くほど、

怖い、威圧のある、

言い回しに、

後輩君は、バス停から、

足早に、立ち去った。


「りさ、なんか、ごめんね」


「最近の、

あけみは、人の事だと、

凄いけど、自分の事に、

ちょっと弱い所あるよね。」


「そうかなぁ。」


「前は、もっと、怖い感じ、

だったけど、最近の、

あけみ、優しいからね。」


「そう?」


「でも、あたしは、

今のあけみ、好きだよ。」


「へへ。そっかよ。」


あたし達が、喋ってると、

バスが到着して、

しおりの家の、

最寄りの、バス停で降りた。


バス停には、見慣れた、

女の子がいた。


「お姉ちゃん。」


「しおり、待ってたの?」


「えへへ。もう着く頃だと

思って。でも、今、

来たばっかだよ。」


「そっかぁ。ありがとね、

迎えに来てくれて。」


昨日の雪は、殆んど溶けて、

日陰の土の上に、少し、

残っていると、言う所まで、

無くなっていた。

そんな中、

あたし達は、嬉しそうに

歩く、

しおりの後に続いた。


「あっ、お母さん!」


玄関には、しおりの、

お母さんが、

顔を出して、

待っていてくれた。


しおりの、家に来るのは、

三度目だ。

でも、いつも、来る度、

少し緊張する。。


「お邪魔します。」


そう言って、上がると、

しおりが、

「りさ、お姉ちゃん、

髪、お願い出来るかな?」


あたし達を、二階の、

しおりの部屋に、

呼んだ。


「そう言や、しおりの部屋、

初めて入った。

可愛い部屋だね。」


「えへへ。ありがとう。」


しおりの、部屋は、

ピンクで、統一されていて、

いかにも、女の子って、

雰囲気。

でも、本棚には、

参考書や、辞典など、

いかにも、受験生って、

品揃えだった。


「はい。終わり。」


「今日のは、誕生日に、

ピッタリだと、思うよ。」


鏡を見て、興奮する、

しおり。

「お姉ちゃん、

これ、可愛い、教えて。」


「ああ、教えてあげる。」


「うわぁ。嬉しい。」


髪を、触りながら、

喜んでるしおりは、

とっても、可愛かった。


そして、

リビングに向かうと、


見てわかる程、

気合いの入った、

料理が、並んでいた。。


しおりを見て、お父さんは、

「うわぁ。凄い可愛いっ。

どこの、お姫様かと、

思った!」

と、大興奮。


その声に、キッチンから、

お母さんも、顔を覗かせる。


「わぁ。しおり、可愛いく、

してもらったのね。

りささん、凄く上手。

プロ並みね。」

と、大絶賛する。


それを、聞いて、

りさも、照れていた。


「きょうは、来てくれて、

ありがとう。

あけみさん、りささん。」


お父さんに、座るように、

促されて、席に着く。


「凄い料理ですね。」


あたしが、そう言うと、


お父さんが、


「いや、僕も、お母さんの

こんなに、凄い料理は、

食べた事、ないんだよ。」


と、カミングアウト。。


それを聞いていた、

お母さんに、

耳を、引っ張られていた。


「お父さんは、そう言う所、

直した方がいいよ。」

と、しおりにも、怒られ、


「いや、あははは。」


と、笑って誤魔化していた。


コップに、飲み物が、

注がれると、しおりが、

「今日は、私の誕生日を、

祝って下さり、ありがとう

ございます。料理は、

お母さんと、私が、

一生懸命、作ったので、

出来るだけ、食べてって、

下さい。」


と、挨拶した。


その後、コップを、

みんなで持つと、

お父さんが、


「しおりの誕生日を、

祝って。。乾杯!」


と、誕生会が、始まった。


あたしも、りさも、

流石に、雰囲気には、

全く馴染めなかったけど、

出きる限り、料理に、

手を伸ばし、しおりの、

誕生日を、祝った。


基本、あたし達の、

真ん中に、ちょこんと、

座っている、しおりが、

気を利かせて、

取り皿に、料理を、

乗せてくれて、

ほとんど、あたし達は、

その料理を、食べただけ、

だったかも、知れない。。


お父さんと、お母さんから、

しおりへの、プレゼントが、

送られて。。


「お父さん、お母さん、

ありがとう。」と、

プレゼントを、

開封する、しおり。


中には、3人分の旅行、

カタログギフト入っていた。


「わぁ。ありがとう。」


私達は、それが、何か、

知らなかったので、

その時、反応が、

出来なかった。


「お姉ちゃん達、これ、

好きな場所を選んで、

泊まれる、旅行ギフト。

しかも、3人分あるの。」


「へぇ。3人分?」


目の前の、お父さんは、

ニッコリ微笑む。


「あ。これって、

私達の、分も?」


そう、しおりの、

お父さんに、確認する。


「そうだよ。しおりの、

お姉ちゃんの分もだよ。

これで、何処か、

遊びに行っておいで。」


「お姉ちゃん、何処行くか、

後で、決めようね。」

そう言うと、

しおりに、私達は、

抱きつかれる。


あたしと、りさは、

顔を見合せる。

正直言うと、結構、

この雰囲気には、

逃げ出したい気分だった、

だけど、しおりが、

こんなに、喜んでるのに、

流石に、逃げられない。

あたし達は、精一杯、

頑張って、


「ありがとうございます。」


そう言って、受け取った。


その後も、その雰囲気の

まま、誕生会は、進んで、

胸が、苦しいまま、

誕生会は、終わった。


「お姉ちゃん、私、

片付けしたら、

後から、行くね。」


そう言われて、しおりの、

家を、後にした。。。


正直、お父さんと、

お母さんに、

色々、話し掛けられてた。


でも、いっぱい、

いっぱい過ぎて、

殆んど、会話を、

覚えて無かった。。


しおりの両親は、

良い人だ。

それは、わかる。


だから、

私達にすれば、

良ければ、良いほど、

息が苦しくなる。。


「家族かぁ。」


あたしと、りさは、

しおりの、家から、

離れると、近くの、

公園で、休憩を取る。


とくに、

何を言うわけでも無く。

暫く、ベンチに座り。

ふたりで、うつむいて、


「はぁ。」と、ため息。


「しおりの、両親は、

良い人だね。」


「うん。」


「良い人過ぎて、

きつかったね。」


「うん。」


正直な所、学園祭の時より、

きつかった。


でも、そんな事は、

言えない。

言っては、いけない。


この苦しさは、

何だろう?


悪い家族で、育った、

あたし達は、

良い家族に、

拒絶反応を、

起こすかのように、


血の気が引く感覚に、

襲われる。。。


横にいる、りさは、

顔色が、悪い。


多分、あたしも。


「どうする?りさ、

真っ直ぐ、帰れるか?」


「うん。正直、辛いから、

何か、帰りたくない。。

けど、帰らないと、

しおりが、心配するから。」


「そうだね。

しおりの、お姉ちゃんを、

するって、決めた時に、

こう言うの、

覚悟したつもりだから。

あたしも、頑張るよ。

頑張って、帰ろう。」


りさの、肩を、

力無く、「ポン」と、

叩くと、あたし達は、

家に向かって、歩いた。


バス停まで、たどり着き、

来たときと、逆の手順で、

帰る。。。


そんな事だけど、

今のあたし達は、

精神的に、かなり、

キツイ状態だった。


家に入ると、

あたしも、りさも、

色んな事が、

フラッシュバックして、

気分が悪くなり、

強烈な、吐き気がして、

あたしは、トイレ、

りさは、流しに、駆け込み、

誕生会の食事を、

殆んど、吐き戻した。


目から、ボロボロと、

涙がこぼれて。

しおりに、対して、

凄い、罪悪感。


流石に、このままは、

やばいから、

すぐに、掃除をして、


布団を敷いて、横になる。


日が落ちて、

真っ暗になった部屋で、

りさと、二人、

抱き締めあって、

泣いた。

流石に、辛すぎて、

しおりには、本当に、

悪いと思ったけど、

メールを入れた。


今日は、二人にしてと。


返信は、無かった。。。


簡単な事が、

簡単じゃなくて、

自分達の、不器用さに、

本当に、呆れる。


こんな事したら、

しおりを、傷付ける。

そんな事、わかってる。

わかってるけど、

あたし達は、

しおりに、今日、これから、

合わせる顔を、

持ち合わせていない。

最低だ。

そう思うと、

あたし達は、涙が、

枯れるほど、

泣き続けた。

眠るまで。。。


どのくらい、

眠っていたのか。。


真っ暗な部屋で、

目が覚める。

布団の中で、最後に、

しおりに、メールを、

打った所までしか、

覚えてない。


布団の中の、スマホを見る。

時間は夜中の、1時過ぎ。


布団の中の、息苦しさから、

外に出る。


。。。。。。


暗さに慣れた目に、

部屋の隅で、

体育座りしてる、

しおりを見つけた。。。


りさの、手を強く握り、

あたしは、震える。


あたしは、あたし達は、

何て、

酷い事をしたんだろう。


昨日、しおりは、

あたし達の為に、

怒ってくれた、怒った、

ばかりじゃないか。


どうして、また、

正直に、しおりに、

言わなかったんだと。


それは、あたし達と、

しおりの間には、

いわない事は、

嘘をついてるのと、

一緒だと、わかってた、

はずなのに。


りさも、起き上がっていた。

見つめる先には、

しおり。


「。。。。」


何か、言おうとすると、

声が詰まる。。。


部屋の隅で、泣いている、

しおりに。


こんなに、傷付けるなら、

この関係を、終わりに、

して、しおりだけでも、

こんなあたし達と、

縁を切った方が、

良いんじゃないかとすら、

思った。


でも、それが、もっと、

しおりを、傷付ける事だと、

昨日わかっただろって、

あたしの、心が、

吠えた。


あたしは、立ち上がって、

しおりの前に、正座した。


あたしを、暗闇の中、

見上げるしおり。


あたしも、苦しくて、

声が出ない。。


暗くても、しおりが、

あたしを見つめてるのが、

ハッキリわかる。


そこに、りさも、

横で、正座する。


「お姉ちゃん。」


消えそうな、声。


あたしは、爪が、

食い込むほど、

自分の太ももを、

握った。。。


「ごめん。」


そう、言うのが、

やっとだった。


「馬鹿じゃん。」


そう、しおりが、

小さく呟く。


「そうだね。」


あたしも、呟く。


りさが、


「ほんとだね。」


と、呟く。


「辛かったら。。。

ちゃんと、辛いって、

言ってよ。。。

二人だけで。。。

抱えないでよ。。。。」

と、泣きながら、

しおりが、呻く。


あたしも、りさも、

たまらず、しおりに、

覆い被さる。


「馬鹿でごめん。」


あたしと、りさは、

それ以外の言葉が、

出なかった。


「私が。。。頼んだから。。

苦しめたの。。。

私が。。。お姉ちゃん。

達。。苦しめたの。。。」


と、嗚咽を上げて泣く。


「それは、違う。。

あたし達も、大丈夫だって、

おもってたから、

行ったんだ。。

それは、わかってよ。。」


「うう。。。

して。。約束して。

今度から、ちゃんと、

辛いときは、

私に、すぐに、言うって。」


「わかった。」


「ごめんな。ほんと。

ちゃんと、言うよ。」

りさも、言葉を、

振り絞って、そう言った。


「うう。。。」


話して貰えなかった、

苦しさや、悔しさで、

苦しそうに、泣く、

しおりを、あたし達は、

強く抱き締めた。

暫くして、

ずっと、鼻をすすると、

しおりが、


「お姉ちゃん達、

次やったら、叩くからね。」

と、くちゃくちゃな、

顔で、言った。


「次は、ちゃんと、

話し合うって、約束する。」


「えへへ。約束だよ。」


しおりに、

抱き締められて、

あたし達は、また

泣いた。


相手を考えるほど、

話す事に、臆病になって、

話す事が、出来なくなる。


でも、本当に大切なら、

ちゃんと、向き合って、

話さないと、何も、

解決しないんだって。


それも、大切な人を、

失ってからじゃ、

遅いんだって事を、

失う前に、気付けて、

ただ、今は、それだけが、

良かったと、思った。


泣き止んでから、

部屋の明かりを着ける。


三人とも、また、

朝と同じ。

目が腫れていた。。。


「お姉ちゃん達、酷い顔。」


「しおりもね。」


そう言って、笑った後は、

また、狭いお風呂に、

みんなで入って、

仲直りした。


お風呂から出た後、

しおりが、あたしと、

りさに、何時もより、

べったりくっついて、

そんな事も、いつもより、

愛しく思えた。



























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